KB5012599適用後からブルースクリーンやスタッターが発生。一部ユーザーから不具合報告

WindowsUpdate

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2022年4月13日にWindowsUpdateに配信されたWindows10用更新プログラムKB5012599をインストールしてから、ブルースクリーンエラー(BSoD)やスタッター(カクつき)が発生するようになったとの不具合報告が複数出ています。

KB5012599をインストールしてからブルスクやスタッターが発生

ユーザーによる不具合報告

  • アップデートしてから5~10分ごとにランダムにフリーズするようになりました。時々、エラーコード『kernel』でブルースクリーンも発生します。
  • 同じく。ノートPCがフリーズしています。
  • 先月、ブルースクリーンが発生して、全てのドライバを再インストールしたら直りましたが、今月のWindowsUpdateをインストールするとブルースクリーンが再発しました。
  • アップデートをしてからタスクマネージャーやアプリを開くと、動画の映像や音声が途切れる(スタッターが発生する)ようになりました。そして、BSoDも多発するようになりました。OSをリセットすると直りましたが、WindowsUpdateが再び行うと、またスタッターが発生するようになります。
  • 私もChromeの使用中にスタッターが発生します。

上記報告はRedditに寄せられており、一部のユーザーがWindowsUpdate後からのブルースクリーンエラーとスタッターの発生を報告しています。

これらの不具合は必ず発生するわけではなく、あくまでも一部環境でのみ起こっており、また、報告数はあまり多くないため、環境依存の可能性が高いものと思われます。

現時点でこの不具合の詳細な原因や発生条件は判明していません。

対処方法・回避策

WindowsUpdate後から不具合が発生するといわれてるため、KB5012599をアンインストールすれば不具合が解消する可能性が高いものと思われます。もし、ブルースクリーンやスタッターの発生にお困りの場合は、一時的な回避策としてKB5012599のアンインストールをお試しください。

アンインストール手順は以下。

  1. 『スタートボタン』 → 『設定』 → 『更新とセキュリティ』 → 『更新の履歴を表示する』 → 『更新プログラムをアンインストールする』を選択。当該更新プログラムを右クリックして『アンインストール』を選択すればアンインストールされます。
    KB5012599のアンインストール方法
  2. アンインストール後は、更新プログラムが再び入ってこないように『Windows Update』の画面から、『更新を 7 日間一時停止』や、『詳細オプション』の『更新の一時停止』から更新プログラムのインストールを一時停止しておきましょう。

    WindowsUpdateを一時停止

なお、KB5012599はセキュリティアップデートのため、アンインストールすると脆弱性が未修正のままになることには注意が必要です。

また、もし、KB5012599をアンインストールしても直らなかった場合は、2022年4月13日同日に配信された.NET Frameworkの更新プログラムKB5012117が原因ということも考えられますので、こちらのアンインストールもお試しください。