Windows10 22H2がWindows10 2009と表示される!?詳細情報に不具合。位置情報が勝手にオンになる場合も [Update 1: 修正]
Windows10 22H2がWindows10 2009と表示される不具合が発生しています。
Windows10 22H2のバージョン情報が2009と表示
当サイトに寄せられた不具合報告が以下。
5月度Windows Update後、これまで『22H2』だったシステム詳細情報のバージョンが、なぜか『2009』になりました。 他にもそうなってる方が複数おられ、私の場合は突然ロック画面に天気情報出るように設定が勝手に変わり、位置情報もオンにされるというおかしな現象が発生しました。設定から元に戻しましたが、月例パッチによる不具合なのか何なのか・・。 ― 当サイトへの報告 |
報告によると、『設定』 → 『システム』 → 『詳細情報』の『Windows の仕様』が、本来なら『22H2』のところ、なぜか『2009』と表示されるようになったとのこと。
筆者環境で確認したところ、2025年5月14日にWindows Updateに配信されたWindows10用セキュリティ更新プログラムKB5058379をインストールした2台のWindows10マシン中、1台が『2009』になりました。ネット上でも『2009』になったとの報告が複数件見られました。
また、表示が『2009』になった環境では、『詳細情報』のページデザインが新しくなりました。
Windows10 22H2 新しくなった詳細情報
どうやらMicrosoftは、Windows10 22H2の詳細情報ページを新しいデザインへと変更し、段階的にロールアウトしているようです。
この新デザインへの変更に伴って、本来『22H2』であるべきところが、誤って『2009』と表示されているようです。(旧デザイン環境では『22H2』のままです)
おそらくこれは表示上だけの不具合かと思われます。『2009』表記になったことで、今のところ実害は確認されていません。いずれ正しい表記へと修正されるでしょう。
この新デザインは、2025年5月14日のKB5058379のインストール後に切り替わる場合もあれば、切り替わらない場合もあります。ネット上では、2025年4月9日のKB5055518時点で切り替わっている環境も見られました。
< Update 1: 修正 > [2025/6/25] [New]
この不具合は2025年6月25日に配信されたプレビューリリースKB5061087にて修正されました。
その他、位置情報などの問題
当サイトへの報告によると、無効にしてあった位置情報が勝手にオンへと変更されたり、ロック画面に突然天気が表示されるようにもなったとのこと。
筆者環境ではこの現象は発生しませんでしたが、位置情報をオフにしている方は、一度『設定』 → 『プライバシー』 → 『位置情報』を確認しておいた方が良いでしょう。ロック画面に突然天気が表示された場合は『設定』 → 『個人用設定』 → 『ロック画面』の設定をご確認ください。