Win10チューニング,WindowsUpdate

Surface StudioにWindows10 v1803 April 2018 Updateを適用すると、不意にマウスとキーボードが動作しなくなる不具合が発生しています。画面にタッチすることで数秒後にはマウスとキーボードが復活しますが、またいつ動作しなくなるかはわかりません。

この不具合はMicrosoft Communityで報告されており、他の使用者たちからも同じ現象に悩まされているとの声が出ています。Surface Studioをお使いの方は、April 2018 Updateの適用にはお気をつけくださいませ。

修正が公開されたら下記のMicrosoft Communityでアナウンスがあるそうなので、ユーザーの方は適宜チェックしておいた方が良いでしょう。

「OSを作っている企業のハードウェアだからきっと動作はバッチリだろう」 なんて思ってSurfaceを買う人もいるのではないでしょうか。残念ながらそんなことはまったくありません。

これまでSurfaceは、Web上の仕様と異なる製品を出荷したり、WUに配信されたファームウェア適用でバッテリを大量消費するようになったり、電源コードが異常過熱でリコールになったり、液晶がチラつくようになったり、WUに配信されたファームウェアの適用で何回もBSoDになったり(自分の知ってる範囲で3回)WU後OS起動時に5~10分間ブラックスクリーンになる不具合の修正に2ヶ月かけたり液晶の表示が乱れる物理的欠陥を発売から約2年半も放置し続けたり様々な不具合と手間と放置をユーザーに提供してきました。

自社製品の動作確認すらろくに行わず、まともに動かせないのがMicrosoftの品質です。Surfaceを買おうと思っている人は、こういったことがあることを念頭に置いてご検討ください。

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CPU

Intelは10nm世代のCannon Lakeとなる『i3-8121U』をIntel ARKに追加しました。

スペックは2C/4T、ベースクロック2.2GHz、ターボクロック3.2GHz、TDP15W。モバイル向けのプロセッサですが、iGPUについては記載されていません。

i3-8121Uを搭載したノートPC『Lenovo IdeaPad 330 15ICN』が中国市場では既に販売されており、そのページにはdGPUとしてRADEON RX 540が搭載されている旨が書かれています。

これらのことから、i3-8121UにiGPUは未搭載との見方が海外メディア各所でされています。モバイル向けでiGPU未搭載というのは珍しいですね。

突如として登場したCannon Lakeですが、Intelは過去に 「2017年末までに少量の10nm製品を出荷する」 と述べていたため、今回のi3-8121Uがその少量の製品なのかもしれません。

Windows,ハードウェア全般

Surface Pro 4の液晶の欠陥について覚えているでしょうか。

上記動画を再生していただければわかりますが、Surface Pro 4は液晶の表示が乱れるという欠陥を抱えており、冷凍庫に入れると表示の乱れがピタリと収まることから、Surface Pro 4内のチップの過熱が乱れの原因と考えられています。

これまでの経緯は下記の記事を時系列順にご覧くださいませ。

この欠陥は2017年1月にMSフォーラムに報告されて以降、『同じことが知りたい』数は2018年5月12日時点で2878件にもなっており、非常に多くの被害者がいることが窺えます。Microsoftはこの欠陥をずっと放置していましたが、ついに欠陥を認め、対応することをやっと発表しました。

GeForce,ゲーミングノートPC

「既存のゲーミングノートPCより高スペックな製品が近日登場する予定はありますか?」 という質問を受けたGigabyteの中の人は下記の回答をしました。


(Source:VideoCardz / OverclockersUK)

Gigabyte UK: 次世代GPUが発表されるまでリフレッシュされた製品が追加されることはありません。現在のところ年末に向けて多くのスケジュールが組まれています。

つまるところ、次世代GeForceとなる20シリーズ(あるいは11シリーズと呼ばれる)のモバイル版は2018年末頃に登場するようです。次世代GeForce搭載ノートPCの登場を期待している人は、まだしばらく待つ必要がありそうです。

なお、デスクトップ向けカードについては3月時点の情報では夏頃になると噂されています。

Win10チューニング,WindowsUpdate

dGPU(GeForce)を搭載したノートPC、Dell AlienwareにWindows10 v1803 April 2018 Update(以下、A2U)が正常にインストールできないという報告が多数出ています。しかし、回避策はあります。 (: Update 1参照)

海外フォーラムによると、

  • GeForceドライバをアンインストール
    (これだけで無理ならデバイスマネージャからもNVIDIAカードを無効化)
  • Intel Graphicsドライバをアンインストール
  • ドライバが再び自動で入ってこないようにする
    (オフライン環境でISOを使ってA2Uをインストイールするなど)

この状態だと正常にA2Uをインストールできたとのことです。インストール後には再びGeForce / Intel Graphicsドライバをインストールすれば完了です。

