CPU,PCゲーム全般


(Source:Intel Skylake-X: Intel's new six, eight and ten-core CPUs reviewed)

前回のあらすじ。Skylake-X vs Broadwell-Eの定格での3タイトル2解像度ゲームベンチマーク対決はSkylake-Xの5勝1敗。

今回、EurogamerでSkylake-X i7-7820X vs Broadwell-E i7-6900K vs Haswell-E i7-5960X7タイトル同コア同クロックゲームベンチマーク対決が公開されました。

ベンチマークには1800X(4.0GHz)も載っていますが、クロックも違い、一部、新しいデータを取れていないそうでとりあえず載せたオマケ的な感じになっています。ということでサクッと結果をどうぞ!

CPU,マザーボード

ASRockのX299マザーボードのドライバを見ていたら、Windows 7用もあるじゃありませんか。以前からWindows 7で動きそうな気配はありましたが、実際のところどうなのか。ASRockさんに聞いてみました。以下、いただいたお返事になります。

Intel社発行したドライバリストにはWin7 64bit対応のドライバが入っていまして OSのインストールも可能ですが、ドライバがX299に最適化しておりませんと通常の使用としては問題がありませんが、Windows 10の方がX299チップセットに適していますとフィードバックしました。その上、Windows 10に変更する方がお薦め致します。 (原文ママ)

日本語とEnglishの両方を書いて質問を送ったのですが、わざわざ日本語でお返事をいただきました。ASRockさん、ユーザーフレンドリー。ちょっと日本語が怪しい部分もありますが、つまるところ、 「Windows 7でも通常の使用には問題ないけど、Windows 10の方が最適化されてるよ」 ってことのようです。

注意点として、これはあくまでASRock製品での話です。他メーカーもドライバを公開しているかはわかりません。Windows 7で使おうと思っている人は、ドライバの有無の確認をお忘れなく。

なお、Windows 7でWindows Updateを受けられるかどうかは不明です。MicrosoftがSkylake-XのことをSkylake世代として見るのか、最新CPUとして見るのかはわかりませんが、期待はしない方が良いでしょう。

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CPU

海外で8C16TのCore i7-7820Xの購入者からOC時の温度報告が出てまいりました。10C20Tのi9-7900Xは各所で報告が出ていますが、8C16Tのi7-7820Xはどんなもんなのか。

使用するCPUクーラーは

簡易水冷のCorsair H115iで、CPUの殻割は行っていません。また、室温は不明となります。サクッと結果をどうぞ!

CPU,雑記

4gamerでi9-7900Xのレビューが公開されました。掲載された消費電力を見てみると、

なかなかにキていらっしゃいます。

しかし、電力をしっかりと消費しているということは、しっかりとCPUが回っているということであり、フレームレートに大きな影響が

CPU,マザーボード


(Source:The X299 VRM Disaster (en))

2017年5月末に最速でSkylake-Xの殻割を行い、グリスバーガーであることを世に知らしめたder8auer氏は、X299マザーボードのVRMについて苦言を呈しました。

der8auer氏はGigabyte X299 AORUS Gaming 3でi9-7900Xのクロックを4.6GHz@1.25Vに設定して、AVXに対応していないバージョンのPrime95を回しました。VRMの温度を測ったところ、わずか10~15分ほどで、

CPU


(Source:Intel Core i9-7900X im Test: Stromverbrauch, Temperatur und erste Benchmarks)

ドイツメディアのComputer Baseでi9-7900Xを空冷で回したときの温度が公開されました。使用されたCPUクーラーはミドルサイズの

Noctua NH-U14S(デュアルファン)になります。このクーラーでPrime95を回すと

 Prime95
Version
電圧消費電力
(システム全体)
温度
i9-7900X@3.6GHz29.1
(AVX有効)
1.00V269W89度
i9-7900X@3.6GHz28.1
(AVX有効)
1.00V269W90度
i9-7900X@4.0GHz26.6
(AVX無効)
1.08V281W98度

これくらいの温度になるようです。どれくらいの時間回したのかは書かれていませんでした。もっと大型のクーラーであればもう少し低い温度で運用できそうですね。

参考までにi7-6950Xは下記になります。こちらも使用クーラーはNoctua NH-U14Sです。

 Prime95
Version
電圧消費電力
(システム全体)
温度
i7-6950X@3.1GHz29.1
(AVX有効)
1.01V187W67度
i7-6950X@3.1GHz28.1
(AVX有効)
1.01V190W68度
i7-6950X@3.4GHz26.6
(AVX無効)
1.07V177W63度

i9-7900Xとはクロックが異なりますが、それでもソルダリングがいかに大正義か伝わってきます。

CPU

Amazon.co.jpでもSkylake-X / Kaby Lake-Xシリーズの予約が開始されました。掲載された予約価格は

 Core i9-7900X (10C20T 3.3GHz) 税込124,980円

 Core i7-7820X (8C16T 3.6GHz) 税込74,980円

 Core i7-7800X (6C12T 3.5GHz) 税込49,800円

 Core i7-7740X (4C8T 4.3GHz) 税込42,980円

 Core i5-7640X (4C4T 4.0GHz) 税込30,980円

となっています。この価格はPCワンズと同じで、初値はどこもこのくらいの価格での販売になりそうです。肝心の発売時期は2017年7月中旬といわれており、具体的な日付まではまだわかりませんが、パソコンSHOPアークには


