NVIDIAのグラボシェアがさらに拡大。GeForce RTX 5000シリーズが圧倒的な人気。一方、AMDとIntelは
NVIDIAのグラボシェアがさらに拡大していると報じられました。海外メディアのTechPowerUpが報じました。
Jon Peddie Researchの最新調査によると、NVIDIAのディスクリートGPU (いわゆるグラフィックスカード、グラボ)の市場シェアはさらに拡大しているという。 2025年第2四半期(4~6月)のグラボメーカーからの出荷量は、全体の94%がNVIDIAのグラボで占めている。Jon Peddie Researchによると、2025年第1四半期(1~3月)の92%から2.1%増加したという。
その一方でAMDは2025年第1四半期の8%から、2025年第2四半期は6%へと減少した。 ミドルレンジ向けのBlackwell GPU / GeForce RTX 5000シリーズの投入がNVIDIAのシェア拡大を支え、現在ではローエンドからハイエンドまで、あらゆるPCゲーマー層に対応できる価格帯をカバーしている。これに対し、AMDのRDNA 4 / Radeon RX 9000シリーズはミドルレンジ帯にしか対応しておらず、ハイエンド帯のユーザーをNVIDIAに奪われている。 ― TechPowerUp |
2025年第2四半期は全体の94%がNVIDIA製グラボというとんでもない出荷量となっています。GeForce RTX 5000シリーズが圧倒的な人気を得ている模様です。
GeForce RTX 5000シリーズにはDLSS 4 Multi Frame Generationと呼ばれる強力なフレーム生成機能が搭載されており、この機能が売れ行きに一役買っていることは間違いないでしょう。
ところでIntelの姿が見えませんが、Jon Peddie Researchによると、Intelは0.0%とのこと。もちろん、完全にゼロということはありませんが、NVIDIAやAMDに比べて相当に出荷量が少ない模様です。