2020年9月2日(現地時間)、Intelはオンラインでのバーチャルイベントにて、モバイル向け第11世代CoreプロセッサーとなるTiger Lakeを正式に発表しました。
Intelのバーチャルイベントで何が発表されるのかが判明
先日、Intelは、報道関係者に『september 2nd』という日付と共に『共有すべき大きな何かがあります』と書かれたバーチャルイベントへの招待状を送りました。そのイベントで何が発表されるのかが判明しました。
Intel、2020年9月2日に『大きな何か』を発表予定
海外メディアのThe Vergeは、Intelが報道関係者にバーチャルイベントへの招待状をメールしたと報じました。
Intel Tiger Lake / Xe iGPUのゲームプレイデモ、高設定のBFVが30 fps前後で動作
IntelのRyan Shrout氏は、Tiger Lakeプロセッサーを搭載した薄型ノートPCでバトルフィールドVをプレイする動画をツイートしました。
Intel Tiger Lake-U ES vs Ice Lake-U
中国語圏のフォーラムにて、ノートPCのプロダクトマネージャーを務めると称するユーザーJZWSVIC氏が、IntelのモバイルプロセッサーTiger Lake-U ESとIce Lake-Uの比較をリークしました。それがこちら。
【CPU/メモリ】 Tiger Lake世代からDDR5が使われるようになるかも?
IntelのTiger Lake世代からDDR5が使用される可能性が出てきました。それを示唆する内容がこちら。
【CPU】 2020 ~ 2021年登場予定の『Phantom Canyon』ではTiger Lake-U搭載か
(Source:TECH POWER UP / Chiphell)
海外メディアのTECH POWER UPによると、2020 ~ 2021年に登場する『Phantom Canyon』と呼ばれるIntelのゲーミングNUCではTiger Lake-Uが搭載されるという。Tiger Lake-UではPCIe Gen4がサポートされて、10nm+世代になるとのこと。
ただし、1次ソースとなっている上記画像は、中国語圏フォーラムChiphellでのユーザーによる投稿で、どこでどういう形で発表されたスライドショーなのかは明らかになっていません。そのため、噂ということでひとつ。
モバイル向け10nm世代の情報はどんどん出てきていますが、デスクトップ向けに関しては全然出てこないのがなんとも寂しいかぎりです。はたして、10nmデスクトッププロセッサはいつごろその姿を見せてくれるのでしょうか。
【CPU/GPU】 Intel、10nmと7nmの今後の見通しを発表
Intelは同社製品の今後の見通しについて発表しました。まず、10nm製品となるモバイル向けIce Lakeを2019年6月より出荷し、ホリデーシーズンにはOEMからIce Lakeベースの製品が店頭に並ぶ予定。ここは以前の発表と変わりなく、順調のようです。
【CPU】 Intel、Tick-Tock終了宣言
上記画像のように、Tick-Tockの二段階構成はやめて三段階構成にするとIntelが発表しました。Tickのプロセスの微細化、Tockのアーキテクチャの刷新、その後にOptimization(最適化)を加える模様。Intel曰く、14nm/10nm世代を長く使いたいようです。
ふと振り返ってみれば22nm世代から
Ivy 22nm ⇒ Tick
Haswell 22nm ⇒ Tock
Haswell-R 22nm ⇒ Tock (V2)
実質的に三段階だったような気も。
今回の発表で、2016年1月に出ていたTigerlakeの噂にも信憑性が出てきましたね。
ソース
PC Perspective
Intel officially ends the era of "tick-tock" processor production
The Motley Fool
Intel Corp. Officially Kills "Tick-Tock"
FORM 10-K
http://files.shareholder.com/downloads/INTC/867590276x0xS50863-16-105/50863/filing.pdf