SSD


(Source:KingFast / MYSKU)

戦慄するほど書き込みが遅いSSDが見つかりました。『KingFast F6 PRO 120GB』(型番:2710DCS23-120)です。

上記スペックシートでは最大書き込み速度390MB/sと書かれています。ではCrystalDiskMarkを見てみましょう。

公称値に近い速度が出ていますね。ただし、あくまでこれは最大値。ではHD Tune Proでの結果を見てみましょう。元がロシア語なのと、下部の容量表示が途切れていたので、赤字の部分は書き足しています。

SSD

第2世代64層3D TLC NANDを採用したCrucial MX500の最初のファームウェアアップデートが2018年6月19日付けで公開されました。バージョンM3CR022では下記の改善が施されています。

  • DEVSLP low-power stateからの準備時間の改善
  • TRIMとウェアレベリングパフォーマンスの改善
  • SATAエラー処理の改善
  • TCG Opal 2.0サードパーティ暗号化ユーティリティとの互換性の改善
  • (この変更はMS BitLockerに影響しません)

ダウンロードは下記のリンクよりどうぞ。

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【SSD】 Crucial MX500『CT1000MX500SSD1』の大きなファイルの書き込み速度はどんなもんなのか

ハードウェア全般


(Source:TECH POWER UP / DELL)

DELLのスペック表記がありえないと話題になっています。上記画像のとおり、搭載メモリは合計20GBと書かれていますが、その内訳はDRAM 4GB + Optane 16GBと書かれています。

DRAMとOptaneは別物です。内訳を書いているから良いというものでもありません。根本的に混ぜて書くべきではありません。

こういった表記は誤認の原因となりえます。PCの購入を検討されている方は、このような異常な表記にはお気をつけくださいませ。

SSD

SanDisk Extreme PRO M.2 NVMe SSD
(Source:SanDisk)

Western DigitalはSanDisk Extreme PRO M.2 NVMe SSDを発表しました。しばらく不在が続いていたExtreme PROがNVMeになって帰ってきました。スペックは下記になります。

モデル名容量最大読込速度最大書込速度保証期間TBW
SanDisk Extreme PRO
M.2 NVMe SSD 500GB
SDSSDXPM2-500G-J25
500 GB3,400 MB/s2,500 MB/s5年300
SanDisk Extreme PRO
M.2 NVMe SSD 1TB
SDSSDXPM2-1T00-J25
1 TB3,400 MB/s2,800 MB/s5年600

こちら、WD Black NVMe SSDも同一スペックとなっており、SanDiskの中の人曰く中身はどちらも同じとのことです。

販売価格は500GBモデルが税込25,000円前後、1TBモデルが税込50,000円前後で、2018年5月25日に発売が予定されています。

SSD


(Source:Gigabyte)

GigabyteはSATA SSDの『UD PRO』シリーズを発表しました。ラインナップは256GBと512GBの2モデルで、それぞれTOSHIBA 3D TLC NANDを採用し、キャッシュにはDDR3L SDRAMを搭載。保証期間は3年、または200TBWとなっています。

モデル名容量最大読込速度最大書込速度保証期間TBW
UD PRO 256GB
GP-GSTFS30256GTTD
256 GB530 MB/s500 MB/s3年200
UD PRO 512GB
GP-GSTFS30512GTTD
512 GB530 MB/s500 MB/s3年200

発売日と販売価格は明らかになっていませんが、近いうちに登場が予定されています。

SSD

前置きとして。TLC SSDは大きなファイルの書き込みをすると、途中で減速するものが多く、機種によってはHDDより酷い結果になるものもあります。下記の記事を未読の場合は是非ともご一読くださいませ。

関連記事
【SSD】 大きなファイルの書き込み速度目当てでTLCのSSDを買うとき、CrystalDiskMarkのベンチマーク結果は参考にしない方が良い

以下、本文です。

2016年に登場したCrucial MX300はTLCながらもAve 291.0 MB/sと、悪くない書き込み速度を見せていました。

では、MX300の後継となる第2世代64層3D TLC NANDを採用したMX500の書き込み速度はどんなもんでしょうか。サクッといきましょう。MX500の1TBモデル『CT1000MX500SSD1』の書き込み速度がこちら。

CPU,SSD


(Source:AKIBA PC Hotline!)

