SMR方式のWestern Digital (WD)製HDDが故障する可能性。HDD復旧会社が指摘。ファームウェアに起因か。WDは調査を開始

Western Digital (WD)は、「WD製SMR方式HDDはファームウェア起因で故障する可能性がある」との指摘を受けて調査を開始しました。ドイツメディアのheise onlineが報じました。
| HDD復旧会社である030 Datenrettung Berlinは、Western Digital製HDDに関するレポートを公開した。そのレポートによると、SMR方式を採用したWestern Digital製HDDはファームウェアに起因して故障する可能性があるという。 この報告を受けて、Western Digitalは以下のように語った。 
 ― heise online | 
030 Datenrettung Berlinが故障する可能性があるとしているWestern Digital製HDDは以下のSMR方式モデル。
▼WD Blue (WDx0EZAZ / WDx0EDAZ)
- WD20EZAZ (2TB)
- WD40EZAZ (4TB)
- WD60EZAZ (6TB)
- WD20EDAZ (2TB)
- WD40EDAZ (4TB)
- WD60EDAZ (6TB)
▼WD Red (WDx0EFAX)
- WD20EFAX (2TB)
- WD30EFAX (3TB)
- WD40EFAX (4TB)
- WD60EFAX (6TB)
▼WD Purple (WDx0PURZ)
- WD20PURZ (2TB)
- WD30PURZ (3TB)
- WD40PURZ (4TB)
- WD60PURZ (6TB)
030 Datenrettung BerlinはこれらのHDDのファームウェアに起因して故障頻度が増加しているとし、もし、これらのHDDを使用している場合は直ちにバックアップをとることを推奨しています。
厄介なことに、このファームウェアに起因する故障は、予兆も何の前触れもなく起こり、突然アクセス不能に陥るとされています。
留意点として、030 Datenrettung Berlinの報告がどこまで正しいのかは定かではありません。Western Digitalの調査結果が待たれます。
何にしても、安全を考えるならバックアップを取っておいた方が良いでしょう。

























