Windows,WindowsUpdate

前回のあらすじ。Windows Liveメール用パッチのKB3093594をインストールするとWindows Liveメールが無事死亡。

さて、そのKB3093594ですが、12/17に再度更新されたようです。しかし、MSの説明によると


問題1: 2015年12月17日前にリリースされたこの更新プログラムをインストールすると、WindowsLiveメールを開始後すぐにプログラムがクラッシュする可能性があります。マイクロソフトは修正プログラムをリリースしました。この問題を解決するには、2015年12月17日にリリースされているこの更新プログラムをインストールします。

問題2: 2015年12月17日にリリースされているこの更新プログラムをインストールした後、メールの同期に関する問題が発生する可能性があります。この問題は、サーバ側の問題のために発生します。マイクロソフトはこの問題を調査しています。

(ソース:https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3093594)


サーバ側の問題と書かれていますが、このパッチを当てたら発生するってことは、このパッチを当てなければ同期問題は発生しないってことですよね…

Windows Liveメールをご使用の方は、確実に安定するようになるまで様子見しておいた方が良いかもしれません。KBの説明がまったくないので、たぶんセキュリティ関連は無いんじゃないでしょうか。100%断言出来るかと言われたら一切出来ませんが。

どうされるかの判断はお任せいたします。

GeForce

前回のあらすじ。Win10+GeForce採用ノート(Alienware等)で液晶パネル死亡。

久しぶりに情報を追ってみたら、この問題に関してDELLから告知があったようです。


この問題は、NVIDIAのGPUとサムスンやLGの液晶パネルを使用しているAlienwareに影響を与えます。これは、EVGA Precision Xと呼ばれるオーバークロックユーティリティを使用することによって引き起こされます。

EVGA Precision XをWindows10で使用すると、設計よりも高いリフレッシュレートで動作し、起動時に8回ビープ音が鳴って起動に失敗します。

<影響を受けるモデル>

(ソース:http://www.dell.com/support/article/us/en/19/SLN299581)


まさかのEVGA Precision Xが犯人説。

えーっと、つまり、Windows10で、尚且つ特定のドライバで(最新ドライバもこの問題のトリガーになるのかは不明。あるいはドライバはトリガーにならないのかも)、サムスンorLGの液晶パネルを使ったノートPCで、EVGA Precision Xを使うと爆発するってことっすかね…

そりゃNVIDIAも中々不具合を再現出来なかったわけだ。

NVIDIAは10/31に「我々はまだこの問題を調査しています」と当該スレッドに書いてはいますが、これだけ爆発要素が複雑に絡み合っていると、最終的には

NV「EVGA Precision Xが悪い」
DELL「EVGA Precision Xが悪い」
EVGA「本ソフトウェアを使用したことで生じた損害について、一切の責任を負いません。と利用規約に書いています」

って流れになりそうですね…

ハードウェアを直接叩く系のツールって、余計なこと(過度のOC等)さえしなければ問題ない(ハードウェアがぶっ壊れるなんてない)、と、ある種の妄信みたいなもの抱いておりましたが、今回のようにまさに「何もしていないのに壊れた」状態を見てしまうと、今後は使うツール選びにもちょっと慎重になってしまいますね…

一応、EVGAのフォローをしておきますと、EVGAも仕様通りに作ったのかもしれません。どこかで何かの仕様が変わってしまい、最終トリガーとなってしまったのかもしれません。犯人とは書きましたが、真犯人は未だ闇の中。

いずれにしても、該当するノートPCをお使いの方はご注意くださいませ。

関連記事

【GPU】 GeForce採用ノートPC液晶パネル連続殺人事件 続報
【GPU】 Win10用353.62 + Alienware M18xR2 = 液晶パネル死亡??

Windows,WindowsUpdate

先日お伝えしたKB3035583の再々々々々襲来ですが、日本には本日来た模様。

また、非表示にしていても、再表示されていますのでご注意。場所はオプションですが、管理人のPCにもバッチリ再表示されていました。

パッチ内のファイルに変更があれば再表示される仕様のため、一度非表示にしたからといって油断しないようお気をつけくださいませ。

さぁ、KB3035583はどんどんしまっちゃおうね~。

毎度恒例になりますが、Win10にする気が無い人向けのその他の不要パッチは下記の記事をご参照くださいませ。

【Win】 WindowsUpdateで入れなくても良いKBリスト

RADEON

CRIMSON15.12ドライバが公開されました。各種バグフィックスが山盛りです。ところどころ「これは何の修正だろう」と分からず、直訳な部分もありますが、RADEONは持っていないので堪忍してください。

