どんなファイルでも『メモ帳で編集』と表示される不具合。右クリックメニューにて。Windows11で発生

Windows11にて、どんなファイルを右クリックしても、『メモ帳で編集』と表示される不具合が発生しています。
不具合概要
Windows11 25H2、Windows11 24H2、Windows11 23H2にて、ファイルを右クリックした際に表示される右クリックメニュー(コンテキストメニュー)に、必ず『メモ帳で編集』の項目が表示される不具合が発生しています。
例えば、実行ファイルの『.exe』、PDFファイルの『.pdf』、画像ファイルの『.jpg』や『.png』、ショートカットファイルなど、「そんなファイル、メモ帳で開くわけないじゃん」って思うようなどんなファイルでも右クリックメニューに『メモ帳で編集』の項目が表示されます。
もしかしたら仕様なのかもしれませんが、仕様だとしたら"ちょっとどうかしている"と思います。そのため、引き続き『不具合』と呼びます。
この不具合は、メモ帳のバージョンに起因しているようです。筆者環境で確認したところ、クリーンインストールしたWindows11 23H2に2025年10月15日のセキュリティ更新プログラムKB5066793をインストールし、メモ帳はアップデートせず古いバージョン11.2112.32.0の状態だとこの不具合は発生しませんでした。
メモ帳をアップデートしてバージョン11.2508.38.0にしたところ、この不具合が発生するようになりました。
OSの更新プログラムではなく、メモ帳自体がこの不具合を引き起こしている模様です。
対処方法・回避策
この不具合は、不用意に『メモ帳で編集』を選択しなければ、目障り、という以外に害はありません。そのため、気にしないか、Microsoftが修正するまでお待ちいただくといった対応で良いと思います。
ただ、大きなファイル(例えば数百MBのファイルなど)に対して誤って『メモ帳で編集』を選択すると、メモ帳が固まってしまう場合がありますのでその辺は注意したいところです。
もし、どうしても『メモ帳で編集』が目障りで、気になる場合は、右クリックメニューから『メモ帳で編集』自体を削除・非表示にすることができます。気になる方は右クリックメニューからの削除をご検討ください。
やり方は以下の記事をご覧ください。
























