超絶悲報。Micron、Crucialブランド製品を廃止・販売終了。コンシューマー事業から撤退。一般消費者の選択肢が狭まる。SSDやメモリがさらに品薄に、そして高騰か

超絶悲報です。Micronがコンシューマー事業からの撤退を発表しました。
2025年12月3日AM11:40付け(EST。日本時間で現地時間で12月4日AM01:40)で、Micronは以下のように述べています。
当社(Micron)は、Crucialブランドのコンシューマー事業から撤退することを決定いたしました。この事業には、世界中の主要小売店、オンライン販売店、販売代理店などで取り扱われているCrucialブランド製品が含まれます。 当社は、第2四半期(2026年2月)まで、コンシューマー向け販売チャネル通じて、Crucialコンシューマー製品の出荷を継続します。当社はパートナー企業や顧客と緊密に連携し、Crucial製品の保証サービスとサポートを継続して提供いたします。 当社のEVP兼最高事業責任者であるSumit Sadanaは以下のように述べています。 「AIによって牽引されているデータセンター市場の成長伴い、メモリとストレージの需要が急増しています。当社は、この成長分野で、より大規模かつ戦略的にお客様への供給およびサポートを強化するため、Crucialコンシューマー事業から撤退するという難しい決断を下しました。熱心なユーザーコミュニティのおかげで、Crucialブランドは最先端のメモリおよびストレージ製品における技術的リーダーシップ、品質、信頼性の代名詞となりました。過去29年間にわたってCrucialの歩みを支えてくださった数百万のお客様、数百のパートナー企業、そしてMicronチームメンバーに心から感謝申し上げます」 ― Micron |
つまるところMicronは、一般消費者向けのCrucialブランド製品を廃止・販売終了することで、空いたラインを収益性の高いAI・データーセンター向けへと割り当てる模様です。
今後、一般消費者からはCrucial製メモリ / SSDの選択肢がなくなります。言い換えるなら、一般消費者向けのメモリやSSD製品がさらに品薄になることを意味します。結果、値上がりも加速していくことが懸念されます。
Micronの決定は、収益を追及するという意味では正しい決断と言えます。しかし、Crucial製品を愛用していたユーザーとしては非常に寂しいものです。また、一般消費者は、時間が経つにつれて今よりも厳しい小売価格に直面することになるでしょう。
SSDやメモリの増設を検討しているものの、まだ購入されていない方は早めの購入をおすすめいたします。当分の間、値上がりすることはあれど、値下がりする要因はどこにもありません。
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