CPU,マザーボード

IntelはZ390チップセットの製品概要を公開しました。Z370との相違点は上記画像の赤枠の部分になります。Z370はUSB 3.1 Gen1 (俗に言うUSB 3.0)まででしたが、Z390ではUSB 3.1 Gen2 (俗に言うUSB 3.1)にネイティブで対応し、また、Intel Wireless-AC 802.11acとBluetooth 5機能が追加されました。

残念ながらめぼしい情報はこれくらいで、8C16TのCoffee Lakeについては触れられていませんでした。しかし、思ったより早くに情報公開をしていることから、2018年6月5日から台湾で開催されるComputex 2018でも何かしらの追加情報が期待できるかもしれません。

CPU,マザーボード

ドイツに拠点を置くITディストリビューター、Bluechip Computerは、ビジネスパートナー向けに約30分のプレゼンテーション動画をYoutubeに投稿しました。そこにはIntelとAMDのロードマップが掲載されていました。

Windows,マザーボード

High Precision Event Timer(以下、HPET)の無効化方法をご紹介。HPETを無効にすることで下記グラフのようにゲームパフォーマンスの向上が見込まれます。

HPET有効(Forced) / 無効(Default)でのベンチマーク

HPET有効(Forced) / 無効(Default)でのベンチマーク

が、自分の調べたかぎり、OSレベルではデフォルトで無効になっていました。変更が加えられていないかぎり無効のままかと思われますが、気になる方は有効か無効か確認してみてください。方法は非常に簡単です。

CPU,マザーボード

AMDとMSIが提携してCPU / マザーボード / GPUのセット販売を開始したようです。米Amazonで確認できる『Combat Crate』と名付けられたこのパッケージは、RYZEN 5 1600、MSI B350 Tomahawk、MSI RADEON RX 580がセットになっており、599ドルにて販売されています。

海外メディアのVideoCradzによると、CPUをRYZEN 7 1700にしたモデルの登場も予定されている模様。日本国内でもこの展開があるかは現在のところ不明です。

CPU,マザーボード

RYZEN 2000シリーズでWindows7を使いたいという人に朗報です。X470 / RYZEN 2000シリーズに対応したAMDチップセットドライバはWindows7でも動作する模様です。

AMDチップセットドライバはWindows7でも動作する

  AMD
  AMD Chipset Drivers

実際に動かしているスクリーンショットがこちら。

X470 / RYZEN 2000シリーズ環境でWindows7が動作
(Photo via howbot)

注意点として、ASUSのX470マザーボードのマニュアルなどでは正式サポートはWindows10のみとされているため、どこまで正常に動作するかはわかりません。

また、Microsoftのいじわるにより、最新のプラットフォームにインストールされたWindows7にはWindowsUpdateを配信しない仕組みが導入されているため、これを回避する必要があります。回避方法については以下の記事をご覧ください。

  【アプデ】 『最新CPUでWindows Updateお断り機能』をお断りする方法がさっそく見つかる

他にも、Windows7ではAMD StoreMIに対応していなかったりと色々制約はありますが、どうしてもWindows7を使いたいという人には朗報と言えるでしょう。

CPU,マザーボード


(Source:Intel)

Intelは同社のチップセットに、BIOS/UEFIファームウェアの内容を消去・改ざんしたりアップデートを妨害できる脆弱性が見つかったことを発表しました。Intelによると、この脆弱性はIntelの社内テストで見つかり、現在のところ悪用は確認されていないとのことです。

影響を受けるプラットフォームは下記になります。

    [ 影響を受けるプラットフォーム ]
    8th generation Intel Core Processors
    7th generation Intel Core Processors
    6th generation Intel Core Processors
    5th generation Intel Core Processors
    Intel Pentium and Celeron Processor N3520, N2920, and N28XX
    Intel Atom Processor x7-Z8XXX, x5-8XXX Processor Family
    Intel Pentium Processor J3710 and N37XX
    Intel Celeron Processor J3XXX
    Intel Atom x5-E8000 Processor
    Intel Pentium Processor J4205 and N4200
    Intel Celeron Processor J3455, J3355, N3350, and N3450
    Intel Atom Processor x7-E39XX Processor
    Intel Xeon Scalable Processors
    Intel Xeon Processor E3 v6 Family
    Intel Xeon Processor E3 v5 Family
    Intel Xeon Processor E7 v4 Family
    Intel Xeon Processor E7 v3 Family
    Intel Xeon Processor E7 v2 Family
    Intel Xeon Phi Processor x200
    Intel Xeon Processor D Family
    Intel Atom Processor C Series

この脆弱性を緩和する修正プログラムは既に完成しており、現在、HPLenovoがこの脆弱性に対応したファームウェアアップデートを公開しています。

CPU,マザーボード


(Source:ASRock)

ASRockが予告していたM-ATXサイズのX399マザーボード『X399M Taichiがついに発売となりました。改めて見てもこの大きなTR4ソケットでM-ATXサイズにしてしまうのは見事な変態っぷりですね!

