SSD,メモリ

 各社の値下げ競争で過去最安クラスの価格帯で推移しているDDR4メモリやフラッシュストレージですが、一部で値上げの噂が出てきています。

 あるショップによると、DDR4メモリに関しては、一部代理店がCORSAIRとG.SKILL製品の受注を停止しており、17日(水)時点で新規の発注ができない状況だとか。

(中略)

 一方、SSDやmicroSDカードといったフラッシュストレージに関しては、あきばお~が「フラッシュメモリ底値!これからは多分値上げが始まるぞ」といった店頭POPを掲示している

上記内容がAKIBA PC Hotline!にて報じられました。メモリもSSDもかなり値下がりしており、非常に手の出しやすい価格になっています。これから値上げの可能性があるなら、使う予定のある方は今のうちに確保しておいた方がよいかもしれませんね。

メモリ

DRAMサプライヤーとOEMは2018年12月から2019年Q1(1-3月)の契約価格について協議を進めていた。在庫の多さや需要の低さや、芳しくない経済の見通しを考慮した結果、8GBモジュールの単価はおよそ55ドル以下で合意に達した。

これは2019年1月の8GBモジュールの平均契約価格が、前月比で少なくとも10%下がることを意味しており、2月と3月にはさらに下がり続ける可能性が高い。2019年Q1のDRAM価格は、20%近く下落することが予想される。

(Source:DRAMeXchange)

上記内容がDRAMeXchangeにて報じられました。メモリ価格が下がっていくという話は2018年11月頃から囁かれていましたが、ついにそのときが来たようです。この調子でどんどん下がっていってほしいですね!

マザーボード,メモリ

Double Capacity DIMMを採用した1枚32GBの縦長大型メモリ『ZADAK SHIELD DC RGB DDR4』シリーズが、パソコンショップアークにてついに販売開始されました。

このメモリを使用することで、メモリスロットが2本しかないマザーボードでも最大64GBのシステムが構築可能となります。販売中のラインナップは以下の2点。

注意点として、対応するマザーボードは現在のところ『ASUS Z390 ROG Maximus XI Gene』、『ASUS Z390 ROG Maximus XI Apex』、『ASUS Z390 ROG Strix Z390-I Gaming』の3製品のみとなります。

メモリ


(Source:DRAMeXchange)

PC DRAM製品の価格が2018年10月から下落し始めている。4GB PC DRAMモジュールの平均価格は2018年Q3の34.5ドルから31ドルに下落し、8GB PC DRAMモジュールの平均価格は2018年Q3の68ドルから61ドルに下落した。DRAM市場は供給過多へと突入している。

上記内容がDRAMeXchangeにて報じられました。DRAMeXchangeによると今後は上記表のような価格推移が見込まれています。このままメモリが安くなっていってくれるとありがたいですね!

CPU,メモリ


(Source:VideoCardz)

海外メディアのVideoCardzによると、ASUS Z390 Maximus XI Geneにはメモリスロットが2本しかないものの、2倍の大容量メモリをサポートするという。どういうことかと申しますと、

メモリ


(Source:DRAMeXchange)

2018年8月中旬からDRAMサプライヤーが顧客と2018年Q4(10-12月)の契約交渉に入った。DRAMの供給増加により、契約価格は低下し、早くもDRAM価格下落の兆候が見られる。それに伴い、2019年のDRAM価格は2018年比で15~25%の下落が見込まれる。

上記内容がDRAMeXchangeにて報じられました。長いこと高価格を維持し続けたDRAM価格ですが、DRAMeXchangeの見込みどおりであればやっと値下がりの方向に向かいそうです。

ハードウェア全般,メモリ

DRAMeXchangeによると、2018年3月20日にMicronの台湾工場で異常が発生し、稼動が停止されたという。設備の復旧は終えているものの、全面稼動は4月上旬になり、この影響から、2018年Q2(4-6月)のDRAM価格は3%上昇すると予想されています。

