AMD Zen 6製品のプロセスノードがリーク!Zen 6 RyzenデスクトップCPUはN2Pになる?N2Xではない?

CPU

Zen 6 Ryzen

AMDの次世代アーキテクチャ『Zen 6』製品のプロセスノードがリークされました。

ハードウェアリーカーのKepler_L2氏はAnandTechフォーラムにて以下のように述べています。

Zen 6製品のプロセスノード

今さらプロセスノードについて議論している理由がわかりません。

Zen 6のプロセスノードは以下のようになります。 

  • Venice (MSサーバー): N2P
  • Venice-Dense (クラウドサーバー): N2P
  • Olympic Ridge (デスクトップ): N2P
  • Gator Range (ハイエンドノートPC): N2P
  • Medusa Point 1 (プレミアムノートPC): 上位SKUはN2PとN3Pを使用し、下位SKUはN3Pのみを使用

これらの情報はすべてAMDからOEMやAIBへと通知済みです。

― Kepler_L2

Kepler_L2氏によると、Zen 6 RyzenデスクトップCPU (Olympic Ridge)を含むほとんどの製品がTSMC N2Pプロセスで製造されるとのこと。

先日、YouTubeチャンネルのMoore’s Law is Deadは、Zen 6 RyzenデスクトップCPUにはTSMC N2Xが採用されると主張していましたが、Kepler_L2氏はN2Pになると述べています。(ちなみに性能的には N2X > N2P)

Kepler_L2氏とMoore’s Law is Deadとで情報に齟齬が見られますが、どちらが正しいのでしょうか。(あるいはどちらも正しくないか)

参考までに、2025年6月にTSMCが公開したロードマップが以下。

TSMC 2028年までのロードマップ
TSMC 2028年までのロードマップ

このロードマップにはN2Xは2027年に位置しています。そしてN2Pは2026年に位置しています。Zen 6 Ryzenは2026年後半の発売が見込まれており、このタイムライン通りに進めば、Zen 6 RyzenでN2Xが採用される可能性は低いように見受けられます。

Zen6

Posted by にっち