GeForce

前回の続きです。Photoshop関連で致命的な不具合が発生しているようです。以下、GeForceフォーラムに投稿されたザックリ翻訳になります。


<Windows7>
・エアロの有効と無効を切り替えるとフリーズする
・↑俺の環境ではそんな問題は発生しない
・780TiのSLIだがDiRT Rallyでパフォーマンスが下がった

<Windows10>
・SWBFで画面がチラつき、ランダムでBSoDが発生する
・↑DDUを使ってインストールしたが俺の環境ではそんな問題は発生していない
・DX9ゲーを3D VISIONで遊ぶとハングアップする。Win7では正常に動作した
・Photoshopを起動するとBSoDが発生する。359.06に戻したら発生しなかった
・MSI GS70にインストール後、PhotoshopCC2015を起動したらWindowsがクラッシュします

<OS不明>
・カーネルクラッシュが起こりやすくなった
・PhotoshopCC2015で作業しようとすると「kernel_security_check_failure」でシャットダウンします


Photoshopの問題に関しては上記だけでなく複数報告がありました。絵描きさんはアップデートしない方が良いかもしれません。

ドライバを以前のバージョンに戻したい人は下記記事を参考にどうぞ。(初心者向け解説です)
【GPU】 GeForceドライバアップデート後に不具合が発生した時の対処方法

ソース
GeForce公式フォーラム
Official 361.43 Game Ready WHQL Display Driver Feedback Thread (12/21/15)

Windows,レジストリ

前回のあらすじ。パフォーマンスモニタのスタートアップイベントトレースを全無効する方法と、wfpdiag.etlへのログ記録を停止する方法

実際にログ取りを停止して運用したらどうなるのか、どういった弊害が出てくるのか、記事を書いた日から運用して、かれこれ2ヶ月ちょいが経ちました。

おもしろおかしい変な挙動が発生することもなく、至って平常運転しております。終了。

うん、まぁ、そりゃね、ログを止めただけですしね、うん…

スタートアップイベントトレースの全無効で、イベントビューアーが無事死亡するのは前にも書いた通りですが、それ以外の部分で何か問題が出てくるといったことはありませんでした。

ただ、たまたまログ取り停止の逆鱗に触れない使い方だった、という可能性は十分にあります。前回からの繰り返しになりますが、変更をオススメするものではありません。

ログ取りを停止する実用的なメリットなんてものはまったくありませんが、あえてメリットとデメリットをまとめます。

<メリット>
・自分にとって不要な動作が停止出来て「やってやったぜ感」を得られる。
・CPUからストレージまで色々と遅い10年以上前のPCだと、もしかしたら微妙にパフォーマンスアップ(というか不意な引っかかりが減ったり)があるかもしれない。 (Ivyマシンでは体感ゼロです)
・書き込みが減ってSSDの寿命が1秒だか1分だか10分だか1時間だか延びる可能性が無きにしも非ずなものの、検証と証明をするためには人類の寿命はあまりにも短すぎた。

<デメリット>
・イベントビューアーが無事死亡。
・何かしらのOSログを見たくなったときに見ることが出来なくなる。
・もしかしたらどこかで影響が出てくるかもしれず、何かあった際に自分でなんとか出来ないなら不安材料にしかならない。

結論、イベントトレースとwfpdiag.etlのログ取り停止は、改造好きっ子による「OS遊び」以上でも以下でもないと思います。

wfpdiag.etlの停止は大量のディスクI/Oが生成されなくなるそうで、サーバ運用者にはメリットがあるかもしれませんが…個人の使用では何も体感出来ませんでした。

関連記事
【Win7】 wfpdiag.etlへのログ記録を停止する方法
【Win7】 パフォーマンスモニタのスタートアップイベントトレースを全無効

GeForce,液晶モニタ

この前の尼セールでXL2420Gを買ったので軽くG-Syncレビュー。ドット抜けが怖かったのですが、TSUKUMOでもこの商品だけはドット抜け保証の対象外…Why…。幸いにもドット抜けはありませんでした。これで通算ドット抜け無し7、有2。

