CPU,オーバークロック

Skylake世代からBCLK OCがやりやすくなったので、Xeonだとどんなもんなんだろうと思い調べてみたら、中国語圏でASRock E3V5 Performance Gaming/OCを使ってXeon E-3 1230v5(3.4GHz/4C8T)のOCをされている方がいました。

液晶モニタ,液晶モニタOC

「IPS21.5型のFHDで74Hzモニタだって!?そんなのいつの間に出たんだ!?」

ガッカリさせてごめんなさいOCです。購入したモニタはLGの22MP57VQ-Pになります。1920x1080@60Hzが定格になります。ということ軽くレビュー。

OC後、数値上は74Hzでもパネルの駆動は60Hzだった、なんてこともなく、OCの成否確認動画で見たところしっかり74Hz駆動していました。OCはHDMI接続で行いました。75Hzにすると規格的に無理云々な表示がされてダメでした。

画質に関しては特筆する部分はなくAH-IPSです。応答速度に関しては、このモニタでゲームをやっていないのでなんともですが、動画を見た限りでは特に違和感はありませんでした。

ここまでは割と良い印象でしたが、個人的に最大の欠点と感じたのが「ガワ」。くっそチャチいです。ペランペランです/(^o^)\

ちょっと固めのVESAアームやスタンド等に設置して、上下の角度を変えようものなら、なんか、こう、曲がります。ガワが。パネルは曲がりませんが、ちょっと力を入れて動かそうとしたら、ペキッと逝ってしまうんじゃないかと不安になるペラさ。頻繁に動かす使い方にはオススメできません。固定使用であれば問題はないと思います。

ゲーミングモニタに勝てる要素は全然ありませんが、どうしても21.5インチのサイズに拘りがあって、少しでも高リフレッシュレートのIPSモニタが欲しい人には良いかもしれません。お安いですし。

ただ、言うまでもなくOCは自己責任のため、壊れても泣かない覚悟を完了してからどうぞ。また、OCには個体差があるため、どこまで上がるかは運次第でございます。

以下、余談。

ドット抜け、当たりました。1101Hからの流れだと、初期不良分を除けば3連続ドット抜けです。ドスパラの言うようにドット抜けは100台に1台の確率だとすれば、1/1000000の確率を引いていることになります。ロト6でいうと2等が当選しています。1500万円です。やったー!!

…。

む、むなしい…

あと、この3連続ドット抜けは全て黒点でした。輝点よりも黒点の方が発生率が高いんですかね…。ドット抜け交換保証に入っていたので、交換した2台目はオールクリアでした。これで通算「ドット抜け無し7:有4」から「ドット抜け無し8:有5」になりました。これは酷い。

関連記事
【モニタ】 IPS/FHD@60HzモニタのOC情報
【OC】 ディスプレイのOCが成功しているか確認方法
【OC】 あなたのディスプレイ、オーバークロックが出来ます、出来ないかも

液晶モニタ,液晶モニタOC

24時間点灯を前提にした、安価で使い捨てができるIPSの1920x1080解像度モニタを検索中。どうせならリフレッシュレートのOCが効くものはないものかと、70Hz以上のOC報告のあるIPS/FHDモニタを調べて参りました。

情報源は「それっぽい記載がある」というだけで、パネル側も問題なくそのリフレッシュレートで駆動しているという確証はありません。(例えばですが、表示上は75Hzになっていても、パネルの駆動は60Hzなんて場合もあります)

以下、軽くぐぐって調べたリストになります。

ASUS VX239H @74Hz (23インチ)
<情報源>
https://www.twitch.tv/protein_as

ASUS MX239H @74Hz (23インチ)
<情報源>
https://buyon.ru/782710/asus-mx239h-23-serebristyy-hdmi/

LG 23MP55 @74Hz (23インチ)
<情報源>
http://adrenaline.uol.com.br/forum/threads/monitor-lg-ips-23-full-hd-23mp55.530023/page-38

DELL P2414H @72Hz (23.8インチ)
<情報源>
http://www.overclock.net/t/1478612/dell-u2414h-overclocking

今でも日本国内で購入できるモニタだけに絞りましたが、思った以上に報告が少なかった感。いやまぁ、そりゃ、ね、高リフレッシュレート目的なら普通にゲーミングモニタ買いますよね…

21.5インチの情報が欲しかったのですが、見つからず深い悲しみに包まれました。

お使いのモニタが上記リストにあった場合、試してみるのも良いかもしれませんが、OC行為は言うまでもなく破損の危険性がありますので覚悟完了してからどうぞ。あと、モニタのOCにも個体差があります。上記の報告通りのHzで動くとは限りません。

