自作PCユーザーに朗報!MSI製マザーボードが『指』に優しい構造に!?PinSafe設計を採用

マザーボード

MSI PinSafe設計

MSIが『指』に優しい構造のマザーボードを発表しました。海外メディアのTom’s Hardwareが報じました。

PCを自作するときやマザーボードを交換するとき、作業精度の低下を招く手袋をはめるか、それとも作業精度を重視して素手でピンのチクチク(場合によっては軽い怪我)を受け入れるかの2択を迫られてきた。そう、これまでは。

MSIはピンによる怪我を防ぐ『PinSafe設計』(PinSafe Design)を同社製マザーボードに採用した。このデザインがどういったものかは以下の画像を見ていただきたい。

MSI PinSafe設計
PinSafe設計

右側がこれまでのマザーボードだ。マザーボード裏側にはピンが飛び出ており、チクチクや指の怪我を招く恐れがある。そして左側が『PinSafe設計』のマザーボードだ。見ていただければわかるように、ピンが飛び出ていない。これにより、ユーザーはピンによる怪我から解放される。

『PinSafeデザイン』の利点は指の怪我を防ぐだけではない。MSIによると、システムの安定性や静電気放電(ESD)耐性も向上するという。また、突出したピンがないことで、接点間に異物が挟まるリスクが減り、ショートの発生を防ぐ効果も期待できそうだ。部品の強度や信頼性など、従来の設計と比べて品質に遜色がない限り、『PinSafe設計』は歓迎すべき進化と言えるだろう。

この『PinSafe設計』は、MSI MPOWERマザーボードで最初に採用される予定だ。MPOWERシリーズはエンスージアストやオーバークロッカー向けに設計されたモデルだ。

― Tom’s Hardware

自作PCユーザーにとっては嬉しい改善ですね。MPOWERシリーズ以外にも採用されるのかどうかはわかりませんが、ぜひともほかのモデルにも採用してもらいたいところです。

Posted by にっち