GPU


(Source:MSI Afterburner 4.4.0 Beta 11 gets OSD hardware monitoring graphs)

MSI Afterburner 4.4.0 Beta 11が公開されました。このバージョンでは上記画像や下記動画のように非常にグラフィカルな見た目になっています。

注意点として、バージョン名からもわかるように、このバージョンはまだベータ版という位置づけになっています。そのため、安定性などに問題が出てくるおそれがあります。また、インストールの際には、古いバージョンをアンインストールしておく必要があります。

それでもよろしければ下記サイトからダウンロードをどうぞ!

 Guru3D
 MSI Afterburner 4.4.0 Beta 11 Download
 (ファイルへのリンクは下の方にある『Download Locations』)

GeForce,GPU

NVIDIAはVoltaを採用したTesla V100シリーズの新たなランナップを発表しました。SXM2版Tesla V100は2017年5月のGTC 2017で既に発表済みですが、今回はPCIe版のTesla V100となります。

前世代とスペックの比較をしてみると

 Tesla V100 (PCIe版)Tesla P100 (PCIe版)
GPUGV100GP100
Process12 nm16 nm
Die Size815 mm²610 mm²
CUDA51203582
FP647 TFLOPS4.7 TFLOPS
FP3214 TFLOPS9.3 TFLOPS
Memory Size16 GB16 GB
Memory Interface4096-bit HBM24096-bit HBM2
Memory Bandwidth900 GB/s732 GB/s
Transistors21.1 billion15.3 billion
TDP250 W250 W

大幅に性能が向上しています。このPCIe版Tesla V100は2017年中に出荷予定とのこと。PCゲーマー勢にTeslaシリーズは関係ありませんが、Voltaの足音が近づいてきていますね!

GPU


(Source:Micron)

MicronはGDDR5Xの速度が16Gbpsに達したことをBlogで発表しました。参考までにGDDR5X採用の3製品を並べてみると

 TITAN XpTITAN X
(Pascal)
Quadro
P6000
メモリインターフェース384bit384bit384bit
メモリクロック11.4Gbps10Gbps9Gbps
メモリバス帯域幅547.7GB/s480GB/s432GB/s

このようになっています。

この一覧を参考に単純計算すると、16Gbps GDDR5Xのメモリバス帯域幅は768GB/sに達します。HBM2を採用するQuadro GP100はメモリバス帯域幅が720GB/sとなっており、それを上回る形となります。

しかし、16Gbps GDDR5Xはまだテスト段階のため、今後、下図のように増えていくことをMicronは予想しています。

GPU,ハードウェア全般


(Source:TSMC set to move 7nm to volume production in 2018)

<ザックリ意訳>
TSMCは2018年に7nmプロセスの大量生産を予定しており、2019年にはEUVを利用した7nmプロセスの改良版が量産可能になることを発表した。また、2019年にはモバイルやHPC製品をターゲットにした5nmプロセスのリスク生産も予定していると共同CEOのC.C. Wei氏は述べた。


上記内容がDigiTimesで報じられました。早いものでもう7nmの影が見えてまいりました。

TSMCは2016年1月から 「2017年に7nmの試作、2018年に7nmの生産、2020年には5nmも可能だろう」 と言っていましたが、今回の発表をみるに今のところ順調な感じでしょうか。

GPU,RADEON

前回のあらすじ。SK hynixのHBM2は遅れに遅れまくっている。

2016年Q3

2016年Q3のデータブックには、2016年Q3には利用可能であると記されています。

2016年Q4

しかし、2016年Q4ではTBDになりました。

2017年Q1

そして2017年1月の更新で2017年Q1になりました。

そんなSK hynixですが、データブックが新たに更新されました。そこには

GPU,ハードウェア全般


(Source:Former TSMC engineer indicted for trade secrets theft)

<ザックリ意訳>
Taiwan Semiconductor Manufacturing Company(以下、TSMC)の元エンジニアHsuは、TSMCから営業秘密を盗んだとして起訴された。Hsuは28nmプロセス技術に関する情報などを盗み、TSMCのライバル企業となるShanghai Huali Microelectronics(以下、HLMC)に渡した。

HsuはHLMCで勤めることになっていたが、勤務を開始するに逮捕された。


上記内容がDigiTimesにて報じられました。

TSMCの28nmというとGeForceやRADEONでも使われていました。盗んだ情報の細部までは明らかになっていませんが、TSMCを利用していた企業にとってはなんとも気掛かりなニュースとなりそうです。

GPU


(Source:Cooler Master pays up $600,000 ... / Cooler Master coughs up $600K ...)