以下、15.12での修正項目になります。

追記
上二つ以外は15.11で既に修正済の内容でした…すんません…。15.12と15.11で分けました。


<15.12で修正された問題>
・マイナーバージョンの更新チェックが出来なかった問題の修正
・アイドル時でも消費電力が高かった問題の修正

<15.11で修正された問題>
・SWBFで雪が点滅する問題の修正
・SWBFでレンダリングが壊れていた問題の修正
・R9 390+FO4でコンパスがチラつく問題の修正
 (290と295X2でも同様の問題が発生するが現在調査中)
・SWBFで影のテクスチャの表示がおかしかった問題の修正
・JC3でテクスチャの表示がおかしかった問題の修正
・CoD:BO3でパフォーマンスが低かった問題の修正
・ドライバのインストールが失敗する問題の修正
・中国語でインストールするときフォントサイズが小さすぎた問題の修正
・FreeSyncのインストールでラベル範囲の値が正しくない場合がある問題の修正
・設定のDropboxが正しく閉じない問題の修正
・オーバードライブファン設定が常にオンの問題の修正
・中国語の表示が正しくなかった問題の修正
・一部のノートPCでHDMI経由でクローンディスプレイを作成すると表示タブがクラッシュしていた問題の修正
・オーバードライブファンの速度がマニュアルにリセットされる問題の修正
・いくつかのインストールシナリオでは設定がアップグレードされない問題の修正
・オーバードライブがデフォルトに戻せない問題の修正


ドライバのダウンロードは下記のページからどうぞ。

Download AMD Radeon Software
http://support.amd.com/en-us/download

CPU


(ソース:http://scythe.co.jp/etc/support-mugen4.html)

当初、日本国内では「対応しない」という対応をしていたScytheですが、日本でも対応が開始されました。

Scythe EUの当初の発表ではグランド鎌クロス等も対象でしたが、後日、記事が更新されて、問題となるCPUクーラーはMugen4、Mugen4 PCGH-Edition、Mugen Maxだけに絞られました。

日本では対象となるCPUクーラーはMugen4のみで、Mugen Maxは対象外となります。 (PCGH-Editionの日本国内販売はありません)

緩衝用ワッシャーをご希望の方は、上記の画像を参考に「support@scythe.co.jp」へメールすればワッシャーを送ってもらえます。

関連記事
Skylake破損の可能性問題に対して、日本Scytheの対応
【CPU】 顔面ブルースクリーンになるCPUとマザボの写真
【CPU】 Skylake+Scythe製CPUクーラーを装着したまま輸送で破損の可能性

Windows,雑記

MSフォーラムでWindows10が勝手にソフトを削除するゴミ糞仕様について議論がありました。どんな流れかは下記のMSフォーラムをご参照くださいませ。

MS公式フォーラム
Windows10 が 勝手にウィルス対策ソフトを削除した 元にもどしたい。

どう思われたでしょうか。なんと言いますか「溝があるなぁ」と感じました。

今の世の中、PCを道具として使っている人は多いと思います。

道具箱に入っている道具を「多分使えないから捨てといたわ」と勝手に捨てられたら普通キレませんかね。それを決めるのはお前じゃない、俺だ。って話です。

インストール時に聞けばいいんですよ。「アップデート後に問題が発生する可能性のあるソフトを発見しました。これらのソフトは一時的に無効にするか削除を推奨します。どうしますか?」って。で、無効or削除or適用したまま、といったような選択肢を設ければいいだけのことではないでしょうか。

よくわからない人はMSの推奨する方法に任せれば良いでしょう(それが良い結果になるとは言っていない)。事前に問題がないという情報を得ていたり、自分で何とか出来る自信のある人にとって「強制削除」という機能は果てしなく余計なお世話。

残しておけば、後から出てきたパッチをダウンロードしてきて適用することも出来ましょう。削除されては再インストールから各種再設定とくっそ面倒です。

つまり何が言いたいかというと、強制削除という手段しか用意しなかったMSのエンジニアは無能だと思います。

Windows,WindowsUpdate

ザックリ翻訳
昨夜、MicrosoftはWindowsUpdateを自動更新設定にしているWin7/8.1ユーザにKB3035583を配信しました。またかよ。

(ソース:Microsoft pushes Windows nagware patch KB 3035583 for sixth time)


