一部のTP-Link製ルーターに脆弱性。OS上で任意のコマンド実行の恐れ。アップデートを

セキュリティ

TP-Link ルーター

TP-Linkは、同社製ルーターに脆弱性があることを発表しました。

2025年10月21日付け(現地時間)でのTP-Linkの発表(発表1 / 発表2)によると、OmadaゲートウェイにCVE-2025-6541、CVE-2025-6542、CVE-2025-7850、CVE-2025-7851の4件の脆弱性があり、これらの脆弱性を悪用されると、OS上で任意のコマンドを実行される恐れがあるとのこと。

この脆弱性はファームウェアアップデートで修正されます。この脆弱性の影響を受ける製品と、修正されたファームウェアバージョンは以下。

▼影響を受ける製品名(上段)と修正ファームウェアバージョン(下段)

  • ER8411
    • 1.3.3 Build 20251013 Rel.44647
  • ER7412-M2
    • 1.1.0 Build 20251015 Rel.63594
  • ER707-M2
    • 1.3.1 Build 20251009 Rel.67687
  • ER7206
    • 2.2.2 Build 20250724 Rel.11109
  • ER605
    • 2.3.1 Build 20251015 Rel.78291
  • ER706W
    • 1.2.1 Build 20250821 Rel.80909
  • ER706W-4G
    • 1.2.1 Build 20250821 Rel.82492
  • ER7212PC
    • 2.1.3 Build 20251016 Rel.82571
  • G36
    • 1.1.4 Build 20251015 Rel.84206
  • G611
    • 1.2.2 Build 20251017 Rel.45512
  • FR365
    • 1.1.10 Build 20250626 Rel.81746
  • FR205
    • 1.0.3 Build 20251016 Rel.61376
  • FR307-M2
    • 1.2.5 Build 20251015 Rel.76743

これらの製品をお持ちの方は、脆弱性を修正するために上記バージョン(以降)へとファームウェアアップデートを行うよう、TP-Linkは呼びかけています。

Posted by にっち