関連記事
【OC】 ディスプレイのOCが成功しているか確認方法
【OC】 あなたのディスプレイ、オーバークロックが出来ます、出来ないかも

CPU,オーバークロック

CPUのOCというと倍率と電圧をいじった設定が実にお手軽且つ簡単に行えます。もっと煮詰めるなら他にも色々と設定項目がありますが、この記事ではパス。

この記事はOC初心者向けの内容になります。OCガチ勢の方や中級者以上の方には釈迦に説法となりますため、果てしなくお時間の無駄にございます。

ストレステストや動画エンコード、CPU使用率がバリバリのゲームなど、高負荷時になるとCPUの電圧が低くなる場合があります。何も問題がなければ良いのですが、もし、電圧が低くなることを起因として不安定な状況になった場合、高負荷時だけお手軽に電圧を盛る設定があります。

タイトルにも出ていますが「CPU Load-Line Calibration」でございます。

この設定項目はマザーボードによって%表記だったり、Level表記だったりと、表記は異なりますが、この部分で高負荷時の電圧を盛れば嘘みたいに安定する場合があります。

注意事項は、高負荷時に電圧が盛られるため、当然温度は上昇いたします。また、「CPU Load-Line Calibration」で高負荷時だけ電圧を盛るより、普通に「CPU Voltage」を上げた方が良い場合もあります。こればっかりはCPUの個体差のため石次第。

これからOCにチャレンジされる方は「高負荷時だけ電圧を盛る設定もある」ということを是非覚えておいていただければ、より安定した環境構築の役に立つかもしれません。

最後に注意事項です。電圧を盛りすぎたりクロックを上げすぎたりすると破損の可能性があります。OCの際は温度に注意しながら(目安として最高負荷時に90度以下を推奨)、電圧とクロックは少しずつ盛って慎重に試していきましょう。また、Skylake世代ではPrime95を回したら破損したという報告もあるため、ストレスソフト選びにもご注意くださいませ。

CPU,オーバークロック

前回のあらすじ。液体窒素先生でi3を4.67GHzにBCLK OC。

240mmラジの簡易水冷を使って、どれくらいまで現実的なBCLK OCが可能かという検証が海外で公開されました。

i3-6100 (デフォルト3.7GHz)
4.8GHzまで上げることが出来たものの安定せず。1.33Vの4.501GHzで安定。

i5-6400 (デフォルト2.7GHz)
4.7GHzまで上げることが出来たもののBSoD。1.38V(SSの表示はおかしい模様)の4.493GHzで安定。

思った以上に回った模様。

これらの結果は起動だけの一発芸ではなく


(画像クリックで拡大)

ゲームの稼動も文字通りに「安定」していたようです。

ただ、いくつかのデメリットもあります。

・iGPUが上手く動かない
・ターボブーストが機能しない
・C-Stateが上手く動作しない
・いくつかのベンチマークでAVX命令は性能低下
・HWiNFOを除きほとんどのモニタリングソフトで温度が取得出来ない

といった問題点があり、デメリットはあるものの無茶をしなければ常用も出来そうで、これは中々遊べそうですね。

2016/02/06追記
Intelの圧力で最新BIOSではK無しOCが出来なくなった模様。

ソース
PCLab.pl
Podkręcanie zablokowanych procesorów Skylake na płytach Z170

液晶モニタ,液晶モニタOC

右下のOSDに注目、本来対応していない数値が変動しております。MG279QのFreeSync範囲は35-90Hz、なのにこれはどういうことかと申しますと、MG279QでFreeSync範囲を57-144Hzに変更させる方法が海外勢によって発見されました。ぱねぇ!

普段から60FPSを下回らせないような設定でゲームをプレイされている方には、めちゃめちゃありがたい裏技ではないでしょうか。

で、これの具体的なやり方ですが、下記のサイトをご参照くださいませ。

Nils Schimmelmann's Blog
Extending the ASUS MG279Q FreeSync range

こちらのサイトはEnglishですが、割と綺麗にGoogle先生が翻訳してくれますので、Englishが苦手な方でも分かると思います。Google翻訳を通したリンクは↓へどうぞ。

Nils Schimmelmann's Blog (Google翻訳を通したリンク)
Extending the ASUS MG279Q FreeSync range

(※:上記ページにあるツールのどれかに 「このソフトもセットで如何ですか」 系のインストーラがある模様。拒否しましょう)

しかし、懸念もあります。何故、ASUSはデフォルトで出来ないようにしているのか。問題なく57-144Hzが使えるのであれば、その設定項目も用意しておいた方がマーケティングとしてはプラスのはず。つまり、57-144Hzという設定は、MG279Qで使用すると基板の発熱増加等、何かしらどこかに負荷が掛かるものと思われます。