スペック詳細は下記になります。

[ スペック詳細 ]

Supports AMD TR4 Socket Ryzen Threadripper Series CPUs
IR Digital PWM, 11 Power Phase & Dr. MOS
Supports DDR4 3600+(OC)
3 PCIe 3.0 x16
NVIDIA® Quad SLI™, AMD Quad CrossFireX™
7.1 CH HD Audio (Realtek ALC1220 Audio Codec), Supports DTS Connect
8 SATA3, 2 Ultra M.2 (PCIe Gen3 x4), 1 Ultra M.2 (PCIe Gen3 x4 & SATA3)
2 USB 3.1 Gen2 (1 Type-A + 1 Type-C), 12 USB 3.1 Gen1 (4 Front, 8 Rear)
1 U.2 Connector
Intel® 802.11ac WiFi, Dual Intel® Gigabit LAN
ASRock RGB LED
BIOS Flashback

国内での実売価格は税込5万円前後となかなかのお値段ですが、THREADRIPPERで小型マシンを検討している人には唯一無二の選択肢となりそうです。

CPU,マザーボード

前回のあらすじ。中国語圏でZ170マザーボードでCoffee Lake i3-8350Kの動作に成功させた猛者が現れる。

しかし、このときはPCIeの1スロット目が使用できなかったり、iGPUも認識しなかったりと完全ではありませんでした。

英語圏のフォーラムにて、これらの問題を打開し、100シリーズでCoffee Lakeを完全に動作させることに成功させた猛者が現れました!


(Source:PassMark 1 / 2)

PassMarkのデータベースにしっかりと100シリーズでCoffee Lakeが動作しているリザルトが登録されています。iGPUもバッチリ認識されていますね!

挑戦を考えている人は上記のガイド/パッチページをご覧くださいませ。100/200シリーズでCoffee Lakeを認識させるための魔改造手順が事細かに掲載されています。ただし、難易度はかなり高めです。また、注意点として、 「成功を保証するものではない」 と掲載されているため、挑戦の際は失敗しても泣かない覚悟の上でどうぞ!

2018/12/1追記
Core i 9000シリーズも動作するようです! 詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

CPU,マザーボード

第2世代RYZEN 2000シリーズに対応したGigabyteのX470マザーボード『AORUS X470 Gaming 7 WiFi』がCES 2018でお披露目されました。興味ございましたら動画の再生をポチッとどうぞ!

WindowsUpdate,マザーボード

CPUの脆弱性修正パッチを当てて以降、ASUS AI Suite 3が動作しなくなるという不具合が出ています。これに対してASUSは早くも対応し、AI Suite 3 Beta Version 3.00.10をROGフォーラムで公開しました。AI Suiteが動かなくなってお困りの方は下記よりダウンロードをどうぞ!

と、言いたいのですが……。 混んでいるのか 「このページからのファイルのダウンロードが制限を超えました。5時間後に再試行してください」 と表示されてダウンロードすることができません/(^o^)\

ダウンロードに成功した人が他の場所にアップしてくださっているので、早く欲しい方は自己責任で下記よりどうぞ。

CPU,マザーボード

以前、ASRockはX399でMini ITXかMicro ATXマザーボードの製品化を検討していると言っていましたが、本当に製品として出すようです。


(Source:ASRock to Debut Latest Motherboards and Small Form Factor Solutions at CES 2018)

さすがにMini ITXは無理だったのかMicro ATXとなっていますが、それでも十分に安心と信頼の変態と言えるでしょう。

このマザーボードは2018年1月9日~12日に開催されるCES 2018で、詳細を発表予定とのことです。

CPU,マザーボード


(Source:Branded motherboard shipments to slip 10% on year in 2018)

<ザックリ意訳>
2013年のマザーボード出荷台数は世界中で7,500万台あったが、2016年は5,000万台になり、2017年は4,300万台となる見通しだ。2018年は前年よりも10%低下することが予想される。

Gigabyteは2016年の出荷台数は1,620万台だったが、事業再編が影響して2017年は1,260万台となった。一部の市場関係者は、Gigabyteの事業は2018年前半に回復するだろうと楽観的に見ている。


上記内容が台湾メディアのDigiTimesで報じられました。2017年はRYZENにCoffee Lake、HEDTのコア数大幅増加と、ここ何年かの間ではCPUに大きな進化のあった年でしたが、マザーボードの売り上げには繋がらなかったようです。