それは置いといて。

G-Syncですが、完全とは言えないまでも、全体的にマイクロスタッターを感じることがすごく少なくなりました。だからと言って、40-50FPSとかになってくると、フレーム不足によるガクガク感は変わらず。それでもスタッター感は減ったのでマシ、みたいな。

50FPSが70FPSみたいに感じる、なんてこともなく(表現としては分かりやすく近いのですが)、厳密には○FPSは○FPSのままで、スタッターによるストレスを極力減らすもの、という印象でした。あくまで個人の感想ですが。

色々と動かしてみましたが、DDONベンチだけはスタッターを削り取ることが出来ませんでした。ガックガックやぞ!これはもうDDON側のプログラム的な問題だと思います…。へったくそなCPUの使い方をしていますし…

脱線しました。まとめます。

別に無くてもまったく支障の機能ですが、うんたらSyncに目が慣れてきた後に、うんたらSync無しに戻るとマイクロスタッターがえらく気になって元に戻れなくなる、そんなヤクのような機能だと思いました。おわり。

あ、あと、遅延云々はわかりません。自分、そこまで反射神経はよろしくないので…。テアリングに関しても、普段からテアリングが発生しない設定でしかゲームをしないのでわかりません。

関連記事
【モニタ】 G-Syncがちゃんと有効になっているか簡単に分かる方法
【モニタ】 G-Syncが有効になる解像度とモニタ設定
【モニタ】 どうやってもG-Syncが効かなくなったときの対処方法
【モニタ】 G-Syncに不向きなゲーム

PCゲーム全般

Escape From Tarkovがどういうゲームなのか、Q&Aが公開されました。

以下、ザックリ翻訳です。


Q.このゲームは基本無料プレイ?
A.いいえ、このゲームは買い切り式です。課金要素はありません。しかし、DLCは予定しています。

Q.ゲームエンジンって何?
A.Unity 5です。

Q.コンソール版も出る?
A.我々はコンソール版も検討しています。しかし、この話をするにはまだ時期尚早です。

Q.セッションベースのゲームですか?他にどんなゲームモードがありますか?
A.セッションベースではありません。ゲームモードはいくつかあります。プレイヤーは1ライフで、死んだら全てを失います。 (※DayZみたいな感じでしょうか?)

ストーリーモードは5-10kmのMAPで1プレイ30分-1時間で、全てのシナリオを達成すると別のゲームモードがアンロックされます。

Q.ソロプレイ出来る?
A.オフラインでのシングルキャンペーンにするつもりはありませんが、誰の助けも無しに一人でクリアを目指すのは自由です。

Q.ゲームは経済システムがある?
A.あります。プレイヤー同士やNPCとの交換が可能です。

Q.クラフト要素はある?
A.あります。特定のアイテムを組み合わせて武器を作るといったことも可能です。

Q.Steam?
A.Yes,Steam.

Q.要求スペックはどんなもん?
A.まだ決まっていませんが、可能な限り低くしようと思っています。今のところUltimate設定でAvg120FPS以上を出せています。

(ソース:Escape From Tarkov May Be Coming To Consoles)


良い意味でハマったらヤバそうですね。要求スペックが低そうなのもGood。

液晶モニタ

1
海外のドット抜け事情を調べていたら、移動するデッドピクセルなんてのがありました。何故、移動するのか。それは生きているからです。

…。

見る人によってはゾワッてなるかもしれないので観覧注意です。「そんなん余裕っすよ」って人は続きをどうぞ…

Windows,WindowsUpdate

2015/12/17に配信されたWindows10用パッチのKB3124200を適用すると、Microsoft Wordの定型句、マクロ、マージンやフォント、カスタムスタイル、エンベロープリターンアドレス、オートコレクトとオートフォーマットの設定、その他多くのデフォルトのテンプレート設定が使えなくなる場合があるようです。

