KB5012643にアプリが起動しない・動作しない不具合。.NET Framework 3.5アプリに影響 [Update 1: 修正]

WindowsUpdate

Windows Issue

Microsoftは、2022年4月26日にWindowsUpdateに配信されたWindows11用プレビューリリースKB5012643をインストールすると、.NET Framework 3.5で作成された一部アプリケーションが起動しなくなったり、正常に動作しなくなるなどの不具合が発生していることを発表しました。

更新履歴
① 不具合が修正された旨を加筆。 [2022/7/20] [New]

不具合概要

2022年4月26日に配信されたWindows11用プレビューリリースKB5012643をインストールすると、.NET Framework 3.5で作成された一部アプリケーションが起動しなくなったり、正常に動作しなくなるなど、何かしらの問題が発生する場合があります。

この不具合は、Windows Communication Foundation (WCF)やWindows Workflow (WWF)といった.NET Framework 3.5のコンポーネントを仕様しているアプリ・プログラムで発生します。

一例として、日本国内では以下のピー・シー・エー株式会社製アプリケーションが正常に動作しなくなることが確認されています。

  • PCA Xシリーズ (注: すでにサポート終了)
  • PCA hyper/DXシリーズ(オンプレミス版)の自動アップデート
  • PCA Dream21 給与計算(P)モジュール
  • PCA Dream21 人事管理モジュール
  • PCA Dream21 マイナンバー管理ツール

修正 [2022/7/20]

Microsoftは、2022年7月19日(現地時間)にこの不具合を修正したことを発表しました。この不具合が発生した場合、トラブルシューティングにより自動的に修正されるとのことです。

なお、企業や組織等で管理されているPCの場合は、トラブルシューティングが自動的に実行されない場合があります。その場合は、以下の『対処方法・回避策』の手順を行ってください。

対処方法・回避策

この不具合にお困りの場合は、以下の手順を実行することで直ります。

回避策: 『.NET Framework 3.5』と『Windows Communication Foundation』を有効化

スタートボタンを押してサーチボックス(『検索するには、ここに入力します』)に『Windows 機能』と入力してください。すると『Windows 機能の有効化または無効化』というダイアログが表示されますので、それを選択。

『Windows 機能の有効化または無効化』を選択

『.NET Framework 3.5 (.NET 2.0 および 3.0を含む)』『Windows Communication Foundation HTTP アクティブ化』『Windows Communication Foundation 非HTTP アクティブ化』の計3つにチェックを入れて『OK』を押してください。(もし、最初からチェックが入っている場合は、一度、チェックを外して『OK』を押してください。そののち、再びチェックを入れて『OK』を押してください)

『Windows の機能』から『.NET 3.5』ほかを有効化

以下のウィンドウが表示されたら、『Windows Update でファイルを自動ダウンロードする』を選択してください。

『Windows Update でファイルを自動ダウンロードする』を選択

自動的にダウンロードとインストール(変更を適用)が始まって、待っていればじきに完了します。これで不具合は発生しなくなり、起動・動作しなくなったアプリも正常に使えるようになります。