【Windows11】 WindowsUpdate 2026年8月 不具合情報 - プレビューリリース KB5120998 スタートメニューのサイズ変更やタスクバーの上下左右移動実装 [Update 4]

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Windows11 - WindowsUpdate

日本時間で2026年8月28日にWindowsUpdateに配信されたWindows11 25H2およびWindows11 24H2用更新プログラムKB5120998の不具合情報です。

月例の翌々週以降に公開・配信される更新プログラムは『プレビューリリース』(または『プレビュー更新プログラム』)と呼ばれており、新たなセキュリティアップデートを含んでおらず、不具合の修正や機能の追加・改善のみの更新プログラムとなっています。特に問題がなければ次の月例に同梱されます。

『プレビューリリース』は文字通りに早期公開のプレビュー版なため、すぐにでも適用したい不具合の修正がない場合や、実験台になりたくない場合はスルーを推奨いたします。

以下、Windows11 25H2 / Windows11 24H2用KB5120998のアップデート内容および不具合情報になります。

更新履歴 [記事初公開日: 2026/8/28]
① ユーザー報告に『マウルカーソルがデフォルトに戻る・壁紙が真っ黒になる不具合』を加筆。 [2026/8/28]
② ユーザー報告の『マウルカーソルがデフォルトに戻る不具合』を既知の不具合へ移動・内容改訂。 [2026/9/2]
③ 既知の不具合に『ARM CPU環境でMicrosoft TeamsやOutlookが起動しない・予期せず終了する不具合』を加筆。 [2026/9/3]
④ ユーザー報告の『壁紙が真っ黒になる不具合』を既知の不具合へ移動・内容改訂。Microsoftが本不具合を既知の不具合として認めました。 [2026/9/4] [New]

Windows11 25H2 / Windows11 24H2用プレビューリリース: KB5120998

基本情報

KB5120998はWindows11 バージョン25H2およびWindows11 バージョン24H2用のプレビューリリースと呼ばれる累積更新プログラムです。この更新プログラムを適用することで、機能の追加・改善や不具合の修正などが施されます。ただし、あくまでもプレビュー版であることには注意が必要です。

この更新プログラムに新たな脆弱性の修正は含まれておらず、インストールしなくてもセキュリティ上の問題はありません。

▼機能改善や修正された不具合・更新プログラムのハイライト

◆段階的ロールアウト: 全Windows11 PC向け(※すぐには反映されません)

  • タスクバーに以下のアップデートを行いました
    • タスクバーの位置を上下左右に移動できるようになりました。『設定』 → 『個人用設定』 → 『タスク バー』 → 『タスク バーの動作』 → 『タスク バーの位置』から変更ができます。検索ボックスと小さいタスクバーは今のところ上と下の位置の状態でのみサポートされています
    • タスクバーを小さくするオプションを追加。『設定』 → 『個人用設定』 → 『タスク バー』 → 『タスク バーの動作』 → 『タスク バーのサイズ』から変更ができます
    • 『設定』 → 『個人用設定』 → 『タスク バー』 → 『タスク バーの動作』セクションは、設定項目を見つけやすくするために、展開された状態になりました
    • タッチ操作に対応していないPCでのシステムトレイ(タスクトレイや通知領域とも呼ばれる)の読み込みの信頼性が向上
  • スタートメニューに以下のアップデートを行いました(※項目名の日本語ニュアンスは若干異なる場合があります)
    • スタートメニューのサイズを変更(大または小)できるようになりました。『設定』 → 『個人用設定』 → 『スタート』 → 『スタートメニューのサイズ』から変更ができます
    • スタートメニューおよびスタートメニューの設定ページ(『設定』 → 『個人用設定』 → 『スタート』 )での『おすすめ』セクションの名称を『最近』(Recent)へと変更しました
    • 『設定』 → 『個人用設定』 → 『スタート』 → 『スタートに名前とプロフィール画像を表示しない』(Hide your name and profile picture on Start)からスタートメニューに名前やプロフィール画像を表示しないように設定できるようになりました。
    • スタートメニューの設定ページを、『ピン留め済み』『すべて』『最近』(Recent)を個別に表示・非表示できるトグルを備えたデザインに変更
  • Windows検索(Windows Search)に以下のアップデートを行いました
    • 検索ホームを簡素化
    • 検索結果の出展がより明確に表示されるようになりました
    • 『設定』 → 『プライバシーとセキュリティ』 → 『検索』で、WebやMicrosoft Storeの候補を検索結果に表示するかどうかを選択できるようになりました
    • 最もよく使用するフォルダーを自動的にインデックスに登録し、それらのフォルダー内のファイルが今後、検索結果に表示されるようなります。この設定は、『設定』 → 『プライバシーとセキュリティ』 → 『検索』 → 『関連する場所を自動的に検出する』(Automatically find additional relevant locations)で制御できます
  • ファイルエクスプローラーに以下のアップデートを行いました
    • ファイルエクスプローラーのホームの起動が速くなり、レスポンスも向上しました
    • ホームの『おすすめ』セクションがタッチスクロールに対応
  • 進行状況のインジケーターを刷新
  • 仕事用または学校用のアカウントでサインインしている場合、共有ウィンドウから直接関連するアプリを検出してインストールできるようになりました。この機能は『設定』 → 『システム』 → 『共有』 → 『共有画面におすすめのアプリを表示する』(Share and select Show suggested apps in share surfaces)から設定できます
  • 管理者保護(Administrator protection)は管理者が持つ常時有効な管理者権限を保護することを目的としています。これにより、ユーザーは必要なときだけ一時的に付与される権限を使用して、管理者タスクを実行できるようになります。管理者保護は2025年10月のKB5067036から展開されており、Microsoft IntuneのOMA-URIまたはグループポリシーを使用して有効にできます。この機能はデフォルトでは無効になっています
  • 仮想デスクトップ間の切り替えがよりスムーズになり、応答性が向上
  • ディスプレイとグラッフィックスに以下のアップデートを行いました
    • 『設定』 → 『システム』 → 『ディスプレイ』への移動や操作時の安定性が向上
    • 省電力モードがオフになったあとも、以前に設定した明るさの設定が維持されるようになりました
  • タスクマネージャーでアプリの履歴情報表示時の信頼性が向上
  • Windowsのセットアップに以下のアップデートを行いました
    • Windowsセットアップ時、セカンダリキーボードを選択する手順を簡素化
    • 『はじめに』アプリをより充実した内容へとアップデート
  • Windows Updateの再起動の動作を改善。手動でスリープ状態にしたPCは、自動スリープをしない設定にしていても、更新プログラムのインストール後、再びスリープ状態に戻るようになりました
  • 対応アプリがWindows Updateと連携して更新を行う機能を追加。詳細は『Windows Update Orchestration Platform (UOP)』のページをご覧ください
  • Microsoft Storeにおいて、権限の昇格を必要とするパッケージ化されたWinUI 3アプリでのアプリ内購入をサポート
  • Windows Autopilotデバイスの準備におけるデバイス関連付け機能が一般提供開始されました
  • Microsoft Execution Containers (MXC)向けのプロセス分離(Process Isolation)を実装
  • エージェントプロセス(Agentic processes)へのタグ付けに関するプレビュー機能を実装
  • ML-KEMが以前に追加されたハイブリッドグループに加え、TLS鍵交換の単独アルゴリズムとしても利用できるようになりました
  • ネットワークに以下のアップデートを行いました
    • プロセスの応答停止を引き起こす可能性のあるVPN関連のバックグラウンドの問題に対する耐障害性と復旧性が向上
    • 日本語ユーザー向けの『netsh wlan show wlanreport』コマンドの出力を改善
  • 入力関連に以下のアップデートを行いました
    • 日本語IMEで入力時に発生する可能性のあるフリーズを軽減し、信頼性が向上
    • 自動句読点およびランチャーに関する音声入力設定の保持性が向上
  • 2026年8月以降、Windows11 24H2およびWindows11 25H2にはWindows Management Instrumentation Command-line (WMIC)ユーティリティが含まれなくなります