<ザックリ意訳>
Cooler Masterの水冷クーラー『Seidon 120M』『Seidon 120XL』などがAsetekの特許を侵害しているとした訴訟は、Cooler Masterの敗訴となり、Asetekに約60万ドルの損害賠償を支払った。

この訴訟は2014年12月から始まり、最終的には2012年以降に販売された特許を侵害する水冷クーラーの売り上げの14.5%を支払わせる形となった。


上記内容がいくつかの海外メディアで報じられました。

この件の『場外乱闘』として、AMDのFury XがCooler Masterの水冷クーラーを使用しているということで、AsetekはAMDにFury Xの販売を停止するよう通告しました。その後、AMDはFury Xに使用する水冷クーラーに特許侵害は見つかっていないとして販売を続けました。

この『場外乱闘』がその後どうなったのかはわかりませんが、何の問題もなくFury Xの販売を続けていたことや、最終的にはCooler Masterだけが責任を負った形で終結したところを見ると、AMDはとばっちりを受けただけのようです。

GPU


(Source:SK Hynix Inc. Introduces Industry's Fastest 8Gb Graphics DRAM (GDDR6))

<ザックリ意訳>

本日、SK hynixは世界最速の2Znm 8Gb(Gigabit) GDDR6 DRAMを発表します。GDDR6 DRAMはメモリバス幅384bit、秒間768GBのデータ転送を可能とします。SK Hynixは、2018年初頭にリリース予定のGDDR6搭載ハイエンドグラフィックスカード向けに量産を計画しています。


上記内容がSK hynixのプレスリリースで発表されました。2018年初頭にリリース予定のハイエンドグラフィックスカードが何を示しているのかはわかりませんが、今のところパッと思いつくのはNVIDIAのVolta GPUでしょうか。

そうなると、先日、中国語圏のメディアで報じられた2017年7~9月にVolta GPUが発売という噂はガセということになりますが、Volta GPUに関するリーク情報はあまりにも少ないため、当初の予定どおりにVoltaは2018年という方が現時点ではしっくり来ます。

GPU

つい数日前にGPU-Z 1.19.0が公開されたばかりですが、GPU-Z 1.20.0が公開されました。今回は1点のバグフィックスのみで、RX 500シリーズのBIOSが正常に抽出できない問題が修正されています。

ダウンロードは下記のリンク先からどうぞ。

 TechPowerUp GPU-Z v1.20.0
 https://www.techpowerup.com/download/techpowerup-gpu-z/

GPU

GPU-Z 1.19.0が公開されました。今回のバージョンではTITAN Xpのサポート、GTX 1080 TiのBIOSセーブに対応、RX 5xxシリーズのサポート強化などが施されています。

ダウンロードは下記のリンク先からどうぞ。

 TechPowerUp GPU-Z v1.19.0
 https://www.techpowerup.com/download/techpowerup-gpu-z/

GPU

2017年4月14日にThermaltakeから最長1mのライザーケーブル『TT Premium PCI-E 3.0 Extender - 1000mm』が発売されます。長すぎくそわろた。市場想定価格は税込13,000円前後

他にも60cm、30cmモデルも用意されていて、

GPU

Heaven BenchmarkやValley Benchmarkなど、美麗なベンチマークで有名なUNIGINEですが、この度、最新のベンチマーク『Superposition Benchmark』が公開されました!

やってみたい方は下記の公式サイト、または直リンクからどうぞ!

 UNIGINE Superposition Benchmark
 公式サイト
 Windows用 約1GB 直リンク
 Linux用 約2GB 直リンク