ネットワーク・インターネットに接続できない不具合。Wi-Fi、有線LANの認証が機能しなくなる。KB5127648インストール後に発生 [Update 2]

WindowsUpdate

Windows11 Issue

Windows11環境において、ネットワーク・インターネットに接続できなくなったとの不具合報告が出ています。

更新履歴 [記事初公開日: 2026/10/15]
① 記事下部に『追加情報』項目を加筆。 [2026/10/15] [New]
② 記事最下部に『本件についてMicrosoftが詳細発表』項目を加筆。 [2026/10/15] [New]

不具合概要

日本時間で2026年10月14日にWindows11 26H2、Windows11 25H2、Windows11 24H2のWindows Updateに配信されたセキュリティ更新プログラム(サキュリティパッチ)KB5127648をインストール後、WPA2エンタープライズ(IEEE 802.1X / PEAP / MS-CHAPv2)でのWi-Fi認証(無線LAN)およびイーサネット認証(有線LAN)が機能しなくなり、ネットワーク・インターネットに接続できなくなったとの不具合報告が出ています。

この不具合は、主に企業や組織の環境で報告されています。

対処方法・回避策

本不具合が発生してお困りの場合、一時的な対処方法・回避策は以下の2つがあります。

▼対処方法1
KB5127648をアンインストールすることで本不具合の発生を防げます。ただし、KB5127648はセキュリティアップデートのため、アンインストールすると脆弱性が未修正のままになることには注意が必要です。

▼対処方法2
レジストリエディター([Windows] + [R]キーを押して『regedit』と入力してエンター)を起動して、以下のレジストリの値のデータを0に設定し、PCを再起動することで本不具合の発生を防げます。

【キー】HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Lsa\MSV1_0
【DWORD】BlockNtlmv1SSO
【値のデータ】0

このレジストリの詳細については『Upcoming changes to NTLMv1 in Windows 11, version 24H2 and Windows Server 2025』のページをご覧ください。

追加情報: この不具合は「バグ」ではなく「仕様変更」の可能性 [2026/10/15] [New]

上述している『Upcoming changes to NTLMv1 in Windows 11, version 24H2 and Windows Server 2025』のページには、NTLMv1の段階的廃止とセキュリティ強化に伴って、2026年10月よりレジストリ『BlockNtlmv1SSO』の値のデータをデフォルトで『1』に変更するとの記載があります。(『1』でNTLMv1から派生した資格情報をブロック、『0』で許可)

『1』に設定されたことで、NTLMv1から派生した資格情報(MS-CHAPv2 (MSCHAPv2))がブロックされてネットワーク接続に問題が生じているものと考えられます。つまるところこの不具合は、いわゆる「バグ」ではなく「仕様変更」の可能性があります。

本不具合の影響を受ける環境の場合、恒久的な対策としては『Upcoming changes to NTLMv1 in Windows 11, version 24H2 and Windows Server 2025』(※英語ページ。日本語ページもありますが機械翻訳)のページをご覧の上、環境の設定がどうなっているか確認いただき、必要に応じて設定の見直しをご検討ください。

RedditではMS-CHAPv2が影響を受け、EAP-TLSは影響を受けないと報告されています。本件に関するRedditのスレッドは以下。

▼Reddit

本件についてMicrosoftが詳細発表 [2026/10/15] [New]

本件について、Microsoftから詳細が発表されました。結論から言えば、上述しているとおり「仕様変更」です。詳細は以下の記事をご覧ください。

  MS、インターネット接続できない問題について発表。バグではなく仕様変更。KB5127648の不具合ではない