◆通常ロールアウト(※こちらはすぐに反映されます)

  • ナレーターにおけるNatural Voicesの動作が改善。設定ダイアログからNatural Voicesを正常にインストール・セットアップできるようになりました
  • RemoteAppアプリケーションにおける日本語入力を改善。入力中のテキストが正しく表示されるようになりました
  • 日本語環境におけるOutlook (classic)の検索機能を改善。期待どおりの検索結果が得られるようになりました
  • 一部のPCにおけるタッチパッドの信頼性が向上。タッチパッドのジェスチャーやマウスのドラッグ操作が期待どおりに反応するようになりました

不具合情報

KB5120998には以下の既知の不具合とユーザー報告の不具合があります。

既知の不具合
不具合概要回避策

KB5120998をインストールした英語以外の環境において、マウスカーソル(マウスポインター)の設定がデフォルト設定に戻ったり、設定を変更しても反映されなかったりする不具合が発生しています。

詳細は以下の記事参照。
サードパーティ製アプリからOfficeアプリを起動できない不具合。KB5094126やKB5094127などに起因。すべてのWindowsで発生中

Microsoftは本不具合の修正に取り組んでおり、今後のWindws Update / 更新プログラムにて修正を予定しています。

本不具合にお困りの場合は、KB5120998をアンインストールすることで、マウスカーソルの設定がちゃんと反映されるようになります。

2026年8月12日のセキュリティ更新プログラムKB5121003以降をインストールしたARM CPU環境において、Microsoft TeamsおよびOutlookが起動しない・予期せず終了するという不具合が発生しています。

詳細は以下の記事参照。
Microsoft TeamsやOutlookが起動しない・予期せず終了する不具合。KB5121003やKB5121000以降をインストールしたARM CPU環境のWindows11で発生

以下の手順で本不具合の発生を回避できます。

  1. Microsoft Storeを開いてください
  2. 『ダウンロード』 → 『更新プログラムの確認』を選択してください
  3. Auto Super Resolution Packageの最新アップデート(バージョン1.0.19.0以降)をインストールしてください

[New]

KB5120998をインストールした一部のPC環境において、壁紙が真っ黒になる不具合が発生しています。

詳細は以下の記事参照。
マウスカーソルがデフォルトに戻る、壁紙が真っ黒になる不具合。KB5120998インストール後に発生

一部のユーザーは壁紙を再設定することで元の壁紙を表示できると報告しています。ただし、元に戻らない場合もあります。

現在、Microsoftは本不具合の修正に取り組んでおり、今後のWindows Updateで修正を予定しています。