GeForce RTX 5000シリーズ、市場への出荷量がさらに減少か。販売価格への影響は
GeForce RTX 5000シリーズの市場への出荷量がさらに減少するとの話が出ています。
中国語圏フォーラム博板堂のリーカー、低手一号氏は以下のようの述べています。
最近、GeForce RTX 5000シリーズの各モデルの販売価格が下落傾向にある。これは『618商戦』(中国で2025年6月18日に行われたPC関連のビッグセール)の影響により、短期的に供給が需要を上回っているためと思われる。 2025年7月はNVIDIAの第2四半期末(5~7月期)にあたり、主要AICパートナー(グラボメーカー)の在庫はあまり多くない。グラボ製造工場から得た情報によると、2025年7月の市場への供給は、2025年6月よりもさらに少なくなる見通しだという。2025年6月と比較すると、20~30%ほどの供給減になることが見込まれている。 これにより、2025年7月の販売価格への影響がどうなるかは需要次第だ。 ― 博板堂, 低手一号 |
GeForce RTX 5000シリーズの市場への出荷量は、2025年6月も前月比(5月比)で20~30%減少するといわれていました。そのため、価格上昇が懸念されていましたが、少なくとも日本国内においては大きな価格上昇は見られず、むしろ値下がり傾向でした。2025年6月は、日本では需要と供給のバランスが取れていました。
では2025年7月はどうでしょうか。さらに市場への出荷量が減少するといわれていますが、価格が上昇するのか、それとも案外バランスが取れて横ばいか、あるいは値下がりするのか、市場の動向が注目されます。