悲報、SanDiskが値上げ。SSDやUSBメモリ、microSDカードなど全製品が対象
SanDisk (サンディスク)が値上げを行ったと報じられました。ChinaFlashMarketが報じました。
2025年9月4日、SanDiskはチャネル向けおよび一般消費者向けの全製品を対象に、10%以上、価格を引き上げることをアナウンスした。 現在、人工知能(AI)アプリケーションやデータセンター、クライアント、モバイル分野において、ストレージ / フラッシュ製品の需要が高まっている。こうした状況を踏まえ、SanDiskはチャネル向けおよび一般消費者向けに、全製品の10%以上の値上げを決定した。 これは高性能フラッシュメモリソリューションの提供と、継続的なイノベーションへの投資を維持するための価格調整となる。 この価格改定は即日に発効され、新規の見積もりや注文に対して適用される。すでに契約済みの注文などには影響しない。SanDiskは今後も定期的に価格の見直しを行い、四半期ごとにさらなる調整を行う可能性がある。 ― ChinaFlashMarket |
ChinaFlashMarketによると、新規の注文に対して10%以上の値上げが実施されるとのこと。言い換えるなら、現時点で小売店などで販売されているSanDisk製SSDやUSBメモリ、microSDカードなどはまだ値上げ前の価格ということになります。
SanDisk製SSDやフラッシュ製品の購入を検討していて、少しでも安く済ませたい方は、早いうちに購入しておいた方が良いかもしれません。今後、時間が経つにつれて値上がりしていくでしょう。
なお、SanDiskとWestern Digital (WD)は分社化しており、SSD等のフラッシュ製品はSanDisk、HDD製品はWestern Digitalが扱っています。例えば『WD_BLACK SN7100 NVMe SSD』など、WDの名を冠したSSDであってもSanDiskの製品として扱われています。つまり、WD製SSDもこの値上げの対象に含まれることを意味します。