無いとは思いますが、他に可能性があるとすれば、ASUSが面倒くさがったとか、ASUSもこの液晶パネルで57-144HzのFreeSyncが使えることを知らなかったとか……そんなまさか……ね……。

何にしても、OCや改造は自己責任です。壊れても泣かない覚悟が必要です。チャレンジの際はしっかり覚悟完了してからどうぞ。

備考
使用者様いわく、100FPSを超えた辺りからFreeSync効果が分かり辛く、45-120Hzの設定が良い感じだったそうです。また、ディスプレイ3枚構成だと、左右だけ144Hz固定になったそうです。

雑記

・Star Wars BattlefrontのCPUベンチマーク


(ソース:STAR WARS Battlefront тест GPU)

GPU使用率99%未満のCPUボトルネック状態(1920x1080の50%設定)で検証とのこと。

ざっと見た限り8スレッドまでしか上手く使えないご様子。4770Kと5960Xがこの差なら、定格だとクロック高めの4790Kや6700Kの方が高フレームが出そうですね。

ソース元にGPUベンチマークもありますが軽そうな場面で検証しているので、GPUベンチマークはこっちのポーランドソースの方が参考になると思います。

・Intelロードマップ (画像クリックで拡大)

(ソース:Intel Core i7 "Broadwell-E" to Launch in Q2-2016)

↑こんな感じのご様子。

・AMDの水冷GPUがドスパラで税込85,980円。よく見ると…

「お、安くなったじゃん、980TiのOCモデルが89000円くらいだから、妥当なお値段だよね」なんて思ったものの、よく見たら「FURY PRO」との記載が。すなわちFury無印(not Fury X)だった。パッと見、Fury Xだと思った。

そういえばFury無印の水冷版なんてのが出るって話があったなぁと思いつつも、これのSPアンロックをすれば見た目も中身も限りなくFury Xに近いFury X0.9になりそうっすね。0.9て。

・AMD向けOCツール

HBM、各種クロック、電圧、Fiji、3xxシリーズに対応したOCツールをSapphireが公開した模様。ダウンロードは下記アドレスからどうぞ。

SAPPHIRE TriXX
http://www.sapphiretech.com/catapage_tech.asp?cataid=291&lang=eng

・R9 380Xのデフォルトスペック
4
(ソース:AMD launches Radeon R9 380X)

↑で確定の模様。

液晶モニタ


ザックリ翻訳
Acer Predator Z35は144Hzモニタですが、Acerいわく200HzまでOCが可能(全てのパネルで可能なのか、保証はどうなるのかについては未回答)と主張しています。

(ソース:Acer unveils 35'' curved ultra-wide display with G-Sync, 200Hz refresh rate)


200Hzってとんでもない数字っすね。実際に200FPSを出そうとなると、数年以上前のゲームであったり、めちゃめちゃ画質設定を下げたり、2Way以上が必要になってきそうですが浪漫があります。

 ただ、近年のゲームだと先にCPUボトルネックにやられてどうあがいても不可能な場合も。

ところでモニタのOCはどんなモニタでも可能です。ただし成功するとは言っていない。GeForceでのやり方は下記の記事をご参照くださいませ。 (RADEONは持っていないのでわかりまてん)

【OC】 あなたのディスプレイ、オーバークロックが出来ます、出来ないかも
【OC】 ディスプレイのOCが成功しているか確認方法

2016/01/09追記
詳細レビューが公開されました。

CPU,オーバークロック

↑は5775Cの殻割り画像、グリスバーガーだったそうです。

前回のあらすじ。


Kit Guru
Broadwellのロック解除版はかなり高いクロックレートで実行することができます
WCCF TECH
Broadwellのオーバークロックは比較的容易に可能であることを示している
管理人
メディアの記事を鵜呑みにして期待しない方がいい


ということで、5775CのOC関連情報を検索範囲1週間に絞って漁ってきました全然HITしない
海外サイトで3件HITしたのでざっくり翻訳。

 


MAXIMUM PC
4.3GHzで不安定になったわ
eL chapuzas informatico
4.3GHzでクラッシュした
overclock.net
MicroCat:↓4.5Ghz@1.437vで起動してるSS… (画像クリックで拡大)

Serandur:↑くそすぎわろた


ういーっす、お疲れー。

ソース
遊民星空
Intel Broadwell开盖赏析
MAXIMUM PC
Intel Core i7-5775C and Overclocking
eL chapuzas informatico
Review: Intel Core i7-5775C
overclock.net
[Various] Intel i7-5775C / i5-5675C Broadwell reviews - Page 25

