今度はGPU / CPUクーラーが値上げ……銅・錫の価格が高騰。他PCハードウェアにも広範な影響か

ハードウェア全般

銅が高騰しているという

昨今、メモリやSSD、HDD、グラボ価格が高騰していますが、今度はGPU / CPUクーラーが値上げされるとの話が出てきました。海外メディアのVideoCardzが報じました。

YouTuber兼Thermal Grizzly CEOであるder8auer氏は、銅と錫(スズ)の価格上昇がPC関連ハードウェアの供給や製造コストに影響し始めていると語った。

der8auer氏によると、水冷ブロックに使用している銅版が、以前は190ユーロだったのが今では280ユーロにまで値上がりしているという。パーセンテージにすると約47%も値上がりしていることになる。

銅が約47%も値上がりしているという
銅が約47%も値上がりしているという

さらに錫の価格も過去1年間で、ユーロ建てで約60%、米ドル建てで約80%上昇しており、ハンダ付けが必要な製品や電子機器の組み立てにとって大きな問題だと指摘している。

PC用水冷パーツを扱うAlphacoolのCEOは、水冷ブロックで使用する銅の価格高騰や、ハンダの価格高騰などを理由に、2026年2月末までに全製品を約5~10%値上げすると述べた。

be quiet!のCEOは、サプライヤーと協力して価格の安定を図っているが、原材料価格の高騰が続く場合には価格の見直しが必要になる可能性があると述べた。

銅価格の上昇は、CPUやGPU向けの水冷ブロック、ラジエーター、ヒートパイプ、コールドプレート、PCBの配線など、さまざまな製品に影響を与える。

― VideoCardz

銅価格の高騰等により、Alphacoolは同社製品(水冷CPUクーラー、水冷GPUクーラー等)を2026年2月末までに約5~10%値上げするとのこと。Alphacool製品の購入を検討されている方はお気をつけください。早いうちに買っておいた方が良いでしょう。(Alphacoolは、日本やアジアではACoolのブランド名で販売しています)

他社も追随して値上げを行うかどうかは、その会社がどれだけ部材を確保しているか等によって変わってくるでしょうが、このまま銅の高騰が続いたり、値下がりしないようであれば、銅製のベースプレート・ヒートパイプを使用した空冷CPUクーラーや空冷GPUクーラー(=グラボ本体価格)、その他、銅を使用するさまざまなPCハードウェア価格への影響が懸念されます。

Posted by にっち