CPU,ハードウェア全般

『Kidd』と呼ばれるコードネームのChromebookにKaby Lake-G(RADEON搭載8000Gシリーズ)を採用する動きがあるようです。海外メディアのXDA-Developersは、Chromium Gerritで公開されているKiddのREADME.mdにKaby Lake-Gの動作実験されている旨の記述を見つけました。

Chromium Gerritに掲載されてから実際のデバイスが登場するのは数ヶ月から1年以上先になると見られており、製品としてお目にかかれるのはまだまだ先になりそうです。また、現在のところ、Chrome OSでのGPUパフォーマンスはあまり芳しくないものの、ロードマップ上ではアップデートが予定されているとのことです。

Chrome OSは最近のアップデートでLinuxアプリケーションに対応し、Steamも動作すると言われています。今回のKaby Lake-Gをきっかけに、ゲーム方面にも力を入れていくのか、今後の動向が注目されます。

Windows,ハードウェア全般

Surface Pro 4の液晶の欠陥について覚えているでしょうか。

上記動画を再生していただければわかりますが、Surface Pro 4は液晶の表示が乱れるという欠陥を抱えており、冷凍庫に入れると表示の乱れがピタリと収まることから、Surface Pro 4内のチップの過熱が乱れの原因と考えられています。

これまでの経緯は下記の記事を時系列順にご覧くださいませ。

この欠陥は2017年1月にMSフォーラムに報告されて以降、『同じことが知りたい』数は2018年5月12日時点で2878件にもなっており、非常に多くの被害者がいることが窺えます。Microsoftはこの欠陥をずっと放置していましたが、ついに欠陥を認め、対応することをやっと発表しました。

ハードウェア全般,メモリ

DRAMeXchangeによると、2018年3月20日にMicronの台湾工場で異常が発生し、稼動が停止されたという。設備の復旧は終えているものの、全面稼動は4月上旬になり、この影響から、2018年Q2(4-6月)のDRAM価格は3%上昇すると予想されています。

なお、2018年Q1(1-3月)のDDR4 4GBモジュールの価格は、2017年Q4(10-12月)から5%上昇しているとのことです。

ハードウェア全般,メモリ


(Source:DigiTimes / MarketWatch)

2018年2月のDDR4チップの平均単価は1月から1.1%上昇し、第1四半期(1~3月)の上昇率は3~5%になることが予想される。1月中旬に300ドルで販売されていた32GBのサーバモジュールは、現在310~315ドルにて販売されている。

上記内容がDigiTimesおよびMarketWatchにて報じられました。2017年10月時点で2018年も値下げの気配は無いと言われていましたが、その予想どおりに現在も値上げが続いているようです。

GeForce,ハードウェア全般

ASRockはMicro STXの小型ベアボーンキット『DeskMini GTX/RX (Z370)』シリーズを発表しました。チップセットはZ370を採用し、GPUはMXMフォームファクタのGTX 1080またはGTX 1060を搭載しています。

GTX 1080 / 1060を搭載しながらもそのサイズは他社製品と比べて小型となっています。

メモリはDDR4-2666 SO-DIMMに対応し最大32GB、ストレージ周りはSATA3.0 x2、M.2スロット x3。CPUに関してはTDP65Wまでとされているためチョイスには注意が必要です。

なるべく小型でパワフルなゲーミングマシンを作りたいという人には良い選択肢になりそうですね! なお、各ラインナップの発売時期と価格はまだ明らかになっていません。

CPU,ハードウェア全般

アメリカのPCメーカー、NextComputingは、THREADRIPPER 1950Xを搭載したポータブルPC『Radius TR』を発表しました。それがこちら。


ポータブル……(困惑)

ちょっとポータブルを辞書で引いてみましょうか。

ポータブル【portable】
機器などが、手軽に持ち運びできる大きさ、重さであること。携帯用。多く他の外来語と複合して用いる。

(大辞林 第三版の解説より)

これを手軽に持ち運ぶってどれだけの筋力が必要なんでしょうか/(^o^)\ より詳細なスペックに興味がございましたら下記のNextComputingのページをご覧くださいませ。しかし、携帯する上でもっとも気になるであろう重量についてはなぜか書かれていません……。

NextComputing
Radius TR - NextComputing - Extreme Performance Computing Solutions

CPU,ハードウェア全般

Thermal Grizzlyの液体金属、Conductonautが切れかかっていたので買おうと思いAmazonを見てみれば、いつの間にか5gの大容量版なんてのが出ていました。調べてみれば2017年2月ごろには出ていたようです。お値段は2018年2月11日時点で4,380円。

