DHCPサーバーサービスが応答しなくなる不具合。Windows Server 2025、2022、2019、2016で発生
Microsoftは、Windows Serverシリーズにおいて、DHCPサーバーサービスに不具合が発生していることを発表しました。
不具合概要
Windows Serverシリーズにおいて、日本時間で2025年6月11日にリリースされたセキュリティ更新プログラムをインストールすると、DHCPサーバーサービスが断続的に応答しなくなる場合はあります。
この不具合の影響を受けるOSおよび不具合を内包する更新プログラムは以下。
- Windows Server 2025
KB5060842 (2025年6月11日公開 セキュリティ更新プログラム) - Windows Server 2022
KB5060526 (2025年6月11日公開 セキュリティ更新プログラム) - Windows Server 2019
KB5060531 (2025年6月11日公開 セキュリティ更新プログラム) - Windows Server 2016
KB5061010 (2025年6月11日公開 セキュリティ更新プログラム)
対処方法・回避策
現時点でMicrosoftから本不具合の対処方法や回避策は案内されていません。
当該更新プログラムをアンインストールすれば本不具合は発生しなくなりますが、サーバー環境からセキュリティ更新プログラムをアンインストールするのはリスクが高いことには注意が必要です。
Microsoftによると、近日中には解決策を公開できるよう本不具合の修正に取り組んでいるとのことです。