MS、共有フォルダが正常動作しない不具合を認める。KB5124008などに起因。Claude Coworkも正常動作しなくなる

Microsoftは、仮想マシン(仮想PC)環境において共有フォルダが正常に動作しなくなる不具合を認めました。
不具合概要
日本時間で2026年9月9日にWindows11のWindows Updateに配信されたセキュリティ更新プログラム(セキュリティパッチ)をインストール後、Host Compute System (HCS)で管理される仮想マシンを使用するアプリケーションにおいて、Plan9を使用してLinux仮想マシンとホストフォルダを共有する際に問題が発生する場合があります。
影響を受ける仮想マシン自体は起動しますが、Plan9を使用してWindowsホストから共有されたフォルダやその中身がゲスト環境に表示されなくなったりアクセスできなくなります。
結果、共有フォルダに依存するアプリケーションやサンドボックスで、ドライブがマウントされていないといったエラーメッセージが表示される場合があります。この不具合の影響を受けるアプリケーションとしてはClaude CoworkやWindows Subsystem for Linux (WSL)があります。
Claude Coworkでは以下のようなエラーメッセージが表示されます。
| sandbox-helper: no Plan9 drive shares mounted under /mnt/.virtiofs-root/shared |
なお、Plan9を使用しないHyper-V仮想マシンはこの不具合の影響を受けません。
この不具合は以前からユーザーにより報告されていましたが、今回、Microsoftは既知の不具合として認めました。
この不具合が発生するOSおよび不具合を内包する更新プログラムは以下。
▼クライアントOS
- Windows11 25H2 / Windows11 24H2
KB5124008 (2026年9月9日 セキュリティ更新プログラム) - Windows11 26H1
KB5124012 (2026年9月9日 セキュリティ更新プログラム) - Windows11 23H2
KB5122880 (2026年9月9日 セキュリティ更新プログラム)
対処方法・回避策
Microsoftは本不具合の対処方法や回避策を案内していませんが、一時的な回避策としては、2026年9月9日のセキュリティ更新プログラム(Windows11 25H2 / 24H2はKB5124008、Windows11 26H1はKB5124012、Windows11 23H2はKB5122880)をアンインストールすることで、共有フォルダが正常に動作し、Claude Coworkなども正常に動作するようになります。
ただし、セキュリティ更新プログラムをアンインストールすると脆弱性が未修正のままになるため注意が必要です。
Microsoftの対応 [2026/9/15追記] [New]
この不具合は、日本時間で2026年9月15日に緊急リリースされたWindows11 25H2 / 24H2用KB5129195などで修正されました。詳細は以下の記事をご覧ください。
























