AGESAにStrix Pointに関する記述が見つかる。Zen 5 RyzenデスクトップAPUはStrix Point?それともGorgon Point?

先日、ソケットAM5用AGESA Combo AM5 PI 1.2.7.0に、Zen 5 RyzenデスクトップAPUとなるRyzen 9000G (あるいはRyzen 10000G)シリーズのコードネームの1つ、『Krackan Point』のサポートが含まれましたが、『Strix Point』に関する記述も見つかりました。
AGESA解析スプレッドシートの管理者であるReous Innox氏によると、AGESA内ではKrackan Point (略称: Krk)だけでなくStrix Point (略称: Stx)も併記されているとのこと。

Krackan PointとStrix Pointが併記されている
ただ、AGESA 1.2.7.0はまだデスクトップAPUがサポートされた初期BIOSのため、今後のバージョンアップで内容が変更される可能性があるとReous Innox氏は述べています。
また、リーカーのHXL氏もAGESAにStrix Pointに関する記述があることは指摘しているものの、CPUマイクロコード(CPUのサポート)は追加されていないと述べています。
▼AGESA Combo AM5 PI 1.2.7.0の現状
- Krackan Point: サポート
- 備考: Zen 5なんたらPointシリーズの下位モデル、最大8C16T / RDNA 3.5 8CU
- Strix Point: AGESA内に記述はあるもののCPUとしてはまだサポートはされていない
- 備考: Zen 5なんたらPointシリーズの上位モデル、最大12C24T / RNDA 3.5 16CU
- Gorgon Point: 今のところ記述もない模様
- 備考: Strix Pointのリフレッシュモデル。高クロック版
今後、Zen 5デスクトップAPUとしてStrix Pointがサポートされるのか、それとも当初の予定通りにStrix Pointのリフレッシュ版となるGorgon Pointがサポートされるのか、続報が待たれます。
























