Xperia 1 VIIが突然死して文鎮化する原因判明。ソニーが交換対応を発表。対象製品か確認を

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Xperia 1 VIIシリーズが突然死して文鎮化する原因判明

ソニーは、同社製スマートフォン『Xperia 1 VII』シリーズが文鎮化する不具合の続報を発表しました。

『Xperia 1 VII』シリーズは、ユーザーから相次いで製品が突然死してスマホが文鎮化するなどの不具合報告が出ており、ソニーは一時的に『Xperia 1 VII』シリーズの販売を停止していました。

今回、ソニーは本不具合の原因を特定し、対象製品の交換対応を行うことを2025年7月16日付けで発表しました。以下、ソニーの発表になります。

スマートフォンXperia 1 VII SO-51F, SOG15,A501SO, XQ-FS44
電源が落ちる、再起動がかかる、電源が入らない事象に関する製品交換のお知らせ

2025年7月4日にお知らせしました、スマートフォン「Xperia 1 VII」において電源が落ちる、再起動がかかる、電源が入らない事象がまれに発生する件に関しまして、調査の結果、製品の一部の製造ロットにおいて製造工程の不備により基板が故障する場合があることが判明しました。2025年7月4日にお知らせした内容については以下のリンクをご覧ください。

Xperia 1 VII XQ-FS44 (SIM Freeモデル)において対象となる製品に関しましては、無償にて交換対応を実施いたします。以下に従い製品本体のIMEI番号をご確認いただき、交換対象製品をお持ちの場合は、交換対象製品の確認方法 より交換のお申し込みをお願い申し上げます(通信事業者モデルをお使いのお客様は、該当非該当確認のみご利用いただけます)。

なお、無償交換開始の準備に一定の時間を要するため、誠に恐縮ですが、交換用製品は2025年7月18日より順次発送させていただく予定です。交換をお待ちいただく間、必要なデータのバックアップをお願いいたします。

Xperia 1 VII SO-51F、SOG15、A501SO (通信事業者モデル)に関しましては、通信事業者各社にお問い合わせいただきますようお願いいたします。

お客様には、ご不便をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます。

ソニーによると、一部ロットの製造工程の不備により基板が故障し、故障・文鎮化にいたる場合があるとのこと。本不具合が発生する製品は以下の4モデル。

▼対象機種

  • Xperia 1 VII SO-51F (株式会社NTTドコモ向け)
  • Xperia 1 VII SOG15 (KDDI株式会社向け)
  • Xperia 1 VII A501SO (ソフトバンク株式会社向け)
  • Xperia 1 VII XQ-FS44 (SIMフリー)

このうち、SIMフリーモデルとなる『Xperia 1 VII XQ-FS44』に関してはソニーが直接交換対応を行うとのこと。そのほかのドコモ向け『Xperia 1 VII SO-51F』、KDDI向け『Xperia 1 VII SOG15』、ソフトバンク向け『Xperia 1 VII A501SO』については各通信事業者に問い合わせるようソニーはアナウンスしています。

また、ソニーは、この不具合が発生する機種かどうかIMEI番号で確認できるフォームも公開しました。『Xperia 1 VII』シリーズをお持ちの方は以下のリンクよりご確認ください。

IMEI番号の確認方法は、上記リンク先のちょっと上の方に載っています。

本件に関するソニーへの問い合わせ先は以下。

▼ソニースマートフォン相談窓口

Posted by にっち