リモートデスクトップの警告が正常に表示されない不具合。KB5083769やKB5082200などに起因。Windows11、Windows10、Windows Serverにて発生

Microsoftは、Windows11、Windows10、Windows Serverにおいて、リモートデスクトップの警告が正常に表示されない不具合が発生していることを発表しました。
不具合概要
Microsoftは、日本時間で2026年4月15日にリリースしたWindows用セキュリティ更新プログラムにおいて、リモートデスクトップファイル(.rdp)を利用したフィッシング攻撃に対する保護を強化するために、.rdpファイルを開く際にはセキュリティの警告メッセージが表示されるよう仕様変更を施しました。
しかし、この警告メッセージに不具合が発生しています。
マルチモニター環境で、異なるスケーリング設定(例えばデュアルモニター環境だと、モニター1が100%、モニター2が125%といったように設定されている場合など)をしていると、警告ウィンドウのテキストが重なって表示されたり、ボタンが部分的に隠れて表示され、メッセージが読み取りにくくなったり、操作がしにくくなる場合があります。
この不具合が発生するOSおよび不具合を内包する更新プログラムは以下。
▼クライアントOS
- Windows11 25H2 / Windows11 24H2
KB5083769 (2026年4月15日 セキュリティ更新プログラム) - Windows11 23H2
KB5082052 (2026年4月15日 セキュリティ更新プログラム) - Windows10 22H2 ESU / Windows10 Enterprise LTSC 2021
KB5082200 (2026年4月15日 セキュリティ更新プログラム) - Windows10 Enterprise LTSC 2019
KB5091573 (2026年4月20日 緊急リリース)
KB5082123 (2026年4月15日 セキュリティ更新プログラム)
▼サーバーOS
- Windows Server 2025
KB5091157 (2026年4月20日 緊急リリース)
KB5082063 (2026年4月15日 セキュリティ更新プログラム) - Windows Server 23H2
KB5091571 (2026年4月20日 緊急リリース)
KB5082060 (2026年4月15日 セキュリティ更新プログラム) - Windows Server 2022
KB5091575 (2026年4月20日 緊急リリース)
KB5082142 (2026年4月15日 セキュリティ更新プログラム) - Windows Server 2019
KB5091573 (2026年4月20日 緊急リリース)
KB5082123 (2026年4月15日 セキュリティ更新プログラム) - Windows Server 2016
KB5091572 (2026年4月20日 緊急リリース)
KB5082198 (2026年4月15日 セキュリティ更新プログラム)
対処方法・回避策
この不具合の一時的な対処方法として、Microsoftは以下の2つを案内しています。本不具合にお困りの方は、以下のいずれかをご検討ください。
▼対処方法A: すべてのモニターのスケーリングを同じにする
すべてのモニターのスケーリングを同じにすることで本不具合の発生を防げます。Windows11系は『設定』 → 『システム』 → 『ディスプレイ』 → 『拡大/縮小』で表示サイズの%をすべて同じにしてください。
Windows10系は『設定』 → 『システム』 → 『ディスプレイ』 → 『拡大縮小とレイアウト』で表示サイズの%をすべて同じにしてください。
▼対処方法B: キーボード操作をする
マウスでボタンを選択するのが難しい場合、キーボードのTABキーを押して操作・選択してください。
Microsoftの今後の対応
Microsoftはこの不具合の解決に取り組んでおり、今後のアップデートで修正を予定しています。
