これはDell Alienwareでの話ですが、他社製dGPU搭載ノートPCでもA2Uのインストールが上手くいかなかった場合はこの方法が通用するかもしれません。

より詳細な議論は下記の海外フォーラムをご覧くださいませ。


< Update 1: MSが現時点では未対応と発表 >
Microsoftは下記のdGPU搭載ノートPCが現時点ではA2Uに対応していないことを発表しました。

  • Dell Alienware 13 R3
  • Dell Alienware 15 R3
  • Dell Alienware 15 R4
  • Dell Alienware 17 R4
  • Dell Alienware 17 R5

これらdGPU搭載ノートPCにA2Uをインストールすると、バッテリーセーバーモードから復帰した際、ブラックスクリーンになる可能性があるためインストールできなくしているとのことです。そのため、無理にインストールせず、対応したものがWindowsUpdateに配信されてくるまで待つことを推奨しています。

既に対象環境でA2Uを試した人にとっては、今更感の強い発表ですね。こういった重要な情報は後出しではなく、前もって出してもらいたいものです。

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Windows,ハードウェア全般

前回のあらすじ。Surface Pro 4で液晶の表示が乱れる不具合が発生。Microsoftの対応は絶賛放置中。

そんな致命的な欠陥を抱えているSurface Pro 4ですが、ついに液晶の表示が乱れる原因が判明しました。下記の動画をご覧くださいませ。

おわかりいただけたでしょうか。冷凍庫に入れると表示の乱れがピタリと止んでいます。つまり、Surface Pro 4内のチップが過熱していることが乱れの原因と考えられます。

この欠陥は2017年1月にMSフォーラムで報告されて以降、2018年2月4日時点で『同じことが知りたい』数は1927件にもなっており、非常に多くのユーザがこの欠陥に苦しまされていることが窺えます。

なお、Microsoftはこの欠陥に対して正式な発表と対応は何も行っていません。冒頭でも述べましたが絶賛放置中です。もし、Surfaceシリーズを買おうと思っているなら 「何かあったとき」 のMicrosoftの対応は、こういうサポート体制であることをしっかりと念頭に置いてご検討ください。

2018/5/12追記
Microsoftがやっとこの欠陥を認めました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

ゲーミングノートPC

4gamerにて、GTX 1070 / 120Hz液晶パネルを搭載した約28万円のゲーミングノートPC『MSI GS63VR 7RF Stealth Pro (GS63VR-7RF-002JP)』のレビューが公開されました。しかし、


(Source:http://www.4gamer.net/games/118/G011863/20171129108/)

 続いてはサウンドだが,スピーカー出力は残念と言うほかない。デンマークのスピーカーブランドであるDynaudio(ディナウディオ)のフルレンジスピーカーとサブウーファを左右2基ずつ搭載するGIANT SPEAKER……と聞くと,とても期待してしまうのだが,実際に再生すると,音は左に寄って定位してしまう。しかもかなり左,タッチパッドの左端あたりに寄ってしまうのだ。

悲しいことにスピーカーの音が左寄りという欠陥仕様となっています。ヘッドフォン派ならあまり気にならないかもしれませんが、スピーカー派が30万円近くもする製品を買ってこんな欠陥仕様だったらブチギレられるんじゃないでしょうか。

しかもこの問題は、自分の知るかぎりで2014年の製品からずっと続いています。同じ問題を取り上げた過去の記事は↓へどうぞ。

2017年2月11日
【ノート】 内臓スピーカーでゲームをしようと思っている人はDELLとMSIの2.1chゲーミングノートPCだけは買うべきではない
2016年11月1日
【ノート】 2年間、サウンド面の欠陥を改善しないMSIのゲーミングノートPC
2015年12月16日
【ノート】 MSI製51万円のノートPCも音が左寄りなのか
2015年4月6日
【ノート】 ゲーミングノートPCを選ぶ時の盲点

スピーカーの音なんて聴けば一発でわかるところの欠陥を放置し続けるこの姿勢は、使用する人のことを考えて作られているとはとても思えません。MSIノートPC部門のものづくりに対する姿勢が窺えます。

スピーカー派の方はMSIのゲーミングノートPCにはくれぐれもご注意くださいませ。

Windows,ハードウェア全般

これまでSurfaceは、Web上の仕様と異なる製品を出荷したり、ファームウェア適用でバッテリを大量消費するようになったり、電源コードが異常過熱でリコールになったり、液晶がチラつくようになったり、WUに配信されたファームウェアの適用で何回もBSoDになったり(自分の知ってる範囲で3回)、様々な不具合と手間をユーザに提供してきました。

また、つい先日、OS起動時のブラックスクリーン問題が修正されましたが、修正までに約2ヶ月もかけており、自社製品に対してやる気のないサポート体制を見せ付けたのは記憶に新しいでしょう。

