Intel Cryo Cooling Technologyを搭載した水枕と簡易水冷。5.6~5.8GHz駆動も可能?

CPU

Intel Cryo Cooling Technology

EK Water BlocksとCooler Masterは、Intel Cryo Cooling Technologyを搭載したウォーターブロック(水枕) / 簡易水冷を発表しました。

EK-QuantumX Delta TECEK-QuantumX Delta TEC

EK-QuantumX Delta TEC
EK Water Blocks - EK-QuantumX Delta TEC

MasterLiquid ML360 SUB-ZERO
Cooler Master - MasterLiquid ML360 SUB-ZERO

まず、Intel Cryo Cooling Technologyについてですが、現時点ではIntelからの詳細な発表はありません。EKによると、この技術とペルチェ素子を搭載したウォーターブロックにより、CPUを周辺温度以下に冷却できるとされています。

ペルチェといえば結露が心配ですが、Intel Cryo Cooling Technologyにより、結露のリスクを最小限に抑えることができるとか。温度を監視して結露が発生しないような制御がされている模様です。

Cooler MasterのWebサイトでは、シングルまたはデュアルコアを5.6~5.8GHz駆動させても20度台を保てるといったアピールがされています。

MasterLiquid ML360 SUB-ZERO

MasterLiquid ML360 SUB-ZERO

オーバークロックで遊びたい人には楽しめそうなアイテムになりそうです。EKはすでに予約を開始しており、販売価格は359.99ドル。2020年12月上旬発送予定とのこと。

惜しむらくはIntelのLGA1200ソケット専用というところ。Ryzenでも使用できたなら、かつてないパフォーマンスが見られそうですね。