CPU,オーバークロック

上記画像のようにBroadwell 5775Cで空冷5GHzを達成できたようです。紹介しているKit GuruとWCCF TECHをざっくり翻訳。

-----------------------------------------------------------
Kit Guru
Broadwellのロック解除版はかなり高いクロックレートで実行することができます。
WCCF TECH
Broadwellのオーバークロックは比較的容易に可能であることを示している。
-----------------------------------------------------------

と、2つのメディアは紹介しています。セットアップは↓のご様子。

ところで4790K発売前の騒ぎを覚えているでしょうか、それともそのときはOCなんて興味無しでしたでしょうか。今から約1年前、Devil's Canyonの発売を前にして、下記のような情報が公開されました。

4Gamer
(2014/06/04)
Core i7-4790K搭載のデモ機では4コアすべてが4.8GHzで安定動作していた
PC WATCH (2014/06/04)
4790K HT有り4コアについては、空冷/液冷でMSIが5,498.72MHzを達成

瞬間的、もしくは低負荷時に高クロックを達成出来ても、ゲームをやる上でもっとも重要な「高負荷中にどれだけ安定して維持出来るか」という部分を何故か気にしない一部の人達が騒いでおりました。

わかっている方には耳にタコでしょうが、OCはCPUのアタリハズレ、マザーボードの耐性等、様々なものが影響してきます。片や4.3GHzが限界、片や4.8GHzでゲームプレイにも支障なし、こういったことがザラなのがOCの世界。

つまり何が言いたいかというと、メディアの記事を鵜呑みにして期待しない方がいい、と管理人は思います。

6/20追記
海外のOCレビュー翻訳を書きました。

ソース
Kit Guru
Intel Core i7-5775C ‘Broadwell’ overclocked to 5GHz with air cooling
WCCF TECH
Broadwell Overclocked To 5 GHz on Air

CPU,オーバークロック

axtu

限界突破ボタン、男のロマンですよね。車にニトロスイッチとか。

G-TuneのMASTERPIECE i1460シリーズがPC本体にOCスイッチを搭載しています。
オーバークロックスイッチをアクセス性に優れたフロントに配置

こういうのワクワクします。このOCスイッチですが、お手持ちのPCで、尚且つキーボードに実装してみましょう。

それでは、お手持ちのASRockマザーボードに付属しているDVDから、マザーボードいじくりツールのAXTUをインストールしてください。

はい、管理人氏、ASRockのマザーしか持っていないので他社製品はわかりまてん。ごめんなさい。他社のマザーでもWindows上から電圧やらクロックやらをいじくれるツールが付属しているんじゃないでしょうか。

この記事はASRockマザー使いでOCスイッチをキーボードに実装したい人向けとなっております。どんだけ状況が限定されているのかと。

で、AXTUをインストールされましたでしょうか、あとはOrverclockingの項目から適当にOC設定して、HOT KEYにキーボードを割り当てれば完了です。これでキーボードにOCスイッチが実装されたぞ!完!

と、ここで終了したらただのマニュアルなので、もう少し突っ込んでいきます。

普段使わないキーでも、1キーだけだと誤って押してしまったり、お猫様に押されてしまったりでいつの間にかクロックが変わっていた、なんてことがあるかもしれません。あるのかなぁ。いや、ある。SHIFT + ナニカみたいに2キーでの組み合わせだと安心です。

次にこのAXTU最大の罠があります、抱き合わせで入ってくるXFast RAM、こいつです。ただのRAMディスク作成ソフトなのですが、くっそ低機能なのでアンインストールしましょう。(XFast RAMだけ個別でアンインストールが出来ます)

こいつが入っていると、再起動するたびにTempフォルダがデフォルトのフォルダになります。細かく説明すると、Tempフォルダはデフォルトのフォルダで使うか、XFast RAM上に置くかの2択になります。

↓の質問者のような感じになります。
Windows7で環境変数が再起動の度に戻る

たぶん、この質問者、XFast RAMが原因なんじゃなかろうかと思います。管理人もTempフォルダは移動しているので、この質問者と同じ悩みを抱えておりました。原因の特定まで半年以上掛かりました…

原因を特定したときの管理人の気持ち。

※管理人が使っているVerは古いです。最新版はXFast RAM問題も解決しているかも。
※Z97からはA-TuningのOC Tweakerタブになります。
インテル純正OCソフトなんてのも存在します。HOT KEYを設定できるかは不明。

オーバークロック,雑記

先日、海外で行われたOCイベントの様子が公開されてます。

MSI OC Academy Sub-Zero Overclocking Event

あめりか語ですが、写真を見るだけでもおもしろいです。
5960Xを5.4GHzでぶん回したとか。

液体窒素の世界についてはよくわからないけど

どうしてこうなった。
TITAN Xさん4枚だそうです、あわわ。