前回のあらすじ。GTX970 3.5GB問題裁判の行方は、NVIDIAが970ユーザに30ドルの支払いで決着。で、30ドルを受け取るための案内ページが下記に公開されました。
In re Nvidia GTX 970 Graphics Chip Litigation
https://www.gtx970settlement.com/Home.aspx
タイトルで完結しておりますが、米国居住者のみが対象となるようです。うーん、この…
前回のあらすじ。GTX970 3.5GB問題裁判の行方は、NVIDIAが970ユーザに30ドルの支払いで決着。で、30ドルを受け取るための案内ページが下記に公開されました。
In re Nvidia GTX 970 Graphics Chip Litigation
https://www.gtx970settlement.com/Home.aspx
タイトルで完結しておりますが、米国居住者のみが対象となるようです。うーん、この…
MSIが2016年7月19日に発行したプレスリリース「MSI、NVIDIA GeForce GTX 1060を採用したオーバークロックモデル GeForce GTX 1060 GAMING X 6Gを発売」におきまして、搭載ファンの仕様について誤りがありました。お客さま、ご関係の皆さまにご迷惑をお掛けしたことを深くお詫び申し上げます。2016<年8月9日-Micro-Star International Co., Ltd. 台湾・新北市- Micro-Star International(MSI)が2016年7月19日に発行したプレスリリース「MSI、NVIDIA GeForce GTX 1060を採用したオーバークロックモデルGeForce GTX 1060 GAMING X 6Gを発売」におきまして、開発中の仕様をもとにプレスリリースを作成したことが原因で、搭載ファンの仕様について誤りがありました。
MSIの独自冷却機構である「TWIN FROZR VI」では、トルクスファン 2.0の採用と、ヒートパイプ形状の最適化などにより、冷却性能を向上させています。GeForce GTX 1080 GAMING X 8GやGeForce GTX 1070 GAMING X 8Gにおいては、ファンにダブルボールベアリングを採用することで静粛性と耐久性を高めておりましたが、製品版のGeForce GTX 1060 GAMING X 6Gでは、ファンの軸受けにスリーブ方式を採用しました。しかしながら、先般のプレスリリースでは、「ファンの強靱性と耐久性を高めるべく、ダブルボールベアリングを採用し、ファンノイズの低減を図っています」と、誤った表記のまま掲載してしまいました。
ここに、下記のとおり訂正させていただきます。
(誤) ファンの強靱性と耐久性を高めるべく、ダブルボールベアリングを採用し、ファンノイズの低減を図っています。
(正) なお、搭載ファンにつきましては、少しでも価格を抑えるべく、静音性に優れたスリーブファンを採用しています。
お客さま、ご関係の皆さまにご迷惑をお掛けしたことを深くお詫び申し上げます。
□お客さまからのお問い合わせ先
エムエスアイコンピュータージャパン株式会社
MSIお客様ご相談窓口
E-mail:supportjp@msi.com
URL:http://jp.msi.com/
上記の件、単発だったなら「ヒューマンエラーかな」とも思えるものの、
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つい2ヶ月前にもこういうことがあったばかりなので、MSIさんは信頼回復に尽力すべきだと思う。
2016/08/11追記
(ソース:https://jp.msi.com/Graphics-card/GeForce-GTX-1060-GAMING-X-6G.html)
返品を受け付けるそうです。8/26までになりますので、返品希望の方はお早めにどうぞ。
(ソース:http://wccftech.com/nvidia-settles-gtx-970-3-5-gb-vram-class-action/)
3.5GB問題に関しては今更語ることも無いと思いますが、970ユーザ一人につき30ドルの支払いで裁判が決着した模様。30ドルを受け取るためのプロセスは今のところ不明ですが、手続き方法はそのうち公開されると思います。
どういった形になるか(そもそも日本も対象なのか)はわかりませんが、この金額で手間が掛かるようならサクッとゲームクーポンでもくれた方がうれしいかも。
2016/09/13追記
続報書きました。
DOOMのVulkanパッチがきました。サクッと結果をどうぞ!