(画像クリックでパソコンSHOPアークへ)

2017年7月14日発売と記されています。

追記
パソコンSHOPアークに発売日に関しての詳細が掲載されました。

インテルの新ソケット「LGA2066」を採用X299チップセット搭載マザーボード及び、インテルのハイエンド新グレード「Core i9」を含めた「Core Xシリーズ」プロセッサーが2017年6月26日(月)22:00より国内でも販売解禁となった。 しかし実際に販売を開始したのはX299チップセット搭載ソケットLGA2066対応マザーボードのみ、プロセッサーの国内販売は7月14日(金)に遅延している。

ですって。

CPU


(Source:[WARNING] Intel Skylake/Kaby Lake processors: broken hyper-threading)

<ザックリ意訳>
IntelのSkylakeとKaby Lakeのハイパースレッディングに欠陥が見つかりました。ハイパースレッディングが有効になっていると、特定のレジスタでショートループが発生し、システムやアプリケーションの誤作動、データの破損、データの消失などが発生する可能性があります。

対象となるプロセッサはデスクトップ、組み込み、モバイル、HEDTです。この欠陥は、debianやLinuxベースのシステムだけでなく、全てのOSに影響する可能性があります。

この問題は、ハイパースレッディングを無効にするか、マイクロコードのアップデートで修正することができます。

・Kaby Lake
この問題を修正するにはシステムベンダーのみが利用できるマイクロコードを適用したBIOS/UEFIのアップデートが必要です。現在、システムベンダーはテスト中か、運が良ければマイクロコードを適用したBIOS/UEFIが公開されているかもしれません。詳細はシステムベンダーにお問い合わせください。

修正が施されたBIOS/UEFIをインストールするまでハイパースレッディングを有効にしないことを強くお勧めします。

・Skylake
SkylakeもKaby Lakeと同様です。しかし、Skylakeにはすぐにマイクロコードを適用する方法もあります。 (詳しくはソース元をお読みくださいませ)


上記内容が2017年6月25日付けでdebianのサイトで公開されました。HEDTと記載があるように、Intelが公開している資料によるとSkylake-Xもこの問題(SKZ7)を抱えています。

Skylakeに関してはLinux上ですぐにマイクロコードを適用する方法も用意されています。Linux noobの自分にはハッキリと状況が掴めないため、ソース元をお読みいただくのが確実ですが、 「たぶんこういうことだろう」 的なものでよろしければ続きをどうぞ。

CPU

海外では早くもSkylake-Xをフライングゲットした人が出てきました。しかし、マザーボードがまだ届いておらず、もうしばらく待つ必要があると嘆いています。

なお、日本ではCPUの発売は7月に延期というおま国仕様となっています。マザーボードの解禁日は

2017年6月26日PM22:00になったようですが、マザーボードのみだと盛り上がりませんし、ほとんどのお店は深夜販売をせずに翌日の27日販売開始になりそうですね。

CPU,PCゲーム全般


(Source:Guru3D)

前回のあらすじ。X299マザーボードのBIOSによってSkylake-Xのゲームパフォーマンスが異なる。

具体的にBIOSのどこがどう違うのか、という部分ですが、

 Hardware P-Stateが有効
 消費電力が低くなる (一定のTDP内に収める挙動で、Intelは有効を推奨しているらしい)
 ただしゲームパフォーマンスは悪くなる

 Hardware P-Stateが無効
 消費電力が高くなる
 ゲームパフォーマンスが良くなる

この違いでゲームパフォーマンスに大きな差が出てくるようです。前回のGuru3Dのゲームベンチマークは、Hardware P-Stateが無効の新BIOSでした。

で、Hardware P-Stateが有効/無効のゲームベンチマークが出てきましたので、サクッと結果をどうぞ!

 X299 ASUS PRIME: Hardware P-State有効
 X299 MSI Gaming Pro: Hardware P-State無効

になります。

CPU,マザーボード

t

CRYORIGは自社のLGA2011v3対応CPUクーラーは、全てLGA2066ソケットをサポートすることを発表しました。LGA2011v3とLGA2066は互換性があるため、追加のリテンションキットなどは必要としないとのこと。

LGA2066対応製品は簡易水冷のAシリーズ、R1 Ultimate / Universal、R5、C1、H5 Ultimate / Universal、H7 Quad Lumiなどが含まれます。

CPU,マザーボード

ASRockはX299マザーボードを4製品発表しました。

X299 Taichi
2017年6月28日発売 市場想定価格: 税込44,496円前後

Fatal1ty X299 Professional Gaming i9
2017年7月発売 市場想定価格: 税込62,100円前後

Fatal1ty X299 Gaming K6
2017年7月発売 市場想定価格: 税込39,398円前後

X299 Killer SLI/ac
2017年7月発売 市場想定価格: 税込35,618円前後

『X299 Killer SLI/ac』の市場想定価格がMSIの『X299 SLI PLUS』と同じ税込35,618円ですね。この2製品が今のところX299最安値マザーボードとなっています。