この問題を修正するための情報が12/22に公開されました。詳しい復旧方法は、下記のMSのページを見ながら慎重に行ってください。

https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3129969

パッチによる修正は無く、手動で行う必要があります。影響を受けてしまった人はがんばってください。

にしても…。MSから提供されるパッチを最速で当てないと危険性が放置されて被る損害と、最速でパッチを当てると何らかの障害が発生して被る損害、一般ユーザはどちらの方が多いのか、統計でもあれば見てみたいところです。

ソース
InfoWorld
Windows 10 update KB 3124200 destroys Word customizations

PCゲーム全般

今回公開されたプレイムービーは割と地味で、死体漁りやアイテム収集画面がメイン。RPG要素も有と公言しているだけあって、やりこみ要素は高そうです。

そして、前回のプレイムービーで使われていたBGMもいつの間にか公開されていました。

かっこいいいいいい!

Escape From Tarkov公式サイト
http://www.escapefromtarkov.com/

CPU,オーバークロック

前回のあらすじ。液体窒素先生でi3を4.67GHzにBCLK OC。

240mmラジの簡易水冷を使って、どれくらいまで現実的なBCLK OCが可能かという検証が海外で公開されました。

i3-6100 (デフォルト3.7GHz)
4.8GHzまで上げることが出来たものの安定せず。1.33Vの4.501GHzで安定。

i5-6400 (デフォルト2.7GHz)
4.7GHzまで上げることが出来たもののBSoD。1.38V(SSの表示はおかしい模様)の4.493GHzで安定。

思った以上に回った模様。

これらの結果は起動だけの一発芸ではなく


(画像クリックで拡大)

ゲームの稼動も文字通りに「安定」していたようです。

ただ、いくつかのデメリットもあります。

・iGPUが上手く動かない
・ターボブーストが機能しない
・C-Stateが上手く動作しない
・いくつかのベンチマークでAVX命令は性能低下
・HWiNFOを除きほとんどのモニタリングソフトで温度が取得出来ない

といった問題点があり、デメリットはあるものの無茶をしなければ常用も出来そうで、これは中々遊べそうですね。

2016/02/06追記
Intelの圧力で最新BIOSではK無しOCが出来なくなった模様。

ソース
PCLab.pl
Podkręcanie zablokowanych procesorów Skylake na płytach Z170

GeForce

GeForce公式フォーラムに投稿された不具合情報です。目に付いた不具合書き込みをざっくり翻訳。例により真偽のほどは定かではありません。ご覧いただいた方の判断にお任せします。同様の不具合をお持ちの方の参考になりましたら幸いです。

あと、PG279Qの問題(アイドル時にクロックが下がらないバグ)が解決されたという報告が1件ありました。が、他のモニタではクロックが下がらない人も居るようです。この問題に関しては<ダウンクロックしない問題>枠に報告をまとめました。


<Windows7/8.1>
やばそうなのは特に無し

<Windows10>
・Starcraft2でGTX980x2のSLIが有効にならない

<OS不明>
・Star Wars BattlefrontのFPS低下問題は修正されていない
 359.00: GPU使用率80-98%で140-165FPS出る
 359.06: 0-80FPSととんでもないゴミ
 361.43: GPU使用率65-78%で80-121FPSしか出ない

<ダウンクロックしない問題>

直った
・PG279Q+TITAN Xでアイドル時にちゃんとダウンクロックするようになった
・GTX980のSLIだがしっかりダウンクロックするようになった

(画像クリックで拡大)

直っていない
・俺のTITAN Xはまだクロックが下がらない
・XB270HUと他60Hzモニタ2枚+GTX980を使っているがクロックが下がらない
・PG278Qと他120Hzモニタ2枚+GTX980Tiを使っているがクロックが下がらない
・PG278QとGTX980TiのSLIで使っているがクロックが下がらない
・私のGTX970は依然としてクロックが高いままです
・GTX980Tiは依然としてクロックが高いままです。VRなんかどうでもいいから既知の不具合を直せ