なお、2018年Q1(1-3月)のDDR4 4GBモジュールの価格は、2017年Q4(10-12月)から5%上昇しているとのことです。

メモリ


(Source:G.SKILL)

G.SKILLは空冷でのデュアルチャネルDDR4メモリ速度が、DDR4-5000に達したことを発表しました。

マザーボードにMSI Z370I GAMING PRO CARBON AC、CPUにi7-8700Kという構成で、Samsung B-dieを使用したDDR4-4700のTrident Z RGBを300MHzオーバークロックしてこのクロックを達成したとのことです。

まだDDR4-5000として製品を販売する準備は整っていませんが、 「この仕様をコンシューマ市場に持ち込み、世界中のユーザが最高のパフォーマンスを体験できるよう努力していきます」 とG.SKILLのCVP、Tequila Huang氏は述べています。

ハードウェア全般,メモリ


(Source:DigiTimes / MarketWatch)

2018年2月のDDR4チップの平均単価は1月から1.1%上昇し、第1四半期(1~3月)の上昇率は3~5%になることが予想される。1月中旬に300ドルで販売されていた32GBのサーバモジュールは、現在310~315ドルにて販売されている。

上記内容がDigiTimesおよびMarketWatchにて報じられました。2017年10月時点で2018年も値下げの気配は無いと言われていましたが、その予想どおりに現在も値上げが続いているようです。

メモリ


(Source:SZSE EasyIR)

弊社のDDR4メモリチップおよびメモリモジュールは、現在、研究開発段階にあります。計画では2018年中に市場投入を予定しています。

中国の半導体メーカー紫光国芯が、2018年にDDR4メモリ市場に参戦することを明らかにしました。TrendForceによると、DDR4メモリの高騰は供給不足が起因しているとのことなので、今回の新規参入で供給が増えて、価格の下落に向かっていってほしいですね!

メモリ


(Source:「サムスン製半導体は高い」 中国当局がサムスン関係者呼んで調査)

中国のスマートフォン・メーカー各社がサムスン電子などメモリ業界の値上げに不満を訴えている中、「中国政府がサムスン関係者を呼んで調査し、メモリ業界の談合の可能性を探るなど圧力をかけている」と、中国メディアが22日、報じた。

 中国の経済専門誌「21世紀経済報道」は同日、消息筋の話として、「中国国家発展改革委員会(以下、発改委)は先日、『約談』形式でサムスン関係者を呼んだ。これは中国のスマートフォン・メーカーの提訴によるものだ」と報道した。だだし、同誌は「今回の措置がサムスンに対する反独占調査につながるかどうかは不透明だ」としている。「約談」とは、政府当局が監督対象機関の関係者を正式に呼び、面談あるいは指導することを言う。マクロ経済総括部部署の発改委は反独占業務も担当しているが、中国政府が半導体価格を問題視するのは異例だ。

 「電子工程世界」というメディアもこのほど、「発改委はサムスン電子、SKハイニックス、米マイクロンなどを対象に談合の疑いがないかどうか調べている」と報道した。中国のサムスン関係者はこれについて、「メモリ価格と関連して発改委から正式調査の通知を受けたことはない」と話している。

中国メディアとSamsungとで言っていることが食い違っているため、どこまで本当なのかはわかりません。何にしてもメモリ価格の低下が望まれますが、TrendForceによると2018年も値下がりの気配はないと報じています。

メモリ

gh
(Source:G.SKILL Creates World's Fastest DDR4 32GB)

G.SKILLはDDR4-4400 CL19-19-19-39で動作する32GB(8GB x4)メモリキットを発表しました。ストレステストを行ったところ、下記スクリーンショットのCPU・メモリクロックで動作したとのことで優れた安定性を謳っています。

発売日や販売価格はまだ明らかになっていませんが、2017年8月に発売された同社のDDR4-4400 CL19-19-19-39 16GB(8GB x2)キット『F4-4400C19D-16GTZKK』が実売価格46,900円となっているため、10万円近い販売価格になることが予想されます。