NVIDIA、RTX 5090 TiまたはTITAN Blackwellを投入か。RTX 5090の上位製品を2026年第3四半期発売と報じられる

NVIDIAがGeForce RTX 5090よりさらに上位モデルの発売を計画していると報じられました。海外メディアのOverclocking.comが報じました。
私たちが得た情報をお伝えする前に、明確にしておきたい点がある。今回の話は「知り合いの知り合いから聞いた話」といったようなものではなく、信頼できる関係者から直接聞いた話だ。 この短い情報をニュースとして公開するかどうか、私たちはかなり悩んだ。というのも、現在の市場の状況や、NVIDIAがAI向け高性能チップの確保を優先していることを考えると、この情報は信じがたいものだからだ。 その情報について話そう。異なる国、異なる企業で働く5~6人の異なる情報筋からまったく同様の話を聞いた。NVIDIAは2026年第3四半期初頭の発売を目標に、GeForce RTX 5000シリーズの超ハイエンドモデルの開発・準備に取り組んでいるというのだ。製造プロセスもすでに始まっているという。 この新モデルはこれまでリークされてきたSUPERシリーズとはまったく無関係の別モデルだ。 GeForce RTX 5090 Tiか、RTX TITAN Blackwellか、どういうネーミングの製品になるかはわからないが、このグラボは少量生産で、まずはFounders Editionとして発売されるはずだ。 私たちはこの情報を「間違いない」と断言することはできない。この記事を書いている今この瞬間も半信半疑だ。 ― Overclocking.com |
正直なところ「本当に~?」と言いたくなるような、かなり眉唾な話です。GeForce RTX 4000シリーズのときも、TITAN Adaのプロトタイプは実在していましたが、結局、製品として発売されることはありませんでした。
GeForce RTX 5000シリーズに関しても、仮にプロトタイプがあったとしても発売には至らない可能性が高いのではないかと思われます。その理由は、現状、GeForce RTX 5090が最強のゲーミンググラボだからです。競合他社でGeForce RTX 5090に匹敵するグラボはありません。
NVIDIAとしては、GeForce RTX 5090以上の製品を出す理由やメリット、そして余裕はないのではないでしょうか。特に「余裕」。
NVIDIAはVRAM不足とVRAM価格上昇を理由に、2026年第1四半期のGeForce RTX 5000シリーズの出荷量を調整し、GeForce RTX 5060 Ti 8GB、GeForce RTX 5060 8GB、GeForce RTX 5070 12GB、この3製品だけでGeForce RTX 5000シリーズの総出荷量の75%を割り当てるといわれています。
では、その他の製品はと申しますと、GeForce RTX 5090 32GB、GeForce RTX 5080 16GB、GeForce RTX 5070 Ti 16GB、GeForce RTX 5060 Ti 16GB、GeForce RTX 5050 8GB全体での総出荷量は約25%しか割り当てられません。これらすべてでたったの25%です。
このことから、VRAM不足が相当に深刻であることが窺えます。
筆者としては、これらの理由により、Blackwell世代においてGeForce RTX 5090よりさらに上位のコンシューマー向けゲーミンググラボは登場しないのではないかと考えます。
とはいえ、登場を歓迎しないわけではありません。もし、登場するのであれば、いったいどれくらいのゲーム性能を見せてくれるのか非常に楽しみです。
以下は余談ですが、遡ること2025年1月。GeForce RTX 5090のプロトタイプ版がリークされました。
それは192SM / 24576CUDAで、SM数が一切無効化されていないフルスペックのGB202-200-A1 GPUを搭載し、補助電源は16ピンコネクタ x2で消費電力800Wといわれていました。(参考までに製品版のGeForce RTX 5090は170SM / 21760CUDAです)
このグラボに興味ございましたら、記事『消費電力800W!?プロトタイプ版GeForce RTX 5090を入手した人物が現れる。製品版を上回る驚愕のスペック』をご覧ください。
今回、Overclocking.comが報じた内容が真実で、実際に発売されるのであれば、GeForce RTX 5090 TiないしRTX TITAN Blackwellはこのようなスペックになるかもしれませんね。


























