TrendForce、2023年Q1(1~3月)のSSDとメモリ価格予測を発表。下落傾向

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TrendForceは、2023年Q1(1~3月)のSSDとメモリの価格予測を発表しました。

▼2023年Q1 SSD価格

ほとんどのサプライヤーがNANDフラッシュの減産を行っていることが判明した。これによりサプライヤー同士の値下げ合戦もある程度の収束を見せている。

しかし、2023年のノートPCの需要は低調に推移すると見られており、PCメーカーはSSDの在庫確保に消極的だ。サプライヤーの減産の影響もすぐには表れないだろう。従って、クライアント向けSSDは、引き続き供給が需要を上回ると考えられる。

2023年Q1のクライアント向けSSD価格は、前期比で10~15%ほど下落することが見込まれる。

2023年Q1(1~3月)のSSD価格予測

▼2023年Q1 メモリ価格

ノートPCの需要低迷を受け、PCメーカー各社は2四半期連続でPC向けメモリの仕入れ量を減らした。現在、PCメーカー各社は9~13週間分のメモリ在庫を確保している。

MicronはすでにPC向けメモリを減産しており、SK Hynixもそれに続くため、2023年Q1のPC向けメモリ生産量は減少することが予想される。にもかかわらず、PC向けメモリは依然として供給過多となっている。2023年Q1のメモリ価格は、DDR4メモリが15~20%、DDR5メモリが18~23%下落する見込みだ。

2023年Q1(1~3月)のメモリ価格予測

[Source: TrendForce 1 / 2

TrendForceによると、SSDもメモリも前四半期より10%以上の値下げが見込まれている模様です。日本国内においては、どこまで反映されるのか気になるところです。

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Posted by にっち