【アプデ】 KB4074588、キーボードやマウス以外も死亡させることが判明

Win10チューニング,WindowsUpdate

Windows10 v1709 Fall Creators Update用パッチKB4074588を適用すると、USBキーボードやマウスが死亡してしまい操作不能になるという致命的な不具合が出ていますが、その影響範囲はキーボードやマウスだけではないようです。Microsoftは下記の発表を行いました。

    KB4074588をインストールした後、キーボード、マウス、ノートPC内蔵カメラなど、一部のUSBデバイスやオンボードデバイスが、一部の環境で動作を停止することがあります。

    (Source:Microsoft)

キーボードとマウス以外に新たに名前が挙がっているのはノートPC内蔵カメラですが、この文脈だとそれ以外にも影響を及ぼす可能性があるように受け取れます。もし、他にも突然認識しなくなった機器があれば、それはKB4074588のせいかもしれません。

この致命的な欠陥を抱えたKB4074588ですが、Microsoftは未だにパッチの配信を続けています。また、発症を防ぐ予防策となるパッチの配信すらも行っていません。その結果、

被害者は今も増すばかりです。これからもどんどん増え続けるでしょう。

こんな状況にも関わらず、Microsoftは修正パッチを2018年3月14日に配信するなどと悠長な発表をしています。予防策は非常に簡単なので、すぐにでもパッチを作れるレベルですが、それすらしません。

この件を知らない被害者が増え続けようとMicrosoftとしては知ったこっちゃないのでしょう。Microsoftがユーザのことをどう見ているのかがよくわかりますね。

死亡してしまった際の対処方法は、下記の記事をご覧くださいませ。

2018/3/6追記
当初、3月14日に修正パッチを配信と言っていましたが、前倒しで公開されました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。