GeForceドライバセキュリティ情報 October 2025 公開。Windows用ドライバに計3件の脆弱性
NVIDIAは、2025年10月9日(現地時間)付けで、GeForceドライバのセキュリティ情報October 2025を公開しました。
NVIDIAによると、Windows用GeForceドライバには、コード実行、サービス拒否、権限の昇格、データ改ざんなど、計3件の脆弱性があるとのこと。公開された脆弱性は以下。
- CVE-2025-23309 / CVSS: 8.2 / 深刻度: 重要
コード実行、サービス拒否、権限の昇格、データ改ざん - CVE-2025-23347 / CVSS: 7.8 / 深刻度: 重要
コード実行、サービス拒否、権限の昇格、情報漏洩、データ改ざん - CVE-2025-23345 / CVSS: 4.4 / 深刻度: 警告
サービス拒否、情報漏洩
CVSS 3.1スコア(最大10点)はもっとも高いもので8.2。深刻度『重要』が2件、『警告』が1件。『緊急』はありません。
これらの脆弱性は、以下のドライババージョン以降へとアップデートすることで修正されます。
- Windows10 64bit / Windows11 64bit / その他サポート中のWindows
- GeForce製品
- GeForce Game Readyドライバ581.42以降 / NVIDIA Studioドライバ581.42以降(現時点で未公開)
- NVIDIA RTX、Quadro、NVS製品
- R580系列は581.42以降、R570系列は573.76以降、R535系列は539.56以降
- Tesla製品
- R580系列は581.42以降、R570系列は573.76以降、R535系列は539.56以降
- GeForce製品
ドライバは、NVIDIA公式ドライバページよりダウンロードができます。