【Windows11】 WindowsUpdate 2021年12月 不具合情報 - セキュリティ更新プログラム KB5008215 [Update 3]

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2021年12月15日にWindowsUpdateに配信されたWindows11用セキュリティ更新プログラムKB5008215の不具合情報です。

『悪意のソフトウェア削除ツール』『.NET Framework』などの更新プログラムの不具合は割愛しています。以下、2021年12月15日に公開されたセキュリティ更新プログラムの不具合およびその回避策・解決策になります。

更新履歴
① 『追加情報3』を追加。印刷できない不具合が修正済みであることを加筆。 [2021/12/15]
② 日本語IMEが正常に動作しなくなる既知の不具合を加筆。 [2022/1/6]
③ HDRモニター使用環境において表示がおかしくなる既知の不具合を加筆。 [2022/1/12] [New]

Windows11 21H2用セキュリティ更新プログラム: KB5008215

基本情報

KB5008215はWindows11 バージョン21H2用のセキュリティアップデートを含む累積更新プログラムです。この更新プログラムを適用することで脆弱性が修正されます。

▼更新プログラムのハイライト・修正された脆弱性や不具合

  • Windowsの脆弱性を修正
  • その他、OS内部機能のセキュリティの改善
  • Windows10からWindows11にアップグレードした後、セルビア語(ラテン語)の言語パックが予期せず削除される不具合を修正

追加情報

Microsoftは、非対応環境にWindows11をインストールした場合、WindowsUpdateを提供しないと述べていますが、2021年12月15日時点では非対応環境にも更新プログラムが降ってきています。

追加情報2

2021年12月のプレビューリリースはお休みのため、2021年の月例WindowsUpdateは今回が最後です。2022年1月からは通常どおり再開されます。

追加情報3

2021年10月13日から発生していた0x000006e4、0x0000007c、0x00000709エラーでネットワークプリンター・共有プリンターから印刷できない不具合ですが、2021年11月23日公開のプレビューリリースKB5007262にて修正されました。プレビューリリースをインストールされていない方は、本更新プログラムKB5008215をインストールすることで、正常に印刷できるようになります。プレビューリリースはスルーしている人も多いと思いますので、念のため再度お知らせいたします。

不具合情報

KB5008215には以下の既知の不具合があります。

既知の不具合
不具合概要回避策

新しい日本語IMEを使用していると、アプリケーションにおいて、ローマ字/カナ入力モードが自動的に切り替わらない場合があります。

開発者向け情報: アプリケーションが『ImmSetConversionStatus』関数、またはVK_KANAキーエミュレーションを使用している場合、この不具合の影響を受けます。

詳細は以下の記事参照。
新しいIMEにまた不具合。入力モードが自動で切り替わらない。対処方法あり

以下のいずれかの対処方法をご検討ください。

< 対処方法A >
手動で入力モードを変更する。

< 対処方法B >
以前のバージョンのIMEを使用する。『設定』 → 『設定の検索』に「日本語 IME の設定」と入力して『日本語 IME の設定』を開く → 『全般』 → 一番下の『以前のバージョンの Microsoft IME を使う』をオンに変更することでこの不具合を回避できます。

『以前のバージョンの Microsoft IME を使う』をオンに変更

2021年11月公開のプレビューリリースKB5007262以降の更新プログラムをインストールすると、マルチバイト文字セット(MBCS)を使用するアプリケーションにおいて、日本語IMEを使用したテキスト入力が順番通り正常に行われなかったり、テキストカーソルが勝手に移動する不具合が発生する場合があります。

この不具合はMicrosoft製日本語IMEだけでなく、サードパーティ製の日本語IMEにも影響します。

詳細は以下の記事参照。
IMEにまた不具合。KB5008212やKB5007262などが影響

Microsoftは、この不具合をKnown Issue Rollback (KIR / 更新プログラムをアンインストールしなくても問題の部分だけをロールバックできる機能)を使用して修正すると述べており、一般的なPC環境や、企業や組織に管理されていないPC環境の場合、放っておいても最大で24時間以内に自動的に修正されます。PCを再起動すると、早く修正される場合があります。

企業や組織等で管理されているPCでは、以下の特別なグループポリシーをインストールして設定することで解決できます。

Windows10 21H2 / 21H1 / 20H2 / 2004用
Windows11 21H2用
Windows Server 2022用

詳細は『グループ ポリシーを使用して既知の問題ロールバックを展開する方法』をご覧ください。グループポリシーを設定後はPCを再起動する必要があります。

[New]

特定のHDRモニターを使用するWindows11 21H2環境において、一部の画像編集アプリ等で色が正常に表示されない・正しくレンダリングされない場合があります。この現象は、主に白色で頻繁に発生します。明るい黄色やその他の色でも発生する場合があります。

この不具合は、Win32 APIが特定の条件下で予期せぬ情報やエラーを返す際に発生します。全てのカラープロファイル管理プログラムが影響を受けるわけではなく、Microsoft Color Control Panelを含む、Windows11の設定ページで利用できるカラープロファイルオプションは正常に使用できます。

この不具合はWindows11のオリジナルリリース(初期状態)から発生しています。

詳細は以下の記事参照。
Windows11に色が正常に表示されない不具合。修正は2022年1月下旬

本不具合の対処方法や回避策はMicrosoftから案内されていません。

HDRモニターで発生するため、単純にHDRを無効化すれば不具合の影響は受けないものと思われます。お困りの方はお試しください。

Microsoftは不具合の解決に取り組んでおり、2022年1月下旬に修正を予定しています。