記事によると、KB3035583の配布はこれで6回目だとか。3-4回目くらいまでは数えていましたが、そんなに来てたんすか…

自分のPCは手動更新設定ですが、一応確認してみましたところ、こちらには来ておりませんでした。Windows10にする気がなく、自動更新にうんざりして手動更新に宗旨替えをご予定の方は下記の記事を参考にどうぞ。

【Win】 WindowsUpdateで入れなくても良いKBリスト

12/18追記
日本には12/18に着弾。

CPU


(画像クリックで拡大)

↑こんな感じだそうです。

これでどれほどの効果があるのかはわかりません。また、発売日やお値段も今のところ未定だそうです。

このCPUガードを装備して↓Skylakeをボコボコにするテストをやってほしいですね。

ソース
eTeknix
MSI Develops CPU GUARD 1151 to Protect Your Skylake CPU
PC Perspective
MSI CPU Guard 1151 Addresses Skylake Bending

液晶モニタ


(ソース:The best gaming monitors)

と言っても「僕の選んだ最高のモニタ」感はあります。ケチをつけようと思えばいくらでも出来ると思うので、「個人の感想」程度にサラッとお読みくださいませ。

ベストゲーミングモニタには「Acer XB270HU」が、ベストFreeSyncモニタには「Asus MG279Q」が選ばれていました。(注:PG279QやFS2735が発売前のチョイスです)

MG279Qは出始めこそ、144Hzと主張しながらFreeSyncの範囲が35-90Hzであったり、フレームスキップされてしまうハードウェアトラブルもありましたが、前者は裏技でFreeSyncの範囲をいじれるようになり、後者は早い段階でリコール対応。

今となっては27インチIPSモニタの中ではお安く、手堅いモニタになったと思います。

続いてベスト1080pゲーミングモニタ

ゲーミングノートPC

前回のあらすじ。10台限定のMSIの約51万円ノートPCも音が左寄りなのか。その51万円ノートのレビューが4gamerで公開されました。

で、音ですが、

ダメのようですね。51万も出してこれは萎えますね。ヘッドフォン勢にはあまり気にならない部分でしょうが。サブウーファーを付加させることで、付加価値が上がるどころかゴミ仕様になるなら、最初からサブウーファーなんて捨ててしまえと思います。

他にも

DELL ALIENWARE 17
MSI GT80 2QE
MSI GT72 2QE

などが音が左寄りです。どれも2.1chのサブウーファーの糞配置が原因のようです。2.1ch、地雷すぎでしょう。音の定位を気にされる方はお気をつけくださいませ。

Windows,ネタ

1行意訳
GWXのポップアップに「Upgrade now」か「Upgrade tonight」しかないってどういうことやねん!

(ソース:Microsoft narrows Win10 upgrade options to 'Upgrade now' or 'Upgrade tonight')


ちなみに日本だと↓これ。

しかし、落ち着いて考えてほしい。右上に[x]があるだけ良心的と言えるのではないだろうか。

もし、MSが本気を出したら

こうなる。MSはまだ本気を出していない。

Windows10にアップグレードしたくない人は各種関連パッチをアンインストールしましょう

Windows,WindowsUpdate

Microsoftさんから一部のユーザにクリスマスプレゼントが届いたようです。

先日配信されたKB3093594を適用すると、Windows Liveメールが起動しなくなったり、異常終了したりといった不具合が発生している模様。

このパッチの説明を見たところ

KB3093594
Windows Live Essentials メール 2012の更新

以上。セキュリティ関連が含まれているのかどうかも分からず、ただ「更新」という説明のみで、具体的に何をどう更新したのか、といった詳細情報はありません。今回のパッチでメーラーがまともに使えなくなって、致命的な人もいるんじゃないでしょうか。

こういった不具合を極力回避する方法は簡単です。

MS製のソフトウェアは極力使わない。

以上です。

MSが無料配布しているソフトや、Windowsデフォルトで付属しているソフトは、ちょっとした使い方なら確かに便利かもしれません。しかし、大体糞です。低機能だったり、更新したら設定を初期化するゴミカス仕様だったり。

そして多くのソフトは代替が可能なサードパーティソフトがございます。今回の件でイライラした人は、サードパーティソフトの導入を検討してみては如何でしょうか。

12/19追記
続報書きました。

ソース
InfoWorld
Avoid Windows Live Mail 2012 patch KB 3093594 -- it freezes Windows
MS公式フォーラム
Windows Live メール 2012更新プログラム (KB3093594) したら異常終了するようになった
質問!ITMedia
LIVEメールが起動しなくなる