GeForce RTX 5090のコンデンサが破裂したとの不具合報告が出てくる
GeForce RTX 5090のコンデンサが破裂したという珍しい不具合が報告されています。その写真が以下。
16ピンコネクタ付近にあるコンデンサが、本来ついていた部分から外れてしまっており、非常に強い勢いで吹き飛んだようで、GPUクーラーのヒートシンクまで曲がってしまっています。
上記現象を報告したのはRedditユーザーのRoboDogRush氏。同氏は以下のように述べています。
午前2時に動画編集をしていたときに、隣で爆竹のような音がしました。あまりにも大きな音で椅子から飛び上がるほどでした。その音の後、PCの画面は真っ黒になって、PCケースから火花と煙が噴出して、部屋中に焦げ臭さが充満しました。 その後、私の使用しているグラボ、PNY GeForce RTX 5090 ARGB Overclocked Triple Fanを取り出してみると、コンデンサが破裂しており、その上のヒートシンクも曲がっていました。 グラボの温度は常にモニタリングしていましたが、70℃以下とそれほど熱くはありませんでした。エアフローも良好です。 電源はSuper Flower Leadex III 1300W 80+ Goldで、付属の16ピンケーブルを使用していました。PNYのサポートに連絡したところ、RMAは承認されました。 ― RoboDogRush |
RoboDogRush氏によると、動画編集中に突然コンデンサが破裂したとのこと。グラボの温度もそんなに高くなく70℃以下だったと述べています。いったいなぜこのようなことが起こったのか原因は判明していません。
ただ、このようなケースは筆者の知る限りでは少なくともこの1件だけのため、非常に稀な初期不良の可能性が考えられます。