2020年5月度のWindowsUpdate適用後、オーディオに不具合

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2020年5月13日に公開・配信されたWindows10用更新プログラムを適用後、少数のユーザーがオーディオに不具合が発生していると報告しています。

オーディオに不具合

ユーザーによる不具合報告

  • このアップデートをインストールした後、突然ヘッドフォンの音が聞こえなくなりました。Nvida High Definition Audioを使用するとスピーカーからサウンドが再生されます。Realtekのドライバをアンインストールして再インストールしてみましたが、何も変わりません。
  • ↑私も似たようにオーディオがおかしくなっています。Realtekの設定でEnable audio enhancements(『オーディオ機能拡張を有効にする』)にチェックが入っていると正常に機能しません。ドライバの再インストールも試しましたがだめでした。
  • マイクが機能しなくなりました。ヘッドセットから音声は聞けますが、PCがマイクを認識しません。

これらの不具合報告はMicrosoftコミュニティのWindows10 v1909 / v1903 / v1809スレッドに寄せられており、一部環境にて、音が聞こえなくなったり、マイクが認識しなくなる場合がある模様です。ただし、報告数は少なく、今のところ広範囲な発生は確認されていません。

また、どのOSバージョンで発生しているのかは書かれておらず、v1909 / v1903のKB4556799で起こっているのか、v1809のKB4551853で起こっているのかは不明です。

報告によれば『オーディオ機能拡張を有効にする』のチェックを外すことで改善するとのことなので、同様の不調にお困りの方はお試しください。

スピーカーのプロパティ

設定方法は、『スタート』 → 『システムツール』 → 『コントロールパネル』 → 『サウンド』 → 『スピーカー』(または使用しているサウンドデバイス)を右クリック → 『プロパティ』 → 『スピーカーのプロパティ』の『詳細』タブから設定が可能です。

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