ワコム、個人情報14万件、カード情報1,938件が漏えいした恐れ

セキュリティ

ワコム(Wacom)

ワコム(Wacom)は、同社が運営するWebストア『ワコムストア』が不正アクセスに遭い、利用者の個人情報およびカード情報が漏えいしたことを発表しました。

ワコムによると、以下の事象が発生したとのこと。

  1. 2022年2月19日から2022年4月19日午前中の期間にワコムストアで製品等を購入されたユーザーのクレジットカード情報が漏洩。最大で1,938件となる恐れ
  2. 2021年2月22日から2022年4月19日午前中の期間に、過去にワコムストアを利用したユーザーの個人情報に不正なアクセスが行われ、最大で147,545名の個人情報が漏洩した恐れ。このなかにクレジットカード情報は含まれない

1の事象については、クレジットカード名義人名、カード番号、カードの有効期限、セキュリティコード、Eメールアドレスが漏えいした恐れがあり、2の事象については、郵便番号、住所、氏名、電話番号、性別、メールアドレス、そのほか、会社名や学校名、FAX番号などが漏えいした恐れがあるとのこと。

また、漏えい発生から発表までに時間がかかったことについては、不確定な情報公開は混乱を招くため、第三者調査機関の調査結果、およびカード会社との連携を待ってから行うことにしたためとされています。

ワコムは、漏えいの被害に遭ったユーザーに対して、個別に連絡を取っているとのことです。期間中にワコムストアを利用したことがある方は、一度、ワコムの発表を見ておいた方が良いでしょう。

Posted by にっち