ゲームの不具合報告は少なめですが、クロック問題の不具合報告は結構あります。直ったが2件に対して、直っていないが6件。直るかどうかはわかりませんが、試してみる価値はありそうです。

12/28追記
その2を書きました。Photoshopに致命的な不具合が発生しているようです。

ソース
GeForce公式フォーラム
Official 361.43 Game Ready WHQL Display Driver Feedback Thread (12/21/15)

CPU,ハードウェア全般



(画像クリックで拡大)

↑お値段6.99ユーロ、安い。殻割後、むき出し運用される方には良さそうですね。ダイだけでなくPCBの熱もクーラーに伝わりそうで冷却面もGood。あとはたわみ防止にもなりますね。

こちらのお品ですが、下記のサイトで既に販売されております。


http://shop.aquacomputer.de/product_info.php?products_id=3378

日本への発送が可能かどうかはわかりません…

歴史は繰り返す…

ソース
Aqua Computer
Spacer für Skylake CPUs

GeForce

主にVR関連のバグフィックスがメインとなる361.43ドライバが公開されました。他にも144Hzモニタ使用時にGPUクロックが下がらない問題への対応が含まれています。

以下、リリースノートとフォーラムに書かれた修正内容です。


WinVISTA/7/8系
・VR機器の接続問題の修正
・G-SyncウィンドウモードでVR HMDがアクティブのときUMDが無効にされる問題の修正
・レジストリキーの問題を修正
・GM20x使用時に144HzだとGPUクロックが高い問題の修正

Windows10
・フリップタイミングとイベント通知のバグを修正
・ホットプラグ対応デバイスが無視される問題の修正
・複数のHMD使用時に予期しない動作を修正
・サポートされていないGPUが検出されたときの問題の修正
・GM20x使用時に144HzだとGPUクロックが高い問題の修正
・359.06にアップデート後、Star Wars Battlefront+SLI環境でラグが発生していた問題の修正
・FermiのシングルGPUや、Fermiが含まれたマルチGPU構成ではWDDM2.0を使用するように変更。しかしSLIモードではFermiはまだWDDM1.3を使用します

OS不明 (スレッド内でNVが追記)
・ロケットリーグで最初にゴールを決めた後、信号の瞬間的な損失を修正
・特定のGTX860Mノートでゲームがクラッシュする問題の修正


ダウンロードは↓下記サイトからどうぞ。

361.43WHQL Windows 7/8/8.1/Vista 64bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/96912/jp

361.43WHQL Windows 7/8/8.1/Vista 32bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/96894/jp

361.43WHQL Windows10専用 64bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/97021/jp

361.43WHQL Windows10専用 32bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/97003/jp

もしかしたらASUS PG279Qでの発生していたバグも解決するかもしれないので、同モニタをお使いの方は試してみる価値はあるかもしれません。

追記
不具合情報を書きました。PG279Qの問題が修正されたという報告が1件ありました。が、他の144Hzモニタではクロックが下がらないという報告も。

ソース
GeForce公式フォーラム
Official 361.43 Game Ready WHQL Display Driver Feedback Thread (12/21/15)

ハードウェア全般

良い意味でおもちゃ感覚で遊べそうなケース。大きすぎず小さすぎず、絶妙なバランス。といってもサイズは複数ありますが。

お子様でも簡単アピールをしていますが、どちらかというとCPUクーラーやGPUのサイズで、割と楽しく悩めそうな自作中級者以上向けのような気がしました。ダディが最初からパーツを用意していれば、お子様でも組めそうでしょうか。

通気性が気になりましたが、トップカバーだけでなく

見えにくいですが横周りも細かい網目状のようなので、エアフローも問題なさそうです。

こちらのケースはまだ発売されておらず、現在出資を募っている段階です。興味ございましたら下記のページへどうぞ。

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