【CPU】 Intel CPUの脆弱性問題、AMD CPUまでとばっちりを受けて速度低下

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(Source:Phoronix / LKML)

Intel CPUの脆弱性を修正するとパフォーマンスダウンする問題ですが、LinuxではAMD CPUまでとばっちりを受けてパフォーマンスダウンをしています。Linux kernel 4.15でAMD CPUが除外されておらず、安全でないCPU(insecure_cpu)のバグとして扱われているためこの現象が生じています。

2017年12月26日に、AMDのTom Lendacky氏が同社のCPUは今回の脆弱性の影響を受けないことをLinux kernelのメーリングリストで伝えていますが、1週間経過してもLinux kernelには反映されていません。

AMDの主張どおり、今回の脆弱性の影響を受けないのであれば、パフォーマンスダウンはとばっちり以外のなにものでもないため一刻も早い反映が望まれます。

2018/1/4追記
続報書きました。上記の脆弱性は『Meltdown』と呼ばれ、AMD CPUは影響を受けませんが、他にも『Spectre』という脆弱性があり、そっちはAMD CPUにも影響があるとのことです。詳細は下記の記事へどうぞ。