AMDとNVIDIA、2025年まで4nmに留まる見込み。Zen 5 Ryzenは4nm、GeForce RTX 5000シリーズは4nmか、3nmか

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NVIDIA Chip

AMDとNVIDIAは、2025年まで4nmプロセスノードに留まる模様です。台湾メディアのDigiTimesが報じました。

AMD PC

半導体需要の低迷により、Appleを除き、AMDやNVIDIAなどのTSMCの主要顧客が、いずれも3nm世代への移行を遅らせている。

AMDのノートブックおよびデスクトップ製品は2025年まで4nmに留まる。Raphael (Ryzen 7000シリーズ)は5nm (CCD)および6nm (IOD)、2024年後半登場予定のGranite Ridge (Zen 5 Ryzen)は4nm (CCD)および6nm (IOD)、2025年登場予定のHEDTプロセッサーShimada Peak (Zen 5 Threadripper)も4nmおよび6nmを採用する見込みだ。

また、NVIDIAも2025年まで3nm世代へと移行しない見込みだ。

現在、Appleは計画通りに3nmへと移行を進めているが、Appleの3nm製品の売れ行きが悪かった場合はTSMCにも大きな影響がありそうだ。

[Source: DigiTimes

Zen 5世代のRyzenがTSMCの4nmを使用するというのは、以前からされていましたが、今回、新たにNVIDIAの情報も出てまいりました。

NVIDIAは以前から2年ごとに新アーキテクチャを作っていることを明言しています。Ada LovelaceアーキテクチャのGeForce RTX 4000シリーズが発売されたのは2022年10月のため、NVIDIAの言う通りにいけば2024年後半以降にGeForce RTX 5000シリーズが登場することになります。そして、DigiTimesの報道が正しければ、GeForce RTX 5000シリーズは4nmが採用されそうです。

ただ、RedGamingTechのリークでは、「GeForce RTX 5000シリーズ / BlackwellアーキテクチャはNVIDIA向けにカスタマイズされたTSMC 3nmプロセスノードを採用する」と言われており、実際にどうなるかはまだ定かではありません。

Blackwell

Posted by にっち