KB4566782適用後、Lenovo PCでBSoDの不具合。対処方法あり

WindowsUpdate

Lenovo ThinkPad

Lenovo(レノボ)は、同社製PC『ThinkPad』シリーズに2020年8月度のWindows10 v2004用更新プログラムKB4566782を適用すると、ブルースクリーンエラー(BSoD)等の不具合が発生することを発表しました。

対象となる機種は主に2019~2020年に製造されたThinkPadシリーズ。KB4566782を適用後に、以下のようなエラーが発生します。

  • PC起動時にBSoDが発生。
  • Lenovo Vantageを起動するとBSoDが発生。
  • Windows Defenderでスキャンを実行するとBSoDが発生。
  • Windows Helloに顔認証でログインできない。
  • Intel Management Engineに関連するデバイスマネージャーのエラー。
  • IRカメラに関連するデバイスマネージャーのエラー。

Lenovoによると、これらのエラーはBIOSの設定で『Enhanced Windows Biometric Security』が有効になっている場合に発生するとのこと。以下の手順でこの機能を無効にすることで、エラーが発生しなくなると案内しています。

  1. BIOSの設定を開く。
  2. 『Security』に移動。
  3. 『Virtualization』をクリック。
  4. 『Enhanced Windows Biometric Security』を無効にする。

もし、Lenovo PC以外でもKB4566782適用後にBSoDが発生する場合は、ユーザー報告によると、KB4566782をアンインストールするか、BIOSで『Intel Virtualization Technology』を無効にすることでもBSoDを回避できる場合がありますのでお困りの方はお試しください。

2020/9/17追記
Microsoftによると、この不具合は2020年7月31日(現地時間)公開のKB4568831(プレビューリリース)から発生するとのことです。詳細は以下の記事をご覧くださいませ。

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