KB5066835をインストールできない不具合。エラーが出て失敗する。Windows11 25H2 / 24H2で発生。『0x800f0991』『0x800f0983』など
Windows11 25H2およびWindows11 24H2用セキュリティ更新プログラムKB5066835のインストールに失敗するとの不具合報告が複数件出ています。
不具合概要
日本時間で2025年10月15日に、Windows11 25H2およびWindows11 24H2のWindows Updateにセキュリティ更新プログラムKB5066835が配信されましたが、一部環境において、KB5066835をインストールできない・インストールに失敗するとの不具合報告が複数件出ています。
環境によっては『0x800f0991』『0x800f0983』『0x800f0922』といったエラーがWindows Updateの画面に表示されます。
なお、この不具合はあくまでも一部環境でのみ発生しているものであり、すべての環境で発生するものではありません。少なくとも筆者のWindows11 25H2およびWindows11 24H2環境では正常にインストールできました。
対処方法・回避策
更新プログラムをインストールできずにお困りの場合、システム要件を満たした通常のWindows11 PCは、『設定』 → 『システム』 → 『回復』 → 『Windows Update で問題を解決する』をお試しください。
その後、Windows Updateを実行して更新プログラムがインストールされるかどうかご確認ください。多くの場合、これでWindows Updateに成功するようになります。(もし、上手くいかなかった場合は、インストールメディアを使用してWindowsの上書きインストールをお試しください)
なお、Windows11のシステム要件を満たしていない環境(TPM要件を満たしていないなど)に無理矢理Windows11をインストールしている非対応PC環境の場合は『Windows Update で問題を解決する』を実行しないでください。
Windows11非対応PCで実行すると、システム要件のチェックに引っ掛かって修復バージョンをインストールできず、以下のように、
『問題の修正』と表示されたままになります。Windows11非対応PCでは『Windows Update で問題を解決する』を絶対に実行しないでください。
Windows11非対応PC環境の場合は、インストールメディアを使用したWindowsの上書きインストールをお試しください。Windows11非対応PC向け手順は記事下部に記しています。