KB4577671 / KB4577062適用後にchkdskが文字化けする不具合

WindowsUpdate

WindowsUpdate

Windows10 v1909 / v1903環境にて、起動ドライブのchkdsk時に文字化けが起こる不具合が発生しています。

不具合の原因となっているのは、2020年10月14日に公開・配信されたセキュリティ更新プログラムKB4577671と、2020年9月17日に公開・配信されたプレビューリリースKB4577062。これらの両方またはいずれかが適用されていると、chkdskで文字化けが起こります。

コマンドプロンプト(管理者)から『chkdsk c: /f』を実行して、PC再起動後にchkdskが始まると、通常なら、

chkdsk - 正常

上記のように「Fixing (C:) Stage ~」と表示されるところ、KB4577062 / KB4577671を適用していると、

chkdsk - 異常

『□□□ポFixing (C:) Stage ~』という風に文字化けが発生します。ただ、文字が化けるというだけでchkdsk自体は特に問題なく進みます。

KB4577671 / KB4577062をアンインストールすることでこの不具合は発生しなくなりますが、chkdskで文字化けするだけなのでそこまでする必要はないでしょう。

もし、chkdsk以外の他の機能にも不具合が飛び火していて、文字化けが致命的だった場合にはKB4577671 / KB4577062のアンインストールをお試しくださいませ。ただし、KB4577671はセキュリティアップデートのため、アンインストールすると脆弱性が未修正のままになることには注意が必要です。

関連記事
【Windows10】 WindowsUpdate 2020年10月度 不具合情報 - セキュリティ更新プログラム
【Windows10】 WindowsUpdate 2020年9月度 不具合情報 - プレビューリリース