そんなSurfaceシリーズですが、Surface Pro 4には未解決の致命的な問題があります。下記の動画をなるべく大きなサイズでご覧ください。

おわかりいただけたでしょうか。画面下半分くらい、表示が小刻みに揺れています。これはカメラのせいでこう映っているのではなく、実際にSurface Pro 4の表示が揺れているのです。

この問題は2017年1月にMSフォーラムで報告されて、2017年11月4日現在、『同じことが知りたい』数は1215件にもなっています。ユーザからは 「Surfaceで雑誌や記事を読むことができません。テキストを読むには外部モニタを接続する必要があります」 といった深い悲しみに包まれたコメントなども出ています。そして、この問題は未だ解決しておらず、放置されたままとなっています。

Surfaceシリーズは複数あるため、全部が全部、何かしらの問題を抱えているわけではないと思います。しかし、これからSurfaceを買おうと思っているなら 「何かあったとき」 Microsoftはこういうサポート体制であることはしっかりと念頭に置いて検討すべきでしょう。

2018/2/4追記
ついにこの問題の原因が判明しました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

ハードウェア全般,液晶モニタ

「安い中古ノートPCが欲しい、でもドット抜けがあったら嫌」 そんなとき、どうされますか。ショップに行って画面を凝視するのも良いでしょう。

しかし、その場での確認に自信がなかったり、近くにショップがなかったりした場合はどうすれば良いか。そんな方向けに素晴らしいショップがございます。それがPC-WRAPです。

一体どこがどう素晴らしいのか、こちらをご覧くださいませ。

ハードウェア全般

2017年モデルのSurface Pro購入者から、Webページに書かれている仕様と異なるという苦情がMSフォーラムで出ています。Surface ProのWebページには

ゲーミングノートPC

もうそろそろ言い切っても良いような気がしたのでこの記事タイトルで。

4gamerにてDELLのゲーミングノートPC『Inspiron 15 7567 Gaming』のレビューが公開されています。その中の一文を見てみると


(Source:http://www.4gamer.net/games/320/G032016/20170210076/)

なんというゴミ配置でしょうか。この欠陥仕様ですが、今回だけではありません。自分の知るかぎり、DELLは2015年から、MSIは2014年から、2.1chのサブウーファーを搭載したノートは左寄りというゴミ配置をずっと続けています。

同じ問題を取り上げた過去の記事は↓へどうぞ。

【ノート】 ゲーミングノートPCを選ぶ時の盲点
【ノート】 MSI製51万円のノートPCも音が左寄りなのか

ノートPCに搭載するサブウーファーは左寄りにしないといけない、というルールでもあるのでしょうか。単純に設計の使い回しなだけだと思いますが。

付加価値であるサブウーファーさえ付けておけば配置なんてどうでもいい、とでも思っているんでしょうかね。思っているからこそ使う人のことなんて考えもせず、こんな配置のまま何年も改善する気がないんでしょうね。DELLとMSIのノートPC部門のものづくりに対する姿勢が窺えます。

内臓スピーカーでゲームをやろうと思っている人は、DELLとMSIの2.1chスピーカー仕様のゲーミングノートPCだけは買うべきではないでしょう。高いお金を出して買ったものが、わけのわからない欠陥仕様だったりしたら割とブチギレられるかと思います。

ハードウェア全般

・AMD、全てのRYZEN CPUにロックがないことを発表

(Source:AMD Confirms "Full Spectrum" of Unlocked, Overclockable Ryzen CPUs)

AMDは、すべてのRYZENはアンロックされており、OC対応マザーボード(X370、X300、B350)であればどのモデルでもOCが可能であること発表しました。

・ASUSの水冷エクストリームノート『GX700』に後継機!? 『GX800VH』を発表

(Source:ASUSのゲーマー向けPC 2017年モデルは、垂直120Hz+G-SYNC対応ノートPCに注目)

前モデルのGX700で 「こんなイカれたノートPC、今回が最初で最後だろうなぁ」 なんて思っていたら、まさかの新作! ということで、ASUSさんのマジキチ水冷エクストリームノート『ROG GX800VH』が登場しました。ノートでGTX1080のSLIぱねぇ……!!

前モデルのGX700で税込60万円くらいしていたのですが、新モデルが出るってことは案外売れたってことでしょうか……。今回はいくらくらいになるんでしょうね……!

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・7つの出力端子を搭載したGigabyte Aorus GTX1080

(Source:Gigabyte Aorus Line Extended To Graphcis Cards – Aorus GeForce GTX 1080 Graphics Card)

Gigabyteは7つの出力端子を備えたAorus GTX1080を発表しました。バックプレート側にDP x3、HDMI、DVIと、その反対側(ケース内部側)にVR用にHDMI x2を搭載しております。以下、このカードの画像になります。