通常の1gサイズのものは、2,188円なので、大容量版はかなりお買い得になっています。

頻繁に使う人にはお得な大容量版はありがたいですね! ということで買いました。5倍の容量だけあってちょっぴり重みを感じます。

Amazon

親和産業 液体金属 Conductonaut 5g TG-C-005-R [ 5g ]

親和産業 ドイツ thermal grizzly社製 Conductonaut 液体金属 TG-C-001-R [ 1g ]

ハードウェア全般

シリコンウェハ業界各社が値上げを予定しており、PC市場への影響が懸念されています。

海外メディアのKit Guruは、シリコンウェハ業界3位で約20%のシェアを持つ台湾のグローバルウェハーズが2018年中に20%の値上げを予定していると報じました。また、値上げはグローバルウェハーズ1社だけに留まりません。

日付は少し遡りますが、楽天証券の2017年12月末の記事ではさらに恐ろしいことが書かれています。

     シリコンウェハの需給ひっ迫を受けて、SUMCOが長期契約顧客(2~3年契約が多い模様)に対して、値上げに応じればシリコンウェハを増産するという条件で、2016年下期から値上げ交渉に入りました。この価格交渉は、2017年12月期2Q(2017年4-6月期)に妥結しましたが、その中身は、最も需要が多い300ミリウェハ(直径300ミリメートルのウェハ、12インチとも表示する)について、2016年12月期4Q(2016年10-12月期)の平均価格に対して、2017年12月期4Qに約20%値上げ、2018年12月期4Qに更に約20%値上げ、2019年12月期4Qに更に約10%以上値上げするというものです。

     信越化学工業(信越半導体)でも開示はされていませんが、同様の値上げ交渉が妥結していると思われます。

    (Source:楽天証券)

SUMCOと信越化学工業は日本の企業で、この2社だけで

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世界シェアの60%を占めており、こちらも逐次値上げしていくようです。

今、PC関連製品はあらゆる悪条件が重なって高価になっていますが、この値上げによりさらなる悪条件が追加されることになりそうです。

Windows,ハードウェア全般

前回のあらすじ。Surface Pro 4で液晶の表示が乱れる不具合が発生。Microsoftの対応は絶賛放置中。

そんな致命的な欠陥を抱えているSurface Pro 4ですが、ついに液晶の表示が乱れる原因が判明しました。下記の動画をご覧くださいませ。

おわかりいただけたでしょうか。冷凍庫に入れると表示の乱れがピタリと止んでいます。つまり、Surface Pro 4内のチップが過熱していることが乱れの原因と考えられます。

この欠陥は2017年1月にMSフォーラムで報告されて以降、2018年2月4日時点で『同じことが知りたい』数は1927件にもなっており、非常に多くのユーザがこの欠陥に苦しまされていることが窺えます。

なお、Microsoftはこの欠陥に対して正式な発表と対応は何も行っていません。冒頭でも述べましたが絶賛放置中です。もし、Surfaceシリーズを買おうと思っているなら 「何かあったとき」 のMicrosoftの対応は、こういうサポート体制であることをしっかりと念頭に置いてご検討ください。

2018/5/12追記
Microsoftがやっとこの欠陥を認めました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

GPU,ハードウェア全般


(Source:TSMC Breaks Ground on Fab 18 in Southern Taiwan Science Park)

TSMCは5nmプロセスの生産を担う新工場、Fab 18のフェーズ1の起工式を行ったことを発表しました。

TSMCによると、2019年Q1にフェーズ1の建屋を完成させて設備の搬入を始め、2020年初めに生産開始。また、フェーズ2は2018年Q3に起工し2020年中に生産開始、フェーズ3は2019年Q1に起工し2021年に生産開始の予定。3フェーズ全ての建屋が稼動すると、年間100万枚以上の12インチウェハが生産可能になるとのことです。

ハードウェア全般,液晶モニタ

ブラウン管を1,600 ~ 380,000fpsで撮影した上記動画がおもしろいです! 興味ございましたらポチッとどうぞ。ブラウン管がこんな風に描画されていたなんて知りませんでした\(^o^)/

[ タイムテーブル ]
01:45 1,600fps
02:17 2,500fps
02:32 28,500fps
02:50 118,000fps
03:03 146,000fps
03:32 380,000fps

ブラウン管の話は04:08で終わりですが、それ以降の液晶描画もおもしろいのでよろしければそのまま引き続きどうぞ!

ハードウェア全般


(画像クリックでAmazonへ)

SanDisk Extreme Pro microSDXC 128GB SDSQXCG-128G-GN6MA』を購入したので軽くレビューを。Extreme ProブランドのmicroSDカードはどれくらい速いのか。

比較対象は、手元にある他のカードで一番容量の多い『Toshiba Exceria M301 32GB THN-M301R0320C4』になります。

それではサクッとどうぞ!