MS、『メモリ整合性』を自動的にオンへ。2026年10月の更新プログラムで実施。Windowsデバイス全体で

Microsoftは、Windowsの『メモリ整合性』を2026年10月よりデフォルトで自動的にオン(有効)にすることを発表しました。
『メモリ整合性』とは、『仮想化ベースのセキュリティ』(Virtualization-based Security / VBS)の『コア分離』の機能で、悪意のあるコードが高セキュリティプロセスに挿入されるのを防ぎます。
2026年10月のWindows Update / 更新プログラムをインストールすることで、この機能が自動的にオンになります。ユーザーや組織のIT管理者側で意図的に『メモリ整合性』がオフ(無効)にされている場合はその設定が重視され、勝手にオンになることはありません。
昨今のWindows11 PCであれば大体最初からオンになっているはずです。ではいったいどういうPCが自動的にオフからオンになるかと申しますと、最初から自動的にオンになっていなかったPCが対象となります。
Windows11を例に挙げますと、OSのクリーンインストール時、Windows11 22H2以降ではIntel第8世代プロセッサー以降 / AMD Zen 2アーキテクチャ以降であれば『メモリ整合性』が自動的にオンになります。しかし、Windows11 21H2のクリーンインストールでは、Intel CPUはIntel第11世代プロセッサー以降のみが自動的にオンになっており、それより古いCPUでは自動的にオンになっていませんでした。OSをバージョンアップ(21H2から22H2以降へ)しても最初の頃の設定がそのまま引き継がれていました。
こういった最初からオンになっていなかったPCが今回の対象となり、2026年10月の更新プログラムによりオンになります。
『メモリ整合性』は、『Windows セキュリティ』 → 『デバイス セキュリティ』 → 『コア分離の詳細』からオン/オフを切り替えることができます。2026年10月の更新プログラムでの自動的な有効化を待たずに、すぐにでもオンにしたい場合は手動で変更できます。もちろん、なんらかの理由があってオフにしたい場合も。
Microsoftは今回の措置をWindows11だけに限定しておらず、「Windowsデバイス全体」で行うと述べています。Windows10 ESUやWindows Serverなども対象になるものとみられます。
