ザックリ意訳
<MSIの公式声明>
レビュアー向けサンプルカードも、市販のカードもパフォーマンスに違いはありません。BIOSは市販カードは「ゲームモード」に設定されていますが、レビュアー向けサンプルカードは「OCモード」に設定されています。
これはレビュアーの多くがMSIゲーミングアプリを使用しないためです。MSIゲーミングアプリを使用したときと同等の性能を発揮させるために、レビュアー向けのサンプルカードは「OCモード」をデフォルトにしたBIOSが使われております。
我々はレビュアー向けサンプルカードに使われたGTX1080/1070 GAMING X用のBIOSを公開いたしました。もしあなたがMSIゲーミングアプリを使用せずにOCモードを楽しみたいのであればご利用ください。
MSI GTX 1080 Gaming X
https://www.msi.com/Graphics-card/support/GeForce-GTX-1080-GAMING-X-8G.html#down-bios
MSI GTX 1070 Gaming X
https://www.msi.com/Graphics-card/support/GeForce-GTX-1070-GAMING-X-8G.html#down-bios
(ソース:http://www.techpowerup.com/223571/techpowerup-impact-msi-issues-oc-mode-by-default-bioses)
ただし、このBIOSを適用した時点で製品保証は消えるかもしれません。気になる方は日本国内でご購入の場合はASKへお問い合わせされた方が良いかと思います。
尚、「今後レビュアー向けにOCモードのBIOSは使わない」とは一言も言っていない模様。また、今回公開されたBIOSはGTX1080/1070のみで、過去の製品分に関してはノータッチ、以降の製品について公開されるかも不明です。
メーカーが提供する専用アプリってどれくらいの人が入れているんでしょ。自分は他のソフトと競合したら嫌なので、余計なものは入れたくない派です。
メディア企業が記事にしたレビューは、BIOSやアプリに言及がない場合MSI/ASUS共に「専用アプリ(があれば)を入れて最高パフォーマンス設定にしないと出ない数字」と見ておいた方が良いかもしれません。少なくとも「デフォルトじゃない」よねっていう。
余談ですが、MSIもASUSも専用アプリはLinuxでは動作しないようです。
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GTX1070とPolarisカードに対応したGPU-Z0.8.9が公開されました。また、GTX1080/1070のBIOS吸出しもサポートされてBIOSいじりたい勢歓喜。Pascal Bios Tweakerはまだ見かけませんが…
ダウンロードは↓下記のリンクからどうぞ。
TechPowerUp Releases GPU-Z 0.8.9
http://www.techpowerup.com/223534/techpowerup-releases-gpu-z-0-8-9
前回のあらすじ。ASUSとMSIのレビュアー向けGPUカードは、クロックの高いBIOSが使われていた。
この件に関して、ASUSが声明を発表しました。あわせて海外メディアのVideoCardzさんの評価と共にどうぞ。
ザックリ意訳
<ASUSの公式声明>
GTX1080 ROG StrixにはOCが可能なソフトが付属しています。ソフト上から簡単にOCモードを選択することができます。
市販品はデフォルトではゲームモードに設定されておりますが、プレスサンプルはデフォルトでOCモードに設定されています。これは、レビュー記事では主に最大パフォーマンスでレビューされるため、レビュアーの時間や労力を節約させるためです。
我々がメディアに送付したサンプルと、市販品との間に違いはありません。
<VideoCardz.comの評価>
BIOSが違っていても上記の理由をもって、ASUSは今回の件を問題とは見ていないようです。
理論的には大きな問題ではありませんが、しかし、レビュアーがデフォルトがOCモード状態であることを知らなかった場合、わずかではあるものの高速な結果が「市販品のデフォルト」として残る可能性があります。
皆様はASUSの声明にご納得いただけたでしょうか?
(ソース:http://videocardz.com/61171/asus-issues-official-statement-on-boosted-review-samples)
ここで疑問なのは、レビュアーに送付されるものにはしっかりと「市販のものとはBIOSが異なり、デフォルトでOCモードが適用されております。レビューいただく際はご注意ください」と知らされているのかどうか。
おそらくこの件は、これ以上ASUSからの発表はないような気がします。MSIはまだ発表しておりませんが、似たようなことを言って終わるんじゃないでしょうか。
ただ確かなことは、メディア企業が記事にしたASUS(今後こういったことはしないと明言しない限りMSIも)の製品レビューを見る上で「盛られていないか」と警戒するようになりました。
ん…?
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↑ほんのわずかではあるものの、レビュアーに送付したカードは市販のものより高クロック設定されたBIOSが使われていたと話題になっております。
以下、現在確認が取れているGPUのリストになります。
続報
この件に関して、ASUSが公式声明を発表しました。
ソース
TechPowerUp
MSI and ASUS Send VGA Review Samples with Higher Clocks than Retail Cards
Afterburner 4.3.0 Beta4が公開されました。見所はGTX1080/1070への対応となります。ただし、元記事には「KeplerやMaxwellのカードをお使いの方は、4.2.0の使用を強くオススメします」と記載されております。
まだBetaということから、Pascal世代とそれ以前の世代との兼ね合いがよろしくないのかもしれません。Pascalカードをお持ちの方で、試してみたい人は下記のサイトからダウンロードしてどうぞ。
GTX1080に対応したGPU-Z0.8.8が公開されました。GTX1070への対応はまだの模様。その他、Fiji/TongaのASIC読み込みや、各種バグ修正が含まれております。
ダウンロードは↓下記のリンクからどうぞ。
TechPowerUp Releases GPU-Z 0.8.8
http://www.techpowerup.com/222453/techpowerup-releases-gpu-z-0-8-8
タイトルで完結していますが、GDDR5Xの量産に入ったとMicronは公式Blogで発表しました。当初、量産は2016年夏の予定と発表していましたが、早まったようです。
2016/05/13追記
初期ロットのGTX1080に使われているGDDR5XはES版っぽい?
ふと気になって調べたものの、全然情報が見つからなかったので自分で試してみることに。CPUはIvy世代の3570Kで、使用モニタはBenQ XL2411ZのDVI接続になります。
oh…144Hz…ない…
試したあとにマザボのマニュアルを見たら
・Supports DVI with max resolution up to 1920x1200@60Hz
と書かれていることに気づいた件。
Skylakeならどうかと、適当にASRock Fatal1ty Z170のマニュアルを見てみると
・DVI-Dをサポート。最大解像度1920x1200@60Hz
・DisplayPort1.2に対応、最大解像度4096x2304@24Hzまたは3840x2160@60Hz
と、記載されておりました。DPで3840x2160@60Hzがいけるなら帯域的には1920x1080@144Hzもいけそうな気がするものの、ドライバが144Hzに対応しているかはわかりまてん。
じゃあDPのあるXL2420Gをマザーに繋いで試してみようと思ったものの、手元のIvyマザー2枚ともにDP非搭載でござった。にんにん。(Skylakeマザーは持ってまてん)
結論、Ivy+DVIだとiGPUで144Hzは無理でした。
追記
メッセージからいただきました情報によると、HaswellのDP搭載マザーだとWQHD/FHDともに120Hzまではいけたそうです!iGPUゲーマーには朗報ですね!
(私信:情報提供ありがとうございます)