 Core i+は、開発コード名「Coffee Lake」こと第8世代CoreシリーズCPUと、Optaneメモリーとを組み合わせた同社の新たなブランド。Core i7+、Core i5+のほか、モバイル向けの新たなハイエンドモデルである「Core i9+」が用意される。

 店頭では「Core i7+ 8700」「Core i5+ 8500」「Core i5+ 8400」の3モデルが販売中だ。店頭価格(以下、税込表記)は順に41,980円、28,980円、25,980円。

『+』(Optane Memory 16GB)

当初はシステムドライブのみにしか使用できなかったOptane Memoryですが、セカンダリドライブにも使用できるようになったようです。

Optane Memoryは通常のHDDを後付けでSSHDにするようなもののため、データがキャッシュされている場合に限ってはゲームなどのロード時間が高速になりますが、データがキャッシュされていないと遅いままです。

SSDだと1発目から高速ローディングのため、ロード時間にこだわるならOptane Memoryにお金をかけるより、SSDの足しにしたほうが幸せになれるでしょう。

SSD


(Source:Nimbus Data)

Nimbus Dataはデータセンター向けSSD『ExaDrive DC100』シリーズを発表しました。このSSDの注目点はなんといってもその容量、最大100TBにもなります。現在、サンプルの出荷が開始されており、2018年夏頃から販売が開始されるとのことです。

販売価格は明らかになっていませんが、その容量とデータセンター向けということから一般人には手の出ない価格になることが予想されます。

2015年5月時点では6TB SSDで世界最大容量と言われていましたが、ここ3年ほどで一気に容量が伸びましたね! 一般向けSSDでは2TB SSDが大分お手頃価格になってきているため、今後も容量の増加と低価格化が期待されます。

ハードウェア全般

シリコンウェハ業界各社が値上げを予定しており、PC市場への影響が懸念されています。

海外メディアのKit Guruは、シリコンウェハ業界3位で約20%のシェアを持つ台湾のグローバルウェハーズが2018年中に20%の値上げを予定していると報じました。また、値上げはグローバルウェハーズ1社だけに留まりません。

日付は少し遡りますが、楽天証券の2017年12月末の記事ではさらに恐ろしいことが書かれています。

     シリコンウェハの需給ひっ迫を受けて、SUMCOが長期契約顧客(2~3年契約が多い模様)に対して、値上げに応じればシリコンウェハを増産するという条件で、2016年下期から値上げ交渉に入りました。この価格交渉は、2017年12月期2Q(2017年4-6月期)に妥結しましたが、その中身は、最も需要が多い300ミリウェハ(直径300ミリメートルのウェハ、12インチとも表示する)について、2016年12月期4Q(2016年10-12月期)の平均価格に対して、2017年12月期4Qに約20%値上げ、2018年12月期4Qに更に約20%値上げ、2019年12月期4Qに更に約10%以上値上げするというものです。

     信越化学工業(信越半導体)でも開示はされていませんが、同様の値上げ交渉が妥結していると思われます。

    (Source:楽天証券)

SUMCOと信越化学工業は日本の企業で、この2社だけで

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世界シェアの60%を占めており、こちらも逐次値上げしていくようです。

今、PC関連製品はあらゆる悪条件が重なって高価になっていますが、この値上げによりさらなる悪条件が追加されることになりそうです。

HDD,SSD

ストレージの売却や譲渡などで第三者の手に渡る際、情報漏えいを防ぐためにデータは完全に消去しておきたいものです。しかし、通常のフォーマットだけだと、復元ソフトなどを使用して簡単にファイルのサルベージができるのでおすすめしません。

そこで、簡単に完全に消去する方法をご紹介。コマンドプロンプトを起動して、

SSD

台湾のオンラインショップにて、Intelの次世代NVMe SSD、760pと660pの仕様がリークされました。


(Source:AUTOBUY)

注目となるのが660p。64層QLC NANDが採用されています。TLCでは大きなファイルの書き込み途中での減速が目立ちますが、QLCでの書き込み速度はどうなっているのか非常に気になるところです。

また、アメリカのオンラインショップでは760pシリーズの価格が掲載されました。


(Source:TigerDirect)

660pシリーズの価格はまだ出ていませんが、760pシリーズより安くなることが期待されます。

SSD


(Source:SilverStone Technology Co., Ltd.INTRODUCTION:TP02-M2)

SilverStoneはM.2 SSD用アルミニウムヒートシンク『TP02-M2』を発表しました。ヒートシンクの高さは1cmで重さは16.1g、厚さ1 ~ 1.5mmのサーマルパッド3種と固定用シリコンバンドが付属してきます。

SilverStoneによると、


(: 何もなし / : TP02-M2使用)

これくらいの温度差が生じるとのことです。発売日と価格はまだ明らかになっていません。