悲報。Arrow Lake Refreshさん、クロックのみ向上とのリーク。NPUのアップグレードは無しでCopilot+ PCには非対応か
Intel Arrow Lake Refreshについて新たな情報が入ってきました。残念ながら悪い知らせです。
確度の高いリークで定評のあるハードウェアリーカー、Jaykihn氏は以下のように述べています。
Arrow Lake-S Refresh (ARL-S Refresh)とArrow Lake-HX Refresh (ARL-HX Refresh)のNPUは、(既存モデルから)変更されません。 これは約1年前の情報と矛盾しています。 ― Jaykihn |
Arrow LakeデスクトップCPU (Core Ultra 200Sシリーズ)のリフレッシュモデルとなるArrow Lake Refresh (Arrow Lake-S Refresh)は、かねてより動作クロックの向上と、NPUのアップグレードが噂されていました。
既存のArrow Lakeは、13TOPSのNPU3が採用されており、Copilot+ PC (NPU性能40TOPS以上)に準拠していないため、Windows11のCopilot+ PC専用AI機能を利用できませんが、Arrow Lake Refreshでは最大48TOPSのNPU4へとアップグレードされ、Copilot+ PCに準拠するといわれていました。
しかし、今回のJaykihn氏のリークによると、Arrow Lake RefreshでNPUは変更されないとのこと。NPU4へとアップグレードされることなく、継続してNPU3が使用される模様です。つまり、引き続き、Copilot+ PCには準拠せず、Copilot+ PC専用AI機能を利用できないことを意味します。
さらに言うなら、Arrow Lake Refreshは動作クロックの向上だけに留まることになります。(まぁこの辺についてはこれまでのRefreshモデル通りではありますが)
今回のリークが本当なら、IntelのデスクトップPC環境でもCopilot+ PC専用AI機能を使ってみたいと思っていた人には残念なお知らせですね。