12V-2x6コネクタ・ケーブルの負荷テスト。12VHPWRのような融解は防げるのか

電源

12V-2x6: 負荷テスト

12V-2x6コネクタ・ケーブルの負荷テストが行われました。海外メディアのVideoCardzが報じました。

YouTubeチャンネルのHardware Bustersは、ASUSなどの有名ブランドの電源ケーブルを製造するLinewell社を訪れ、12V-2x6コネクタケーブルの負荷テストを行った。

負荷テストでは30分ほど640Wもの電力を供給し続けた。結果、12V-2x6コネクタの最大温度はわずか46.5℃に留まり融解には程遠い温度を示した。

12V-2x6: 負荷テスト
12V-2x6: 負荷テスト

さらに、12VHPWRコネクタ融解の原因とされる半差しでの実験も行った。あらゆる方向に過度に曲げたりしても数分後の温度は41~42.5℃に留まった。

動画では短時間だが、YouTubeのコメント欄でHardware Bustersは「かなり長い時間、温度をモニターしましたが、温度は安定していて融解しませんでした」と述べている。

12V-2x6: 半差しテスト

12V-2x6: 半差しテスト
12V-2x6: 半差しテスト

現在、GeForce RTX 4000シリーズは、12VHPWRから12V-2x6コネクタ・ケーブルへと置き換えられている。この新しいケーブルが融解しないことを望むが、どんなものであっても故障のリスクがあることは念頭に入れておく必要がある。

[Source: VideoCardz

12VHPWRコネクタでは多くの融解報告が出ていましたが、12V-2x6コネクタは融解しないことを願うばかりです。