Intel Panther Lake CPU搭載マザーボードが早くも掲載!早すぎる!DFI社からPTH171 / PTH173
Intelの次世代モバイルCPU、コードネーム『Panther Lake』を搭載したマザーボードが早くも掲載されました。その写真がこちら。
DFI PTH171/PTH173
Panther Lake-H搭載マザーボード
Panther Lake搭載マザーボードを掲載したのは台湾のDFI社。主なスペックは、CPUがPanther Lake-H (最大TDP25W)、メモリがSO-DIMMスロット x2、DDR5-6400またはDDR5-7200 x2対応、最大容量128GB。映像出力はDisplayPort x1、HDMI 2.0 x1、USB Type-C x1などを備えます。
DFI社Webサイトの製品名は『PTH171/PTH173』と記されていますが、おそらくは『PTH171』『PTH173』の2モデルが用意されているという意味でしょう。
その他、掲載されているスペックは以下。
▼DFI PTH171 / PTH173 スペック
- Intel Panther Lake-H プロセッサー、TDP最大25W
- DDR5 6400/7200MHz x2、最大128GB
- Quad Display: DP++ x1、 HDMI 2.0 x1、 USB Type C x1、M2A-Display extension port x1 (eDP/LVDS/HDMI/DVI/VGA/DP/利用可能)
- Multiple Expansion: PCIe Gen 5 x4スロット x1、M.2 M Key (NVMe) x1、M.2 B Key (4G/5G) with SIMスロット x1、M.2 E Key (WIFI/Bluetooth) x1、M.2 A Key (M2A-Display & USB Expansion) x1
- Rich I/O: Intel 2.5GbE x3(最大)、COM、USB 3.2 Gen2 Type A x4、USB Type C (DP alt/USB3 Gen2/PD 15W) x1, USB 2.0 header x5、SATA 3.0 x2、Audio L/R 3Wスピーカー
- Support EXT-OOB (Full)、optional internal RJ45、CNVi、vPro
- 通常、2036年第1四半期まで10年間のCPUライフサイクルをサポート (Intelのロードマップに基づく)
こちらのマザーボードですが、PCゲーマーや自作PC、一般用ユーザー向けではなく産業用マザーボードとなっています。そのため、個人での単品購入はおそらくは不可能。
製品ステータスは『準備中』となっていますが、(企業向けに)見積もりに関する問い合わせはすでに受け付けているようです。
以前より、IntelからPanther Lakeに関するアナウンスはちょいちょい出ていますが、まだ正式発表は行われておらず、製品ラインナップも明らかにされていません。にもかかわらず、今回、早くもPanther Lake-Hを搭載したマザーボードがDFI社のWebサイトに掲載されました。
Panther LakeモバイルCPUは、Intelの最先端プロセスノードとなるIntel 18Aで製造され、2025年終わり頃に少量を出荷、2026年には大規模な出荷が予定されています。